ありがとうございます♪
今日は「働くということシリーズ」で
「仕事を通しての自己実現ってなに?」について
考えていきたいと思います
そこで
大庭健氏『いま、働くということ』をご紹介しながら
すすめていきますね
この本は「働くことの意味」にありがちな答えに
「本当にそうだろうか」と
問い直している本です
大庭氏は問いを投げかけます
「何のために、働くのだろうか・・・」
働く環境が悪化しているなか
「食うため、金のため」という答えは
もちろん、現実的であり正解であるのだけれど・・
それを冷笑的に言われればそこまでなのだけど・・
実はそう答えた人だって
どこかで「金のためだけではない」のかもしれないと
思っているのでは・・・
そいういうときに、よく持ち出される「自己実現」について
大庭氏は
「どうなれば
首尾よく自己が『実現』されたと考えていいのか?」
「どうならなかったら、自己を『実現』し損なったことに
なるのか?」
と問いかけています
「自分のもっとも強い欲求が充足される」(中略)
「自分の空想がそのまま現実となる」ことが
自己実現だ、ともいうまい・・・(pp30-31)
う~ん、私はここで
立ち止まって考えました
「自己実現」については
前回ご紹介した日野原氏の本にも書かれていましたね
次回は(不定期だけど
)また
関連した内容で考えていきたいと思います
さて、ご紹介した大庭氏の著書は
働く意味や喜びはどこにあるのかなどなど、
これが正解だ!という書き方ではなく
自問自答しながら
考えるきっかけをくれる本です
私にとっては平易に読める本ではなかったのですが
節ごとの小見出しをキーワードにして
読んでいくと良いと思います
- いま、働くということ (ちくま新書)/大庭 健
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