こんにちは!
講師日記を担当する谷口です

そして、ごめんなさい。題名の御仁がいるかいないか僕もわかりません!
でも、最近は学校の歴史教科書からその名前が消えかけているとか…。

皆さんもご存じの通り、『十七条の憲法』といえば聖徳太子です。かつては一万円札の肖像画にもなっていましたよね。

ところで、『十七条の憲法』を実際に読んだことはありますか?「憲法」って聞くと難しそうに感じますよね。私も学生の頃はそんな風に思っていました。ちなみに、読んでも試験にはあまり役立ちませんが、日常生活には大いに役立ちますよ!

『十七条の憲法』の有名な部分といえば「以和為貴」ですが、実際の内容はもっと幅広いんです。ちょっとだけ簡単にご紹介しますね。

【十七条の憲法をちょい見】

・世の中に人格者は少ないから、相手を敬って議論しよう。
・上の人が礼儀をわきまえないと、下の人も乱れちゃう。
・人の心はそれぞれだから、違っても怒らないで。
・物事は適任者がやってこそ成し遂げられる。
・人をうらやんでもいいことないよ。
・大事なことは独断せず、みんなと話し合って決めよう。


これが1400年前の社会で言われていたと思うと民主主義的な発想に驚くわけです
特に「大事なことはみんなと話し合って決めよう」なんて、、
世界史を勉強すると、違和感を持つところです。
明治時代の五箇条の御誓文でも「万機公論に決すべし」とほぼ同じことが言われていますし、日本の偉人たちは本当は先進的だったのかもしれませんね。

暗記や背景の理解も大切ですが、別の角度から見るといろいろ学びがあります!


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