ネコさん集会


前後の記憶については完全に不明なのですが ...

夢の中で「ネコさんの集会に参加」していました。

ネコさん達がみんなで集会を開く理由については、
未だ科学的に解明はされてはいません。

が、それでも世界中の動物学者たちの研究により
幾つかの仮説が立てられています。



仮説① 顔合わせ      :お見合い・合コン・新入生歓迎会

仮説② 近況報告      :出産報告・縄張り内の現状確認・シニアの生存確認

仮説③ 近所付き合い    :敵味方の確認・関係強化・問題共有

仮説④ 子猫の社会化の勉強 :育児教育/生後3ヶ月頃までに実施

仮説⑤ 偶然集まった    :居心地の良い場所を求めた結果の偶然



 夢の中の出来事に対して論理性など求めることに
 微塵も意味はありませんが ...

 色々な種類のネコさんの集会の中に胡坐をかいて
 座っている自分がいましたが、人間語(日本語)と
 猫語が入り混じる集会だったのでした ...



目覚めた以降の記憶の隅に残っているものを搔き集めてみると、この時のネコさん集会の目的は「近況報告」で、最近は四季の姿が変わりつつあり、体調管理に留意してな ... 的なことを話していたような ...


虹の橋を渡り、いまは天に暮らすことになった4人の子供たちのなかで、末っ子で一番最後まで一緒に過ごしてくれた子がエスコートして集会に引き連れて行ってくれて一緒に参加をしたのですが、家で暮らしている時はいつまでも子供だなぁと無邪気さに笑みがこぼれ続けていたのですが、集会での彼の立ち居振る舞いは、肩肘はらずも妙に凛々しく、場を仕切るというより参加者全員の話しを引き出して輪を作る完全なファシリテーター役をこなしていて、しばらく会っていない間に随分と大人になったんだなぁ ... と不思議なくらいに感心をしていたことは、夢から覚めても忘れずにいたのでした。



夢の内容を直ぐに忘れてしまう理由


私たちはレム睡眠中に夢を見ますが、
通常、夢の内容は記憶として定着されず、
起床後すぐに忘れてしまいます。

このことからレム睡眠中に記憶を消去する
神経の存在が示唆されていましたが、
名古屋大学 環境医学研究所の研究グループにより、
脳のメラニン凝集ホルモン産生神経(MCH神経)が
レム睡眠中に記憶を消去していることが発見され、
明らかにされました。

これまで睡眠中の記憶の定着については
多くの研究がされている一方で、
消去についてはほとんど研究が進んでいませんでしたが、
この発見により、睡眠中の記憶制御の全体像の解明が期待され、さらに解明が進めば、心的外傷後ストレス障害(PTSD)において、その記憶を消去する治療への応用も期待されることに繋がるため、今後への期待が高まります。


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名古屋大学 プレスリリース
令和元年9月20日

浅い眠りで記憶が消去される仕組みを解明
なぜ夢は起きるとすぐに忘れてしまうのか




夢の姿

単独行動で生きているネコさんがみんなで
ネコ集会を行う理由は謎に包まれたまま
解明はされていません。

さらにいうなら ...
そんな謎のネコさん集会に人間が違和感なく
参加している理由も世界中の誰も解明することは出来ないようにも思ます ...


夢を見る理由は諸説ありますが、人間は普段の生活で起きた出来事や脳に蓄積したあらゆる情報を整理するために夢を見ると言われています。

脳内に溜まった過去の記憶や直近の記憶が結びつき、それらが睡眠時に処理をされ、その過程のなかでストーリーとなって映像化されたものが「夢」となります ...



愛息子が家族になってくれた時、
彼以外に父・母・姉役が3人いました。

それが時を経るなかで一人づつ虹の橋を渡ることになり、
彼の最期は、ネコさん仲間が周りにひとりもいない状況
の中でみんなの暮らす空の上へと旅立っていきました。

そんな彼の寂しさや哀しみを感じ取り、
忘れさせてあげるようなことは出来たのだろうか ...
いまでもずっと考え続けていることでもあります ...


ひょっとしたら愛息子は、寂しさから仲間を求め、ネコさん集会に参加したかったのではないのかと、起きて忘れる夢の欠片を集めながら思ったのでした。

それとも天国で家族のみんなと再会して、他の仲間とも一緒にネコさん集会に参加してるよと、会いたさに涙が込み上げる日々を安心させようとして夢で逢いに来てくれているのかと思ってみたりも ...

もっと単純に不出来な親もどきで勝手な自己正当化をしているだけの親バカで、彼に「大人になれ」とのエールのようなメッセージを伝えられているのかと思ってみたり・老い先短すぎて、今そのメッセージを貰ってもなぁと思ってもみたり ...





いつまでもずっと




経験の全ての記憶が定着し消去されないとしたなら、脳と心のキャパオーバーを起こし、狂い死にしてしまうように思います。

そこに意思・意識でコントロールは出来難いものではありますが、生存本能のひとつとして機能しているのかと思います。

夢や記憶の定着消去の研究状況を鑑みるなら、ネコさんの記憶状況はどうなのかはもっと謎なのかも知れません。


愛した4人の愛息子・愛娘たちのことは決して忘れはしないと思うのですが、彼等も同じく忘れずに思っていてくれるだろうかなどと妙に弱気な気持ちが思い浮かんだりもします。

そんなことを打ち消すために空に暮らす四人のなかから代表として愛息子が使者となり夢に登場し、言わずもがなのバカなこと考えてるんじゃねーよと、ネコさん集会に連れていってくれたのかも知れません。



つぎは、空の上に暮らす4人の家族のみんなが集まるネコさん集会に参加したいなぁなどと勝手なことを願いながら、またみんなのことを想うのでした。

夢の記憶は忘れるものだと言われても、あいたくて逢いたくて仕方のなかった子供たちのなかからやって来てくれた末っ子の姿を忘れる筈などありません。



愛は科学を凌駕する ... といってみたりして ...









笑顔の行方を見つめて

all written by careerwing  T.Yoshida@ponyo



素敵な笑顔溢れる1日でありますように!