ブランクからの仕事復帰で考えたい ライフステージと必要なお金 | 「生きたい自分」を生きるためにキャリアとマネーをデザインしよう!

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「生きたい自分」=つまり、「本当にやりたいこと」「大事にしているもの」 に合った働き方とお金の使い方ができるようになろう!
そのために、お金の専門家=ファイナンシャルプランナーのわたしが日々やっていることを綴ります。

 

板橋区男女社会参画課の主催で

「ブランクからの仕事復帰で考えたい ライフステージと必要なお金」

と題した女性のための再就職セミナーを実施しました!

 

ワークと講義の組み合わせて90分。

あっという間でしたが、スタート時に比べて

皆さんの表情がキリッとしていたのが印象的でした。 

 

写真は最後の行動宣言の様子ですが、

皆さん笑顔が溢れています💕

  

 

断続的に担当させていただいており、

今回で5回目でしたが、

お申し込み・ご参加ともに40名超えと

過去一多くの方にご参加いただきました。

(課の方も驚いていらっしゃました)

 

 

産休・育休や介護休暇を経てもう一度働きたい!

と思った時に、

そもそもいくら”稼ぐ”必要があるのか 

が気になるとこと。

 

子どもの教育費、住宅の購入費、自分たちのリタイヤ後。

その他にもリフォームや自分たちの介護が必要になった時に

公的介護保険だけで間に合うのかどうか…

 

などなど気になるお金のあれこれをご紹介しつつ、

ご自身と家族のライフプランと必要資金を考えていただきました。

  

 

「年収の壁」と言われる税や社会保障のボーダーライン。

 

一時的に手取りが減る可能性がある点にばかり焦点が当てられるけれど、

ボーダーを超えて働いた方が

世帯年収は上がるし将来もらえる自分の年金も増える!

 

この辺りを実際の家計事例を使ってお示ししました。

皆さんの表情が豊かになったこと…(笑)

 

年収106万円を境に社会保険料の天引きがされて

手取り収入が下がるけれど、

年収125〜6万円で回復する。

 

東京都の最低賃金で考えれば、

年収106万円は1日6時間、週3日ほど。

年収130万円は1日6時間、週4日。

 

こんな風にリアルな数字で見ていただくと、

皆さん様々な気づきがあったみたいです。

  

 

ラストの行動計画とアクション宣言の際には、

 

・教育費で貯金を使い果たして自分たちの老後にお金がない(汗)

ということにならないようにしっかり考えて働きたい

 

・子どもが小さいうちの方が貯めどきとは知らなかった。夫と話し合ってできるだけ早く復職したい

 

などなど、皆さんのギアが上がっている様子が伝わりました〜

 

 

とはいえ、まだまだ女性の家事・育児・介護割合の方が圧倒的に高い日本。

年収130万超え150万超えで働くためには夫にも分担してもらわないと、

な現状があることもまた事実。

 

世帯収入UPのために夫婦で協力していけるといいですよね。