こんにちは。
塾長の川口です。
先日は英検がありましたね。
受験された方、手ごたえはいかがでしたでしょうか。
英検は、単語力で出来具合が大きく左右されるところがあります。
単語を知らないと、空欄補充も長文もチンプンカンプン、リスニングの聞き取りも難しいです。
そこで今回は、3冊の英検単語帳の紹介とメリット・デメリットを説明します。
どれを選んでよいのか分からないという方の参考になれば幸いです。
① 英検単語帳「文で覚える単熟語(旺文社)」
お勧めの単語帳はズバリ「文で覚える単熟語」(旺文社)です。
本のタイトルの通り、文章の中で単語を覚えるというもの。
ちなみに、英検5級と4級は「(絵)で覚える単熟語」というタイトルで、文ではなく絵になります。
見開き2ページの構成で、左側に英文と日本語訳、右側に覚えるべき単語が並べられています。
メリットは、ストーリーの中で単語を覚えるので定着しやすいです。
1つ1つの単語を丸暗記するよりも、ストーリーの中で関連付けて覚える方が記憶に残りやすいです。
また、英文を音読することで長文対策ができますし、音源を使えばリスニング対策にもなります。
デメリットは、英検に出題される頻度の順番で(出る順で)A・B・Cとランクづけされていません。
なので、「出る頻度の高い単語だけを覚えたい」という方には向きません。
②英検単語帳「出る順で最短合格!単熟語」(ジャパンタイムズ社)
次にお勧めの単語帳は、「出る順で最短合格!単熟語」(ジャパンタイムズ社)です。
こちらは、ストーリーではなく、単語1個で1文で覚えるものです。
見開き2ページの構成で、左側に英単語とその日本語、右側に英単語を使った例文とその日本語訳が表示されていて、見やすいです。
メリットは、長文ではなく1単語=1文なので、負荷が軽い。
その上、その単語が英文の中でどのように使われているのかを知ることもできます。
さらに、英検でよく出る順番にA・B・Cとランク付けされているため、「英単語を覚えるのが苦手!」「時間がない!」いう場合には「Aランクだけ覚える」という覚え方ができます。
ちなみに私は、この「出る順で最短合格!単熟語」を使って英検1級を勉強しました。
毎日のすき間時間を利用して、電車の中で覚えることを日課にしました。
③英検単語帳「出る順パス単」(旺文社)
長年のベストセラー「出る順パス単」(旺文社)です。
メリットは、出る順ごとにA・B・Cとランク付けされているため、「出る度Aだけ覚えよう」という覚え方ができます。
英単語と日本語が大きな文字で書かれたレイアウトなので、(英単語=日本語)で覚えたい方に向いています。
英文フレーズと日本語が書かれていますが、文字が小さく読みにくいです。
そのため、文で単語を覚えていきたい方には、不向きです。
単語とその日本語訳だけの覚え方は、短期記憶はできますが、長期記憶に残りにくいです。
「出る順パス単」を使っていて「単語がなかなか覚えられない」という方は、「文で覚える単熟語(旺文社)」もしくは「出る順で最短合格!単熟語(ジャパンタイムズ社)」をお勧めします。
次回の英検は1月です!
1月の英検に向けて、頑張りましょう✏️
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