前回のブログでは、面接試験で下記の質問をすることで、ある程度職場の人間関係が予測できるとお伝えしました。
■適職の見つけ方 その6職場の人間関係は調和が保たれており、組織として機能していること

このブログでは、

Q1「社員の年齢構成を教えてください」

Q2「社員の男女比率を教えてください」

Q3「異動や業務の配置変えなどは、定期的におこなわれていますか」


この3つの質問をすることを紹介しています。

 

これにより、社員の年齢構成や男女比率を把握する。

そして、定期的に配置転換やローテーションがおこなわれているか確認する。

これだけでも、内情をかなり把握することができます。

最後は『自分の目で確かめること』で終わりましたので、今日はその続きになります。

 

 

 


それは、面接試験の最後に「実際にどのような仕事なのか確認したいので、見学をさせて頂けませんか」と、申し出ることです。

これには2つのメリットがあります。

1つめのメリットは、実際の仕事内容や職場環境が確認できること。

求人票にも仕事内容が記載されていますが、スペースの制約もあり、
実際の仕事をすべて記載することはできません。

また、職場環境も言葉で表現するのは難しいでしょう。

だから自分の目で確認すると判断できますね。

ここで、クライエントさんの実例をご紹介します。

その方は、【スーパーマーケットの惣菜売場】の求人に応募しました。

 

 

 


面接試験が順調に進み、クライエントさんも「ここで働きたい」という思いを強くしました。

そこで、面接試験の最後に職場見学を申し出て、実際に惣菜を作る調理場の見学をさせて頂きました。


実は、そのクライエントさんは、油の匂いが苦手です。

そのため、天ぷらや唐揚げを作ると、気持ち悪くなってしまいます。


実際の調理場を見学させて頂くと・・・

清掃は行き届いており、清潔感のある調理場だったのですが、換気が悪いのか「油の匂い」が充満しています。

調理場に入り3分くらいで、ムカムカしてきました。

そこで
「私が採用させて頂いたらなにを担当するのですか」と質問しました。

採用担当者から
「最終的には全部作れる様になって頂きますが、最初は簡単な揚げ物を担当して頂きます」と説明を受けました。

その後、再度面接会場に戻り、そこで事情をお伝えして辞退されました。

このように、実際に職場環境を確認しないとわからないことがあります。

 

 



2めのメリットは、ズバリ人間関係の確認です。

働いている人の表情や行動を見ていると、雰囲気がつかめます。

 

 

 

これも、実際に自分の目で見ないとわかりませんね。

そのため、面接試験の最後に、ぜひ職場見学をさせて頂きましょう。


なお、注意点があります。

それは、採用担当者が、あなたの面接試験のすぐ後に別件の予定が入っている場合。

そのため、職場見学をしている時間が取れません。

そのようなときは、別の日に改めて見学させて頂きましょう。


仕事内容と職場環境、そして働いている人の表情や雰囲気を、自分の目で確かめる。

ここまで確認すれば安心できますね。
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