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お元気ですか?
キャリアドクターの野津卓也です。
昨日、出版社から連絡があり、
重版(4刷)することになりました。
皆様のご支援の賜物です。
誠にありがとうございます。
本書は発刊から早くも7年が経っていますが、
一発屋ではなく地道にロングセラーとして、
キャリアに悩む方々にお役に立てていることを
非常にうれしく思います。
私が本書を書いたキッカケは、リーマンショックで
リストラや雇い止めをされている方々へのキャリア
支援(主に再就職支援)を年間約1,000人以上
やっていた時です。
毎日、引っ切りなしに来られる相談者に対して、
「なぜ、これほど多くの方がリストラされた
のだろうか?」
「どうして、リストラの前にアクションを
起こさなかったのだろうか?」
「どうすれば、リストラされずに済んだの
だろうか?」
「キャリアの悩みの真因はなんだろうか?」
「キャリア教育や支援の本質とはなんだ
ろうか?」
などを考える日々でした。
そこで、日々の単発のキャリア相談で終わりではなく、
多くの臨床事例を体系的に整理して、私なりに行き
着いた仮説が、
・今までのキャリアの考えが、組織や会社に入ることが
目的となっていて、組織都合、会社都合のキャリアに
なっている。
・組織や会社依存のキャリアなので、極めて従属的で
あり、組織や会社の業績如何で人生がコントロール
されてしまっている。
・そもそもキャリアとは社会に対して自分の価値と
交換することであるが、視点が社会ではなく、
組織や会社で止まっている。
・キャリアは自分らしさ(他者との違い)を明確に
して発揮できるが、ほとんどが他者との差を競い
合っている。
・長期的なキャリアビジョンがなく、目の前の仕事に
しか見えていない。
・長期的で本質的なキャリアを構築するためのノウハウ
がなく、また、そのようなキャリア教育や支援を受けた
ことがない。
等ということでした。
その中でも、特に、現在のキャリア教育や支援が、
ともかくどこかの組織や会社に入ることを重視する
テクニック中心であり、
自分が望む人生と直結するライフキャリア構築
の教育や支援を受けたことがないことが
一番の課題であると考えた訳です。
そして、本書でご紹介しているようなキャリアノート
ワーク集に記入していけばライフキャリアの
ベースが確認できるようにしました。
初版から7年も経ちますが、産業構造や社会変化
などによって、将来のキャリアに益々悩む人が
増えていきていると感じます。
人生には、必ずライフキャリアを見直すタイミング
がきます。
その時に、このキャリアノートに記入した内容を
振り返るだけでも、かなり手間ひまを軽減することが
可能になるでしょう。
今後とも本書を末永くご活用頂けますと、筆者として
うれしいことはありません。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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