『解雇とは、自分からは書かない』
どうも橋谷です。
頂いたコメントにお答えしている中で、「もしや・・・」と思うので、記事に書くことにしました。
今日、似たような退職理由についての、ご相談を受けたからというのもあります。
「会社から辞めさせられた時は、履歴書の退職の欄に何と書くか?」
たとえ辞めさせられたとしても、履歴書にも職務経歴書にも、『解雇』とは書きません。
自分で、自分の評判を落とすことは、しちゃダメですよ。
解雇と書いたら、会社側の人間は、「なにか問題があって辞めさせられた人を、うちでは雇えない」と思います。
「解雇されたけれど、採用しよう」という担当者は、なかなかいないです。
もし辞めさせられたとしても、それは「会社の都合で辞めさせられた」のです。
だから、履歴書に書くのは、「会社都合により退社(退職)」となるわけです。
いま退職理由で一番多いのは、「会社都合による退職」です。自己都合による退職では、ありません。
不景気なのは、誰もが知っています。
・業績不振で辞めさせられた
・事業縮小により辞めさせられた
・部署が閉鎖になり辞めさせられた
・会社が倒産した
・給与が支払われなくなった
というのが、当たり前の世の中です。
(念のために言っておくと、当たり前な世の中が普通なのは異常です。だから会社都合で辞めさせられる人が一人でも少なくなるように、ワタシは、この仕事をしているのです。)
だから、「会社都合で辞めさせられる=本人に問題がある」とは、思われません。
もちろん面接でも、本人に非がないように退職理由を話します。
だから、まず履歴書と職務経歴書から「解雇」という文字をなくしましょう。