『コギャルからカリスマ販売員へ』
どうも、橋谷です。
昨日も、パタパタと何名かの方の書類アドバイスに出かけていたのですが、その移動中に読んだ、感動の本です。
就職活動に悩む人、特に、今アルバイトやフリーターで働いている人に、読んで欲しい、おススメの1冊です。
それが、こちら。
「買わねぐていいんだ 」 を書いたのは、JR東日本で売り上げナンバー1の、新幹線アテンダーにして、全1300名の中で3名しかいないチーフインストラクターの茂木久美子さん。山形新幹線「つばさ」で1人8万の売り上げに対して、50万の記録を持つ29歳。
中学の成績は最下位、遊びまわっていて、中学3年でアルファベットが最後までわからなかったくらい勉強が出来ず、やっと高校に入り、今で言うニートから、新幹線の車内販売のアルバイトに採用、そして正社員になります。
アルバイトの面接には、茶髪に日焼けのコギャルの格好。スーツで着ていた周りの人を見て、はじめて自分と周りの違いに気がつき涙。
髪を黒くして、肌を白く塗ることを条件に、アルバイトに採用され、うれしくて化粧品を買いに走ります。今まで自分の好きな身なりをして、親や学校に注意されてもおかまいなしだったけれど、働くってこういうことなんだ。社会に出るということは、どういうことかを初めて知ります。
ワインの販売で1位になり、イギリスに旅行に連れて行ってもらったときも、コギャルの格好ではしゃぎまくり、同行した社長にあきれられ、でも社長の言葉に、これからもがんばっていこうと思い直す、そんなエピソードもあります。
今も、休日には、美容院で髪を盛り、お化粧をして、age嬢の服装で友達と遊びに出かける。
特別に、かわいいわけでもなく、どこにでもいそうな、普通の女の子。勉強が出来たわけでも、学歴があったわけでもないのは、先に書いたとおり。
それでも、カリスマ販売員になったのはなぜか。
その接客や仕事の秘密ももちろんですが、フリーターやアルバイトをしていて、「どうせ、自分は・・・」と思っている人がいたら、ぜひ読んでみてください。
普通のコギャルが、社会に出て、働くことはどういうことか、社会に出るというのは、どういうことかに気がついて、社会人として成長する姿が、書かれています。
もしかしたら、自分が変わる何かが、見つかるかもしれませんよ。