「社会人」を繋ぐ、「愛情」を見つめて

「愛され方は分かっている。愛し方を教えてくれ。」

この言葉に胸を詰まらせ続けていましたが、そんな彼が、照れくさそうに彼女を引き連れ、横浜オフィスを訪ねてくれました。「理屈じゃぁないんですね」と目を輝かせながら、一生懸命に胸に湧き上がる感情を語ってくれる彼の話しを嬉しく聞いていました。

キャリア・コンサルティングなどは、人が心身共に健康な状態を前提としている対応領域のものであり、キャリア教育が浸透していった際には、「愛」・「情」これが適正な状態にあるだけでその必要性は低くなると感じます（専門別支援＆組織内対応においてはまた別）。

「対人支援など必要としない社会・人づくり」

肝心なことはここであり、主客逆転の状況だけはあってはならない姿だと痛感しています。

●　「繋ぐ」・・・時代のキーワードとして見つめた備忘録

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ある男の殺しを依頼された、腕利きのスナイパーがいた。

仕事をきっちりこなす事で評判のスナイパーは、男の生活・行動パターンを調べ上げた。

　　　　AM 6:30　目覚ましがなる前にきっちり起床

　　　　AM 7:00　近所の公園で軽めのジョギング

　　　　AM 7:50　トースト＆サラダ＆珈琲の朝食

　　　　AM 8:30　出勤のため家を出る

　　　　PM19:00　帰宅

男は、その行動だけで時間が分かるほど規則正しい生活ぶりだった。

「これなら仕事をやりやすい。　早朝のジョギングの時なら１人・・・この時を狙おう」

そして決行の日。スナイパーは、ビルの陰から銃をスタンバイして男を待っていた。

が、７時を過ぎたというのに男はいっこうに現れない。
5分過ぎ、10分過ぎ・・・ついには出勤時間の8:30を過ぎても現れない。

殺し屋はつぶやいた。　　　「う・・・ん・・・奴の身に何もなければいいが・・・」