就活小説「ワタクシハ」 | 複業副業解禁時代の就職転職キャリアデザインで、私の働き方改革!:履歴書、職務経歴書、自己PR、志望動機、応募書類の書き方、面接対策

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『就活小説「ワタクシハ」』

 

どうも、橋谷です。

 

TBS王様のブランチを見ています。

 

最初は本のコーナーから始まるのですが、その中で、就活本が紹介されていました。

 
「ワタクシハ」/羽田 圭介
¥1,575
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見た目では、ちょっとわかりにくいですかね。

 

作者の羽田圭介さんは、第139回の芥川賞候補作家で、高校在学中の2003年に「黒冷水」で文藝賞を受賞した、正統派の作家さんです。

 

ストーリーとしては、高校生でデビューした学生ギタリストが、大学で就職活動をしていく。自分は、他の人と違うという自信が、採用試験に落ち続けることでゆらぎ、自分の本質に気がついていく。というあらすじです。

 

著者の羽田圭介さんのインタビューも、テレビでは放送されていまして、今まで誰にも否定されたことのない学生が、初めて否定される場が就活だと話していました。

 

羽田さんにとっての就職活動とは、「自分が何者であるかを、一番濃密に考えさせられる時間」だそうです。

 

王様のブランチ内でいっていた、「ワタクシハ」の魅力は、

 

・今の若者がわかる

 自分の人生は、一本道ではないということ。昔は終身雇用だったが、今は働きながら学校に行ったりと、いろんな選択肢があるということ

 

・情報はネットから

 たとえば、「内定者の素行調査のために、探偵がつく」とか、「アナウンサー試験は1万円の写真が有利」などの口コミ情報が、良くも悪くもネットから得られるということ

 

確かに、学生の間は、同年代の好きな仲間同士だけで集まっていられます。

 

学生は、そう思わないかもしれませんが、社会に出るというのは、もっといろんな年代の、いろんな考え方をする人と、いっしょにやっていかないということ。

 

仲間同士だから、否定されることの少なかった学生時代から、社会に出る第一歩で、否定されるのが、就職活動になるわけです。

 

今まで、学校という決められた枠組みの中で暮らしてきて、就職活動で、初めて自分と他者を比較して、自分が何も出来ないことに気がつき、自分がいかに小さい存在かを知る。友達が、急に大人っぽく見えて、何でも知っているように見えて、自分より出来るように見えて、不安な中で、自分の進むべき道を決めていかなくてはならない。

 

まさに、著者の言うとおり、自分が何者であるかを、濃密に考えさせられる時間だと、ワタシも思います。

 

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