こんにちは、塾長です。

今回は多くの私立大学、国公立大学の入試で活用が進んでいる「英検」についてお話します。

 

皆さんの中には、


「英検は取っておいて損はない資格」

 

「できれば取りたいが、受験にどこまで影響するのか分からない」

 

と感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

 

確かに、かつての英検は「あると少しプラスになる資格」という位置づけでした。

 

しかし現在、英検の価値は大きく変わっています。

英検を取得していることで

 

・一般入試で加点

 

・英語の試験が免除

 

といったケースが珍しくなくなってきました。


さらに、総合型選抜(旧AO入試)では、英検が出願資格として求められる大学・学部も増えています。

例えば、GMARCHでは目安として次のような基準が設定されていることが多くあります。

・文系学部志望なら準1級以上

・理系学部志望なら2級以上

こうした基準を満たすことで、出願できる大学の選択肢が広がり、合否判定でも有利になります。


今回は、

・高1・高2で英検を取得するメリット

・英検の勉強法のポイント

この2点を中心にお伝えします。

 

高1・高2で英検を取得するメリット

英検は高3の受験直前に慌てて対策するよりも、高1・高2のうちに取得しておくのが理想的です。

理由は次の3つです。

①高3で受験勉強に集中できる

②英語の基礎力が固まり、学校の定期テストや模試にも強くなる

③総合型選抜の出願資格を早めにクリアできる

特に高2の秋〜冬に準1級、または2級を取っておくと、高3の春以降は受験勉強に余裕をもって取り組めます。

 

英検の勉強法のポイント

英検対策で大切なのは、「いきなり過去問を解く前に、しっかりした土台を作る」ことです。

その土台となるのが単語力

そして、得点を伸ばしやすい分野から順に進めていくと効率的です。

 

1. 語彙力アップが最優先

英検対策の出発点は、何よりも語彙力の強化です。

 

単語帳は、「でる順パス単」や「パス単」などをおすすめしています。

単語を覚えるときは、ただ眺めるだけでなく、

・声に出して読む

・例文の中で使ってみる

の2つを意識すると、記憶の定着が格段によくなります。

 

2. リスニングは毎日5〜10分でも継続

リスニングは、英検の中でも比較的取り組みやすい分野です。

 

というのも、
 

受験級よりも易しめの単語・表現が使われていることが多く、「単語が分からなくて聞けない」という壁にぶつかりにくいからです。

 

教材は、「過去問の音声」を使います。

大事なのは毎日英語を耳に入れる習慣をつけること。

通学中や寝る前など、短時間でも続けることで聞き取れる音が増えていきます。

 

3. ライティング・スピーキングはテンプレートで慣れる

ライティングとスピーキングは、実は対策次第で高得点を狙いやすい分野です。

ライティングでは「意見+理由2つ+まとめ」という型を使って、書く練習を繰り返しましょう。

スピーキングは、過去問を使って話す練習を繰り返すだけでも十分です。

 

4. リーディングは「問題を先に読む」

長文を読むときは、最初に設問を読んでから本文を読むようにしましょう。

どの部分を探せばよいか目星がつくため、効率的に答えを見つける練習になります。

 

効果的な学習の順序

英検対策は、「単語」と並行して「リスニング・ライティング→スピーキング→リーディング」の順に取り組むと効率的です。

高1・高2のうちに勉強の習慣をつけておけば、受験期には英語が得点源になります。

 

まとめ

英検は「取っておいて損はない」から、「取らないと不利になる」資格へと変わりました。

特に高1・高2のうちに目標級を取っておくことが、大学入試での大きなアドバンテージになります。
 
学年・目標に合わせて、早めの対策を進めていきましょう。
 
 
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こんにちは。講師の櫻井です。
12月も中旬に入り、ぐっと寒さが増してきましたね。体調を崩しやすい時期ですので、みなさんもどうかお気をつけください。

さて本日は、少し不思議な生き物「グラスフロッグ」についてご紹介します。

グラスフロッグとは、透明な体と半透明の皮膚を持つカエルです。
透明な生き物というと、クラゲを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実はカエルにもいるのです。

その中でも特に有名なのが 「フライシュマンアマガエルモドキ」
ぷるんとした見た目から 「グミガエル」 とも呼ばれており、中南米の森林に生息しています。日本ではあまり馴染みがありませんね。

体長はわずか 2〜3cm。指先にちょこんと乗るほどのかわいらしいサイズで、夜行性。コオロギやショウジョウバエなどの小さな虫を食べて暮らしています。

グミガエルが透明に見える理由は、眠るときの特別な体の使い方にあります。

なんとこのカエル、
眠るときに 赤血球の約89%を肝臓の中の袋に隠してしまうのです。

赤血球は光をよく遮るため、体中を流れているとどうしても赤っぽく見えてしまいます。
しかし大部分の赤血球が肝臓にしまわれてしまうと、体の中を光が通りやすくなり、お腹側がガラスのように透明に見えるのです。

実際、寝ているグミガエルを見ると
心臓や肝臓がはっきり観察できるほどに透けています。

こうして透明になることで葉っぱの上でも目立ちにくくなり、捕食者から身を守ることができるのです。まさに“透明マント”のような生存戦略ですね。

生物の本質は生き残ること、種を残すことだと思います。その目的のために様々な進化がされており、そこが生物学の興味深いところだと私は思います!

体調に気を付け、12月も引き続き頑張っていきましょう!

 

 

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