こんばんは!講師の大場です。
先日、京都旅行に行ってきました。高校の修学旅行以来だったこともあり、久しぶりの京都観光を楽しめました。
具体的にどこに行ってきたかというと、
・金閣寺
・嵐山
・藤森神社
・京都競馬場
・二条城
・清水寺
などです。
その中でも、金閣寺といえば三島由紀夫『金閣寺』が有名ということで、今回の旅行を機に読んでみました。
三島由紀夫は、第二次戦後派を代表する作家で、『金閣寺』をはじめ『仮面の告白』や『憂国』などの作品が有名です。晩年は政治的な傾向を強め、国内の政治活動や文学界に大きな影響を与えました。
中高生の中には、三島の作品を授業で読んだり、学んだりしたことがある人もいるかもしれません。
『金閣寺』は、金閣寺の美に憑かれた学僧が金閣寺を放火するまでの経緯を綴った物語です。
文体が修辞的で高級に感じられ、各章ごとにオチがわかりやすく、硬派な語りでありながらも読みやすい作品でした。面白かったです!!
この作品を貫くテーマの一つとして、世界を変えるのは認識か行為かという対立があります。主人公は、最終的に行為によって世界を変えることを選択しました。
このことから中高生に向けて教訓めいたことをいうとしたら、「勉強でつまづいてもクヨクヨ頭の中で悩まずに、まず手を動かす」でしょうか、、、
小説から教訓を得ようと思っているわけではありませんが、意外と普段の日常にも通じることがあるかもしれませんね。
京都旅行も楽しかったですが、読書も楽しかったです!
勉強に疲れたら、本を読んでみるのも一つだと思います。今年の夏は暑いので、たまには涼しい部屋で読書をしてみては!
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