働くということシリーズ3・「自己実現」について考える | ”自分が変わる 組織が変わる” 「働き力アップのスマート仕事術」

”自分が変わる 組織が変わる” 「働き力アップのスマート仕事術」

キャリ・ソフィア代表の木山美佳が、「キャリア」「女性の働き方」「ワークライフバランス」、ときどき日々の出来事を綴ります。


キャリ・ソフィア代表・木山美佳が日々感じていること、あなたの魅力を発揮するためのちょっとしたコツを綴ります
いつもご覧いただき


ありがとうございます♪


今日は「働くということシリーズ」で


「仕事を通しての自己実現ってなに?」について


考えていきたいと思います


そこで


大庭健氏『いま、働くということ』をご紹介しながら


すすめていきますね


この本は「働くことの意味」にありがちな答えに


「本当にそうだろうか」と


問い直している本です



大庭氏は問いを投げかけます


「何のために、働くのだろうか・・・」


働く環境が悪化しているなか


「食うため、金のため」という答えは


もちろん、現実的であり正解であるのだけれど・・


それを冷笑的に言われればそこまでなのだけど・・


実はそう答えた人だって


どこかで「金のためだけではない」のかもしれないと


思っているのでは・・・


そいういうときに、よく持ち出される「自己実現」について



大庭氏は


「どうなれば


首尾よく自己が『実現』されたと考えていいのか?」


「どうならなかったら、自己を『実現』し損なったことに


なるのか?」


と問いかけています


「自分のもっとも強い欲求が充足される」(中略)

「自分の空想がそのまま現実となる」ことが

自己実現だ、ともいうまい・・・(pp30-31)



う~ん、私はここで


立ち止まって考えました



「自己実現」については


前回ご紹介した日野原氏の本にも書かれていましたね


次回は(不定期だけどあせる)また


関連した内容で考えていきたいと思います



さて、ご紹介した大庭氏の著書は


働く意味や喜びはどこにあるのかなどなど、


これが正解だ!という書き方ではなく


自問自答しながら


考えるきっかけをくれる本です



私にとっては平易に読める本ではなかったのですが


節ごとの小見出しをキーワードにして


読んでいくと良いと思います


いま、働くということ (ちくま新書)/大庭 健
¥819
Amazon.co.jp