世界最高峰の音楽オーディション番組「The Voice(ザ・ヴォイス)」
Youtube の番組のなかで、個人的に一番多く視聴しているのは、エミー賞を4度受賞した世界最高峰の音楽オーディション番組「The Voice(ザ・ヴォイス)」となる。
The Voice(ザ・ヴォイス)は、世界的に人気は高くても、個人的にどうしても好きになれない「Xファクター・アイドルシリーズ」に対抗するために製作されたという背景だけでも深く共感してしまうのだが、タイトルの「The Voice(ザ・ヴォイス)」の名の通り、参加者の「 歌声 」だけの出会いから全てがはじまる、「 歌手 」のみを発掘するオーディション番組となっている。
2010年にオランダで放送された「The Voice of Holland」が、The Voice(ザ・ヴォイス)のはじまりとされているが、いまでは完全に本家を凌駕して、世界各国開催の各The Voice(ザ・ヴォイス)が隆盛を占めている状況となっており、後述するが、ついに日本においても2023年4月から「The Voice Japan 」として、地上波・他にて全国放送が開始されるとのアナウンスが流れ、既にいまからワクワクしているのだ。
Youtube でオーディションの動画を見てみれば、規定された詳細のルールなどは分からなくても理屈無しに楽しむことが出来るのがThe Voice(ザ・ヴォイス)の素敵な特徴のひとつでもあると思うが、国・シーズンによって若干の違いがある場合もあれど、これまでの大まかな概要を綴り、日本での開始をより楽しめられるように備えられれば幸いと思い、分かる範囲でルール&その他の解説をしていきたいと思う。
「The Voice(ザ・ヴォイス)」のオーディションの流れ
オーディション全体の進行構成は、
①~④へと向かうステップを踏んで展開されていく。
①ブラインドオーディション
②バトルラウンド
③ノックアウト
④ライヴパフォーマンス
①~③までの各ブロックの勝者となり、最終ブロックとなる④ライヴパフォーマンスを勝ち抜いた最後の一人が「The Voice」の称号を手にするチャンスを与えられ、その称号を手にした優勝者には、レコーディング契約の権利が与えられ、正式なデビューを迎えることになる。
もうこの段階になると、参加者には既に相当な数のファンも付いており、楽曲を発表すればヒットが確約されているかの状況となっているのが常で、例えオーディションで敗者となってしまっても各ステップにおいて審査員&コーチに認められた参加者は、レコード会社からのデビューや Youtube での物凄い再生数を叩き出したりもしており、これらのことを裏返してみれば、番組の人気が伺えることになる。
審査員&コーチにおいては、自身の手で優勝者を輩出することが出来れば、リスペクトと共に相応のステータスを得ることに繋がるのは当然のことながら、以後において、本人との様々なコラボレーションや他案件のプロデュース等々のビジネス展開に繋がるため、Win - Win の関係性が成り立つものでもあるといえる。
参加応募 ~ 初回選考
正式な公開オーディションの実施の前段階として、
先ずは、応募ビデオの審査により、参加者の
絞り込み選考が行われ、これを通過した者のみが、
実際のオーディションに参加する権利を得られる
ことになる。
回顧シーン等の編集で挿入される初々しいこの時の
ビデオ動画を眺めるのも、ご本人の成長状況がよく
伺える貴重な情報ソースとして扱われてもいる。
① ブラインドオーディション
基本的に、4人の審査員&コーチ(実力のある著名な現役のシンガーが、①審査員 ②コーチとしての2つの役割を担って就任)によるオーディションとなるが、参加者の歌唱情報だけを頼りにして、興味を抱き、次のステップへ向けて(最終的には唯一の優勝者を目指して)、自らがコーチをしたいと判断した場合は、「指名」の意思をボタンを押して示し、参加者は指名を受けた審査員&コーチのなかから、自分自身がコーチを受けたい審査員を選べる権利を得ることとなる(※詳細は後述)。
審査員&コーチの指名の意思と参加者自身の誰にコーチをして欲しいのかとの想い(意志)とが相互に合意に至れば、参加者は審査員&コーチのチームに加わることになり、ここで直接的にコーチングを受けた後に次のオーディションの段階へと向かうことになる。
例え審査員&コーチの4人がコーチをしたいと指名の意思表示の判断をしても、参加者がコーチとして選べるのは一人だけとなるため、審査員&コーチは、選ぶだけではなく選ばれる側の立場にもなり、審査員間での種々の駆け引きも必要になることが生まれる(※詳細は後述)。
演奏・歌唱の開始 ... 審査員&コーチは、参加者が立つステージに対して完全に背を向けた後ろ向きの状態で椅子に座っており、どんな参加者が歌っているのか外見的な視覚情報は得られず、自己紹介やその他の予備情報も事前には一切与えられない中で、演奏・歌唱がはじまり、そこで聴こえる歌声だけを頼りとして、自分自身の手によるコーチング実施の希望判断(審査)を行うことになる。
ただし、オーディション会場には一般客としてオーディエンスが入っており、オーディエンスは通常のライブ・コンサートと同じく、参加者たる演者を視覚的にも聴覚的にもはじめから感じることが出来る状況になっているため、オーディエンスの反応状況が審査員&コーチの審査判断に影響を及ぼす場合も間々あることとなる。
審査員&コーチは、ステージに背を向けているが、オーディエンスに対しては、完全に向き合う位置関係となり、審査のジャッジをするまではステージの参加者を観ることは出来ないルールとなっており、指名の判断となるボタンを押すと椅子が回転し、はじめて参加者と対面することが適うこととなる。
ex.
●歌唱力はさほど高いとは感じられないのに
オーディエンスの高反応の謎はなんなんだ?
●スタンディングオベーションや涙の意味は?
●審査の判断結果に対して迷いがある時、
オーディエンスの反応を背中を押す手掛かり
として求めてみたり ... etc.
参加者の歌唱によるパフォーマンスが一番の基本コンテンツではあるが、審査員&コーチの判断に至る状況を同時に眺めることも番組の楽しさの醍醐味のひとつで、それは永遠のドラマがはじまるプロローグの姿であり、幾つもの人生が交差して織りなすタペストリーの縫いはじめの刻のようでもあるのだ。
審査員&コーチもオーディエンスも参加者の歌声以外の詳細な情報を知ることができるのは基本的に演奏後のインタビュータイムでとなる。
● 審査員自らがコーチをしたいと指名の判断をした場合 >>>
椅子に設置されているボタンを押すことで、参加者に対して後ろ向きだった椅子がステージに向かって回転し、はじめて参加者と対面することになる。
この時、椅子の土台部分から床伝いにステージへと伸びた電飾に「I WANT YOU(あなたが欲しい)」と光が浮かび、ボタンを押した審査員の名前もフロアに表示される視覚的に分かりやすい演出がなされている。
審査員&コーチによる審査判断は、楽曲が終了するまでの間と判断に対する時間が区切られているが、ボタンを押した後の審査員は、聴覚的に視覚的情報も加味され、参加者のパフォーマンスに対するオーディエンスのひとりとして素直にステージングを楽しむ場合が多い。
指名を行い実際に参加者に向き合った審査員&コーチの姿を横目で眺め見ることは許されており、この時の反応が他の審査員&コーチの審査判断の素材のひとつとして後押しされる場合も少なくない(オーディエンスによる情報ソースの役割と同じ)。
※審査員間で雑談等を行うことは制限されていない。
※基本的なルールは定められているが、それに雁字搦めになるのではなく、大筋を弁えた上で審査員&コーチの裁量により、ほど良き按配で進行されることも肩ひじを張らぬ心地良さの源泉となっている。
● 審査員間でのバトルの方法として用意されてる「BLOCKED」 >>>
審査員&コーチによる指名に対して、参加者のジャッジをただ黙って見ているだけでは、チャンスロスになり得る場合もあるため、参加者からの指名を受けるための審査員間でのバトルのひとつとして「BLOCKED」対応がある。
通常は、各審査員が参加者に対してコーチをしたいと意思表示のボタンを押すが、どうしてもその参加者のコーチを自分がしたいと思う時、自分以外の他3名の審査員の内1名に対して、指名権利の阻止の意味となる「BLOCKED」を行うことが出来、これが出された審査員は、参加者への指名権を失うことになる。
「BLOCKED」をされると、先述の椅子からステージに伸びたフロアの電飾掲示板に「BLOCKED」のサインが出るが、他の審査員の誰がそれをしたのかは伏せられたままとなる。 が、その後の言動により自分をブロックした相手は誰なのかを推察することは可能である。
ただし、頻繁にこれを使うことは、逆にブロック返しをされてしまう可能性も高まることから、諸刃の刃としての機能であり、基本ルールとしては、「他の審査員をブロックできるのはそのシーズンで1度だけ」と定められており、参加者に対する思いの裏返しとして楽しむことも出来る。
● 参加者側のルール & 流れ >>>
与えられた持ち時間の間は自由に歌うことが出来、
弾き語りも可能で、ソロでもグループでも、
数は少ないがバンドで参加する人たちもいる。
楽曲のジャンルに制約はなく、選択は完全に自由。
オリジナル曲でも問題はない(ラップもOK)。
弾き語り以外の伴奏はカラオケなどは一切なく、完全に生バンドにより演奏される(アレンジを含み)。
歌唱のパフォーマンスを行い、審査員&コーチからの指名がなかった場合、楽曲の歌い終わりに伴い、そこでオーディションは終了となるが、審査員&コーチによる強制終了はない。
この際、即退場となるのではなく、楽曲終了後に審査員&コーチと対面して、自己紹介や感想などのインタビュータイムの談笑後、周囲に見送られて会場を去ることが多い。
ステージングの判断では指名を出さなかったが、このインタビュータイムを通じて、自分の判断に後悔をする審査員&コーチの心模様の動きも人間性が伝わり興味深いものがある。
参加者は、自分を指名してくれた審査員&コーチに実際にコーチングをして貰うことになるが、参加者を指名したのが一人だった場合は、自動的にその人がコーチとなり、複数の指名者がいた場合は、参加者に対して審査員&コーチによるアピールのプレゼンが行われ、その中から参加者自身が自らをコーチをしてもらいたい審査員&コーチを選ぶことが出来るルールとなる。
このやり取りを経て、参加者自身のコーチ担当者が決まると、次のステップの「バトルラウンド」に備えた直接的な指導の下にコーチ・トレーニングが実施されることになる。
殆どの場合、ここでのコーチング状況も映像が残され、参加者のステージ以外の素顔・人間性に触れることが出来るようになっていて、虚像ではないより実像に近い情報のなかで参加者自身を見つめられるようになっている。
● 審査員側のルール >>>
参加者の楽曲の演奏・歌唱が開始されてから終わるまでの間に自身が参加者のコーチを行いたいか否かを決めなくてはならず、指名のボタンを押した後か、歌唱終了後のインタビュータイムでしか、参加者と視覚的に向き合うことは出来ない。
指名は楽曲が演奏されている時間内ならいつでも良いが、一度押したボタンはキャンセルはできない。そのため、参加者からすれば、一人でも審査員&コーチに指名された瞬間、次のステージへの進出が確定することとなる。
審査員&コーチが指名できる人数はシーズンごとに決まっており、枠を使い切った場合は、それ以降の指名はできなくなる。
このため安易に指名のボタンを押してしまうと他の参加者を指名する枠が減ってしまうのは当然のことで、枠を使い切った後に登場した素晴らしい参加者がいたとしても指名は出来なくなるというリスクもある。
このため、他の審査員&コーチが指名していても自分は押さない場合や、観客に好評な参加者であっても指名のボタンが押されないこともある。
指名人数の枠を使い切った後は、椅子が回転しなくなる仕組みになっているが、国やシーズンによっては椅子を回転させることができるケースもあり、その場合、床などは光らず、指名できないことが視覚的に表示される仕組みとなっている。
② バトルラウンド
シーズンごとに若干の差異はあるが、基本的には、審査員&コーチが選んだ他の仲間(参加者)と一緒のチーム(グループ)に属し、そのチーム内で歌唱・パフォーマンスを争うこととなる。
この過程のなかで審査員&コーチは、チームのメンバーたちの能力を向上させるため、様々なアドバイスを与えていくが、この時、有名人が各グループに1人参加し、審査員&コーチと共に通過者たちへのコーチングを行うことになる。
バトルラウンドでは、チームメンバーの2人を互いに対戦させ、対戦相手に専任されたメンバーは、オーディエンスはいない状況のなかで、他の審査員&コーチらの前で一曲の楽曲内でパートを変えて歌い・争いあうことになる。
バトルが終了すると、自分達をコーチしてくれた審査員&コーチより、勝者と敗者のジャッジが下され、勝者は次のステージとなる「ノックアウト」ラウンドへと進み、敗者は、これを以って以後のコーチ及びパフォーマンスは全て終了となるが、この時、他の審査員&コーチにおいては、バトルラウンドの敗者に対してブラインドオーディションと同じように再指名を行うことが出来る救済システム「スティール (奪う)」が用意されている(※詳細は後述)。
バトルラウンドを通じて、ブラインドオーディションで選出されたメンバーの人数は半分まで減ることとなる。
③ ノックアウト
バトルラウンドの勝者同士が、バトルラウンドと同じ形式で争うが、このラウンドでは、オーディエンスがいるスタジオで出場者自身が選んだ曲を歌い、パフォーマンスをし、それを審査員&コーチによってジャッジされることとなる。
ノックアウトの場合、バトルラウンドのように再度選考判断されるスティールはなく、完全に勝者と敗者のどちらかになるという2極の展開となり、敗れた側はその場で退場となり、このラウンドで選ばれたメンバーが、最終ブロックとなる④ライブパフォーマンスへと進むことになる。
● +αの補填解説「スティール・セーブ」 >>>
バトルラウンドとノックアウトの2つの
ラウンドで選ばれなかった参加者(敗者)は、
基本的にはその時点で終了となるが、
スティール(奪う)と呼ばれる、他の審査員
&コーチが自分のチームに引き入れる事が
出来るシステムがあり、各審査員&コーチは、
両ラウンドを通じてそれを使用できるため、
それによって次のステージへ進める可能性もある。
また、ノックアウトに関しては、「セーブ」と呼ばれる救済システムもあり、対戦させつつも、敗退させたくないメンバーの場合、各コーチはそのメンバーを救済して、そのメンバーを次のステージに進めさせることができる。
ただし、この敗者復活の枠は基本1人分しかないため、「スティールもしくはセーブどちらかを使った場合、もう片方は基本使えなくなる仕組みとなる」が、国やシーズンによってルール設定に若干の違いもあるなかで運用されている。
④ ライヴパフォーマンス
ライヴパフォーマンスは、決勝トーナメント方式のラウンドとなり、内容についてはシーズンごとに若干の差異があるものの、生放送で各グループで勝ち上がってきたメンバーは、そのグループ内で最後の一人になるまで争われる。
その際、オーディエンス(視聴者)はお気に入りの参加者に投票し、その投票結果と審査員&コーチたちの判断により生放送内で参加者の内で誰が残るか、誰が脱落するかが決まっていく。
そして、各グループ内から勝ち上がってきた最後の一人が「The Voice」の称号を手にするチャンスを与えられ、その称号を手にした優勝者には、レコーディング契約が与えられ、正式にデビューとなる。
ライヴパフォーマンスでの参加者の姿は、応募~ブラインドオーディションを実施した時の姿とは全く違い、シンガー(アーティスト)としての凛とした空気が漲り、他の人々に自分の才能を認められ開花をすることで成長する姿のリアリティーを感じさせられるものとなる。
そして、優勝者を見つめてみると未知の可能性を感じさせてくれることが多く、参加者ご本人のみならず審査員&コーチの審美眼に対しても感嘆してしまうことが少なくない。
各国のシリーズ
ひと(参加者・審査員&コーチ・オーディエンス・参加者のご家族や友人)にお国柄が出るのは当然のことながら、好まれている楽曲嗜好やファッション、対人関係性など、「 歌手 」のみを発掘するオーディション番組であっても、その背景そのものを様々なドラマとして眺め見ることが出来るのも「The voice」の特徴であるように思われる。
政治的には敵国の楽曲に対して、参加者の歌声に感動し涙を流している人々の姿に触れる時、音楽の持つ力と可能性に震えてしまうことも少なくない。
Click it ! アルファベット順・youtube リンク済み
● アルゼンチン :The voice of Argentina
● オーストラリア:The voice of Australia
● アメリカ合衆国:The Voice of America
● ブラジル :The Voice of Brasil
● 中国 :The Voice of China
● フランス :The voice of France
● フィンランド :The Voice of Finland
● ドイツ :The Voice of Germany
● オランダ :The Voice of Holland
● アイルランド :The Voice of Ireland
● イタリア :The Voice of Italy
● 韓国 :The Voice of Korea
● メキシコ :The voice of Mexico
● ノルウェー :The Voice of Norges beste stemme
● フィリピン :The Voice of Philippines
● ポーランド :The Voice of Poland
● ポルトガル :The Voice of Portugal
● ロシア :The voice of Russia
● スペイン :The voice of Spain
● スウェーデン :The Voice of Sverige
● シンガポール :The voice of Singapore
● イギリス :The Voice of UK
● ウクライナ :The voice of Ukraine
● ベトナム :The Voice of Vietnam
● ※ 日本 :The Voice Japan
『 The Voice Japan 』が開始される
『 The Voice Japan 』は、2023年4月から
地上波・他にて全国放送される予定となっている。
審査員&コーチに確定しているのは、
・スガシカオさん
・HYの仲宗根泉さん・
・マキシマム ザ ホルモンのマキシマムザ亮君
・優里さん
の4人となるそうだが、この人選から醸し出される
空気感を想像しただけでも興味深いものがある。
『 The Voice Japan 』に先立つ2023年2月に世界的な大型オーディション番組の日本版となる『 Japan’s Got Talent 』がABEMAにて放送された。
これに次ぐ形での『 The Voice Japan 』の発表は、この実施を心待ちにしていた者としては心から嬉しく感じている。
『 The Voice Japan 』を通じ、未だ無名の将来有望なボーカリストが、ど真ん中の歌声により才能を見出され、さらに審査員自身のコーチングを受けることで更に輝きを増して新たな魅力の開花がなされ、ステージ毎に成長をしていくのだろう姿を目にすることが出来るようになる。
サクセスストーリーのドラマを時を同じくして見守り続けられることはそれだけで刺激的なことだが、何よりも才能開花の機会が提供されたことの素敵と同じ時間の歩みを共有し合える喜びの機会が生まれるだろうことに期待以外の言葉が見つからない。
優里、HY仲宗根泉&スガシカオら
先輩歌手たちのベタ褒めに照れ!?「天才的なところがある」
音楽オーディション番組『The Voice Japan』発表会
※昨日、Youtubeを眺めていたところ、
The Voice Japanのブラインドオーディションの動画がUPされています!
良くも悪くも、想像以上にほのぼのした空気感が流れていました。
個人的には、日本国内のみならず、世界で活躍できる人の登場を待ち望みます!
夢がなければ、叶えることはできない。
If you don’t have a dream, there is no way to make one come true.
" Steven Tyler " by the band Aerosmith.
まだ出会ったことのない才能に溢れたボーカリストとの出会い。
己の人生から「歌う」ことは消えてしまったが、
ここまで生き抜けたことに感謝をしながら、
『 The Voice Japan 』の開始を楽しみにしたいと思う。
追記 これだけ無駄に長い記事を綴り、まだ追記とは ... と、呆れられ&お叱りを受けるかも知れないが、The Voice のもう一つの魅力をどうしても最後に綴っておきたい。
先述の通り、参加者が歌う曲は完全に自由に選択可能で、場合によっては原曲に対して大幅なアレンジをして歌われることも間々ある。
これらに全て完璧に対応されるアレンジャーとバックバンドの各ミュージシャンの方々に対しては完全に脱帽であり、心からリスペクトを捧げたいと思っている。
ひとりの可能性を秘めている参加者に対して、完璧な環境を整えて後方支援を行うことの凄さが、番組を支えている裏側にあることにもぜひ着目して愉しめれば本当に素敵なことだと思う。
まとめ ... 百聞は一見に如かず ...
歴史の証人になれることは間違いないが、先ずは、当事者として「触れて・楽しむ」ことで、ここに綴った能書きは全て吹き飛ぶだろうと思う Go for it!
笑顔の行方を見つめて
all written by careerwing T.Yoshida@ponyo
素敵な笑顔溢れる1日でありますように!
Youtube の番組のなかで、個人的に一番多く視聴しているのは、エミー賞を4度受賞した世界最高峰の音楽オーディション番組「The Voice(ザ・ヴォイス)」となる。
The Voice(ザ・ヴォイス)は、世界的に人気は高くても、個人的にどうしても好きになれない「Xファクター・アイドルシリーズ」に対抗するために製作されたという背景だけでも深く共感してしまうのだが、タイトルの「The Voice(ザ・ヴォイス)」の名の通り、参加者の「 歌声 」だけの出会いから全てがはじまる、「 歌手 」のみを発掘するオーディション番組となっている。
2010年にオランダで放送された「The Voice of Holland」が、The Voice(ザ・ヴォイス)のはじまりとされているが、いまでは完全に本家を凌駕して、世界各国開催の各The Voice(ザ・ヴォイス)が隆盛を占めている状況となっており、後述するが、ついに日本においても2023年4月から「The Voice Japan 」として、地上波・他にて全国放送が開始されるとのアナウンスが流れ、既にいまからワクワクしているのだ。
Youtube でオーディションの動画を見てみれば、規定された詳細のルールなどは分からなくても理屈無しに楽しむことが出来るのがThe Voice(ザ・ヴォイス)の素敵な特徴のひとつでもあると思うが、国・シーズンによって若干の違いがある場合もあれど、これまでの大まかな概要を綴り、日本での開始をより楽しめられるように備えられれば幸いと思い、分かる範囲でルール&その他の解説をしていきたいと思う。
「The Voice(ザ・ヴォイス)」のオーディションの流れ
オーディション全体の進行構成は、
①~④へと向かうステップを踏んで展開されていく。
①ブラインドオーディション
②バトルラウンド
③ノックアウト
④ライヴパフォーマンス
①~③までの各ブロックの勝者となり、最終ブロックとなる④ライヴパフォーマンスを勝ち抜いた最後の一人が「The Voice」の称号を手にするチャンスを与えられ、その称号を手にした優勝者には、レコーディング契約の権利が与えられ、正式なデビューを迎えることになる。
もうこの段階になると、参加者には既に相当な数のファンも付いており、楽曲を発表すればヒットが確約されているかの状況となっているのが常で、例えオーディションで敗者となってしまっても各ステップにおいて審査員&コーチに認められた参加者は、レコード会社からのデビューや Youtube での物凄い再生数を叩き出したりもしており、これらのことを裏返してみれば、番組の人気が伺えることになる。
審査員&コーチにおいては、自身の手で優勝者を輩出することが出来れば、リスペクトと共に相応のステータスを得ることに繋がるのは当然のことながら、以後において、本人との様々なコラボレーションや他案件のプロデュース等々のビジネス展開に繋がるため、Win - Win の関係性が成り立つものでもあるといえる。
参加応募 ~ 初回選考
正式な公開オーディションの実施の前段階として、
先ずは、応募ビデオの審査により、参加者の
絞り込み選考が行われ、これを通過した者のみが、
実際のオーディションに参加する権利を得られる
ことになる。
回顧シーン等の編集で挿入される初々しいこの時の
ビデオ動画を眺めるのも、ご本人の成長状況がよく
伺える貴重な情報ソースとして扱われてもいる。
① ブラインドオーディション
基本的に、4人の審査員&コーチ(実力のある著名な現役のシンガーが、①審査員 ②コーチとしての2つの役割を担って就任)によるオーディションとなるが、参加者の歌唱情報だけを頼りにして、興味を抱き、次のステップへ向けて(最終的には唯一の優勝者を目指して)、自らがコーチをしたいと判断した場合は、「指名」の意思をボタンを押して示し、参加者は指名を受けた審査員&コーチのなかから、自分自身がコーチを受けたい審査員を選べる権利を得ることとなる(※詳細は後述)。
審査員&コーチの指名の意思と参加者自身の誰にコーチをして欲しいのかとの想い(意志)とが相互に合意に至れば、参加者は審査員&コーチのチームに加わることになり、ここで直接的にコーチングを受けた後に次のオーディションの段階へと向かうことになる。
例え審査員&コーチの4人がコーチをしたいと指名の意思表示の判断をしても、参加者がコーチとして選べるのは一人だけとなるため、審査員&コーチは、選ぶだけではなく選ばれる側の立場にもなり、審査員間での種々の駆け引きも必要になることが生まれる(※詳細は後述)。
演奏・歌唱の開始 ... 審査員&コーチは、参加者が立つステージに対して完全に背を向けた後ろ向きの状態で椅子に座っており、どんな参加者が歌っているのか外見的な視覚情報は得られず、自己紹介やその他の予備情報も事前には一切与えられない中で、演奏・歌唱がはじまり、そこで聴こえる歌声だけを頼りとして、自分自身の手によるコーチング実施の希望判断(審査)を行うことになる。
ただし、オーディション会場には一般客としてオーディエンスが入っており、オーディエンスは通常のライブ・コンサートと同じく、参加者たる演者を視覚的にも聴覚的にもはじめから感じることが出来る状況になっているため、オーディエンスの反応状況が審査員&コーチの審査判断に影響を及ぼす場合も間々あることとなる。
審査員&コーチは、ステージに背を向けているが、オーディエンスに対しては、完全に向き合う位置関係となり、審査のジャッジをするまではステージの参加者を観ることは出来ないルールとなっており、指名の判断となるボタンを押すと椅子が回転し、はじめて参加者と対面することが適うこととなる。
ex.
●歌唱力はさほど高いとは感じられないのに
オーディエンスの高反応の謎はなんなんだ?
●スタンディングオベーションや涙の意味は?
●審査の判断結果に対して迷いがある時、
オーディエンスの反応を背中を押す手掛かり
として求めてみたり ... etc.
参加者の歌唱によるパフォーマンスが一番の基本コンテンツではあるが、審査員&コーチの判断に至る状況を同時に眺めることも番組の楽しさの醍醐味のひとつで、それは永遠のドラマがはじまるプロローグの姿であり、幾つもの人生が交差して織りなすタペストリーの縫いはじめの刻のようでもあるのだ。
審査員&コーチもオーディエンスも参加者の歌声以外の詳細な情報を知ることができるのは基本的に演奏後のインタビュータイムでとなる。
● 審査員自らがコーチをしたいと指名の判断をした場合 >>>
椅子に設置されているボタンを押すことで、参加者に対して後ろ向きだった椅子がステージに向かって回転し、はじめて参加者と対面することになる。
この時、椅子の土台部分から床伝いにステージへと伸びた電飾に「I WANT YOU(あなたが欲しい)」と光が浮かび、ボタンを押した審査員の名前もフロアに表示される視覚的に分かりやすい演出がなされている。
審査員&コーチによる審査判断は、楽曲が終了するまでの間と判断に対する時間が区切られているが、ボタンを押した後の審査員は、聴覚的に視覚的情報も加味され、参加者のパフォーマンスに対するオーディエンスのひとりとして素直にステージングを楽しむ場合が多い。
指名を行い実際に参加者に向き合った審査員&コーチの姿を横目で眺め見ることは許されており、この時の反応が他の審査員&コーチの審査判断の素材のひとつとして後押しされる場合も少なくない(オーディエンスによる情報ソースの役割と同じ)。
※審査員間で雑談等を行うことは制限されていない。
※基本的なルールは定められているが、それに雁字搦めになるのではなく、大筋を弁えた上で審査員&コーチの裁量により、ほど良き按配で進行されることも肩ひじを張らぬ心地良さの源泉となっている。
● 審査員間でのバトルの方法として用意されてる「BLOCKED」 >>>
審査員&コーチによる指名に対して、参加者のジャッジをただ黙って見ているだけでは、チャンスロスになり得る場合もあるため、参加者からの指名を受けるための審査員間でのバトルのひとつとして「BLOCKED」対応がある。
通常は、各審査員が参加者に対してコーチをしたいと意思表示のボタンを押すが、どうしてもその参加者のコーチを自分がしたいと思う時、自分以外の他3名の審査員の内1名に対して、指名権利の阻止の意味となる「BLOCKED」を行うことが出来、これが出された審査員は、参加者への指名権を失うことになる。
「BLOCKED」をされると、先述の椅子からステージに伸びたフロアの電飾掲示板に「BLOCKED」のサインが出るが、他の審査員の誰がそれをしたのかは伏せられたままとなる。 が、その後の言動により自分をブロックした相手は誰なのかを推察することは可能である。
ただし、頻繁にこれを使うことは、逆にブロック返しをされてしまう可能性も高まることから、諸刃の刃としての機能であり、基本ルールとしては、「他の審査員をブロックできるのはそのシーズンで1度だけ」と定められており、参加者に対する思いの裏返しとして楽しむことも出来る。
● 参加者側のルール & 流れ >>>
与えられた持ち時間の間は自由に歌うことが出来、
弾き語りも可能で、ソロでもグループでも、
数は少ないがバンドで参加する人たちもいる。
楽曲のジャンルに制約はなく、選択は完全に自由。
オリジナル曲でも問題はない(ラップもOK)。
弾き語り以外の伴奏はカラオケなどは一切なく、完全に生バンドにより演奏される(アレンジを含み)。
歌唱のパフォーマンスを行い、審査員&コーチからの指名がなかった場合、楽曲の歌い終わりに伴い、そこでオーディションは終了となるが、審査員&コーチによる強制終了はない。
この際、即退場となるのではなく、楽曲終了後に審査員&コーチと対面して、自己紹介や感想などのインタビュータイムの談笑後、周囲に見送られて会場を去ることが多い。
ステージングの判断では指名を出さなかったが、このインタビュータイムを通じて、自分の判断に後悔をする審査員&コーチの心模様の動きも人間性が伝わり興味深いものがある。
参加者は、自分を指名してくれた審査員&コーチに実際にコーチングをして貰うことになるが、参加者を指名したのが一人だった場合は、自動的にその人がコーチとなり、複数の指名者がいた場合は、参加者に対して審査員&コーチによるアピールのプレゼンが行われ、その中から参加者自身が自らをコーチをしてもらいたい審査員&コーチを選ぶことが出来るルールとなる。
このやり取りを経て、参加者自身のコーチ担当者が決まると、次のステップの「バトルラウンド」に備えた直接的な指導の下にコーチ・トレーニングが実施されることになる。
殆どの場合、ここでのコーチング状況も映像が残され、参加者のステージ以外の素顔・人間性に触れることが出来るようになっていて、虚像ではないより実像に近い情報のなかで参加者自身を見つめられるようになっている。
● 審査員側のルール >>>
参加者の楽曲の演奏・歌唱が開始されてから終わるまでの間に自身が参加者のコーチを行いたいか否かを決めなくてはならず、指名のボタンを押した後か、歌唱終了後のインタビュータイムでしか、参加者と視覚的に向き合うことは出来ない。
指名は楽曲が演奏されている時間内ならいつでも良いが、一度押したボタンはキャンセルはできない。そのため、参加者からすれば、一人でも審査員&コーチに指名された瞬間、次のステージへの進出が確定することとなる。
審査員&コーチが指名できる人数はシーズンごとに決まっており、枠を使い切った場合は、それ以降の指名はできなくなる。
このため安易に指名のボタンを押してしまうと他の参加者を指名する枠が減ってしまうのは当然のことで、枠を使い切った後に登場した素晴らしい参加者がいたとしても指名は出来なくなるというリスクもある。
このため、他の審査員&コーチが指名していても自分は押さない場合や、観客に好評な参加者であっても指名のボタンが押されないこともある。
指名人数の枠を使い切った後は、椅子が回転しなくなる仕組みになっているが、国やシーズンによっては椅子を回転させることができるケースもあり、その場合、床などは光らず、指名できないことが視覚的に表示される仕組みとなっている。
② バトルラウンド
シーズンごとに若干の差異はあるが、基本的には、審査員&コーチが選んだ他の仲間(参加者)と一緒のチーム(グループ)に属し、そのチーム内で歌唱・パフォーマンスを争うこととなる。
この過程のなかで審査員&コーチは、チームのメンバーたちの能力を向上させるため、様々なアドバイスを与えていくが、この時、有名人が各グループに1人参加し、審査員&コーチと共に通過者たちへのコーチングを行うことになる。
バトルラウンドでは、チームメンバーの2人を互いに対戦させ、対戦相手に専任されたメンバーは、オーディエンスはいない状況のなかで、他の審査員&コーチらの前で一曲の楽曲内でパートを変えて歌い・争いあうことになる。
バトルが終了すると、自分達をコーチしてくれた審査員&コーチより、勝者と敗者のジャッジが下され、勝者は次のステージとなる「ノックアウト」ラウンドへと進み、敗者は、これを以って以後のコーチ及びパフォーマンスは全て終了となるが、この時、他の審査員&コーチにおいては、バトルラウンドの敗者に対してブラインドオーディションと同じように再指名を行うことが出来る救済システム「スティール (奪う)」が用意されている(※詳細は後述)。
バトルラウンドを通じて、ブラインドオーディションで選出されたメンバーの人数は半分まで減ることとなる。
③ ノックアウト
バトルラウンドの勝者同士が、バトルラウンドと同じ形式で争うが、このラウンドでは、オーディエンスがいるスタジオで出場者自身が選んだ曲を歌い、パフォーマンスをし、それを審査員&コーチによってジャッジされることとなる。
ノックアウトの場合、バトルラウンドのように再度選考判断されるスティールはなく、完全に勝者と敗者のどちらかになるという2極の展開となり、敗れた側はその場で退場となり、このラウンドで選ばれたメンバーが、最終ブロックとなる④ライブパフォーマンスへと進むことになる。
● +αの補填解説「スティール・セーブ」 >>>
バトルラウンドとノックアウトの2つの
ラウンドで選ばれなかった参加者(敗者)は、
基本的にはその時点で終了となるが、
スティール(奪う)と呼ばれる、他の審査員
&コーチが自分のチームに引き入れる事が
出来るシステムがあり、各審査員&コーチは、
両ラウンドを通じてそれを使用できるため、
それによって次のステージへ進める可能性もある。
また、ノックアウトに関しては、「セーブ」と呼ばれる救済システムもあり、対戦させつつも、敗退させたくないメンバーの場合、各コーチはそのメンバーを救済して、そのメンバーを次のステージに進めさせることができる。
ただし、この敗者復活の枠は基本1人分しかないため、「スティールもしくはセーブどちらかを使った場合、もう片方は基本使えなくなる仕組みとなる」が、国やシーズンによってルール設定に若干の違いもあるなかで運用されている。
④ ライヴパフォーマンス
ライヴパフォーマンスは、決勝トーナメント方式のラウンドとなり、内容についてはシーズンごとに若干の差異があるものの、生放送で各グループで勝ち上がってきたメンバーは、そのグループ内で最後の一人になるまで争われる。
その際、オーディエンス(視聴者)はお気に入りの参加者に投票し、その投票結果と審査員&コーチたちの判断により生放送内で参加者の内で誰が残るか、誰が脱落するかが決まっていく。
そして、各グループ内から勝ち上がってきた最後の一人が「The Voice」の称号を手にするチャンスを与えられ、その称号を手にした優勝者には、レコーディング契約が与えられ、正式にデビューとなる。
ライヴパフォーマンスでの参加者の姿は、応募~ブラインドオーディションを実施した時の姿とは全く違い、シンガー(アーティスト)としての凛とした空気が漲り、他の人々に自分の才能を認められ開花をすることで成長する姿のリアリティーを感じさせられるものとなる。
そして、優勝者を見つめてみると未知の可能性を感じさせてくれることが多く、参加者ご本人のみならず審査員&コーチの審美眼に対しても感嘆してしまうことが少なくない。
各国のシリーズ
ひと(参加者・審査員&コーチ・オーディエンス・参加者のご家族や友人)にお国柄が出るのは当然のことながら、好まれている楽曲嗜好やファッション、対人関係性など、「 歌手 」のみを発掘するオーディション番組であっても、その背景そのものを様々なドラマとして眺め見ることが出来るのも「The voice」の特徴であるように思われる。
政治的には敵国の楽曲に対して、参加者の歌声に感動し涙を流している人々の姿に触れる時、音楽の持つ力と可能性に震えてしまうことも少なくない。
Click it ! アルファベット順・youtube リンク済み
● アルゼンチン :The voice of Argentina
● オーストラリア:The voice of Australia
● アメリカ合衆国:The Voice of America
● ブラジル :The Voice of Brasil
● 中国 :The Voice of China
● フランス :The voice of France
● フィンランド :The Voice of Finland
● ドイツ :The Voice of Germany
● オランダ :The Voice of Holland
● アイルランド :The Voice of Ireland
● イタリア :The Voice of Italy
● 韓国 :The Voice of Korea
● メキシコ :The voice of Mexico
● ノルウェー :The Voice of Norges beste stemme
● フィリピン :The Voice of Philippines
● ポーランド :The Voice of Poland
● ポルトガル :The Voice of Portugal
● ロシア :The voice of Russia
● スペイン :The voice of Spain
● スウェーデン :The Voice of Sverige
● シンガポール :The voice of Singapore
● イギリス :The Voice of UK
● ウクライナ :The voice of Ukraine
● ベトナム :The Voice of Vietnam
● ※ 日本 :The Voice Japan
『 The Voice Japan 』が開始される
『 The Voice Japan 』は、2023年4月から
地上波・他にて全国放送される予定となっている。
審査員&コーチに確定しているのは、
・スガシカオさん
・HYの仲宗根泉さん・
・マキシマム ザ ホルモンのマキシマムザ亮君
・優里さん
の4人となるそうだが、この人選から醸し出される
空気感を想像しただけでも興味深いものがある。
『 The Voice Japan 』に先立つ2023年2月に世界的な大型オーディション番組の日本版となる『 Japan’s Got Talent 』がABEMAにて放送された。
これに次ぐ形での『 The Voice Japan 』の発表は、この実施を心待ちにしていた者としては心から嬉しく感じている。
『 The Voice Japan 』を通じ、未だ無名の将来有望なボーカリストが、ど真ん中の歌声により才能を見出され、さらに審査員自身のコーチングを受けることで更に輝きを増して新たな魅力の開花がなされ、ステージ毎に成長をしていくのだろう姿を目にすることが出来るようになる。
サクセスストーリーのドラマを時を同じくして見守り続けられることはそれだけで刺激的なことだが、何よりも才能開花の機会が提供されたことの素敵と同じ時間の歩みを共有し合える喜びの機会が生まれるだろうことに期待以外の言葉が見つからない。
先輩歌手たちのベタ褒めに照れ!?「天才的なところがある」
音楽オーディション番組『The Voice Japan』発表会
※昨日、Youtubeを眺めていたところ、
The Voice Japanのブラインドオーディションの動画がUPされています!
良くも悪くも、想像以上にほのぼのした空気感が流れていました。
個人的には、日本国内のみならず、世界で活躍できる人の登場を待ち望みます!
If you don’t have a dream, there is no way to make one come true.
" Steven Tyler " by the band Aerosmith.
まだ出会ったことのない才能に溢れたボーカリストとの出会い。
己の人生から「歌う」ことは消えてしまったが、
ここまで生き抜けたことに感謝をしながら、
『 The Voice Japan 』の開始を楽しみにしたいと思う。
追記 これだけ無駄に長い記事を綴り、まだ追記とは ... と、呆れられ&お叱りを受けるかも知れないが、The Voice のもう一つの魅力をどうしても最後に綴っておきたい。
先述の通り、参加者が歌う曲は完全に自由に選択可能で、場合によっては原曲に対して大幅なアレンジをして歌われることも間々ある。
これらに全て完璧に対応されるアレンジャーとバックバンドの各ミュージシャンの方々に対しては完全に脱帽であり、心からリスペクトを捧げたいと思っている。
ひとりの可能性を秘めている参加者に対して、完璧な環境を整えて後方支援を行うことの凄さが、番組を支えている裏側にあることにもぜひ着目して愉しめれば本当に素敵なことだと思う。
まとめ ... 百聞は一見に如かず ...
歴史の証人になれることは間違いないが、先ずは、当事者として「触れて・楽しむ」ことで、ここに綴った能書きは全て吹き飛ぶだろうと思う Go for it!
all written by careerwing T.Yoshida@ponyo
素敵な笑顔溢れる1日でありますように!