おはようございます。橋谷です。
今日は、朝からショックなニュースがあったので。
12日午後3時10分頃、兵庫県宍粟(しそう)市波賀町戸倉の氷ノ山登山道で、マウンテンバイクで下山中の大阪センチュリー交響楽団首席コントラバス奏者、奥田一夫さん(57)(大阪府富田林市高辺台)が転倒。
一緒にいた仲間が携帯電話で119番し、県防災ヘリで神戸市内の病院に搬送されたが、首の骨を折っており、約3時間半後に死亡した。
宍粟署によると、奥田さんはこの日午前9時頃から、仲間4人と登山を始め、午後2時頃からマウンテンバイクで下山。途中にあった高さ約50センチの段差を降りようとして前のめりに転倒、頭を地面で強打したという。
奥田さんは東京交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団の首席コントラバス奏者を経て、1989年から大阪センチュリー交響楽団の首席奏者。
(2010年9月13日00時34分 読売新聞)
関西の、いや日本のコントラバス界の重鎮で、多大な影響を与え続けている人です。
最近はお会いしていなかったのですが、別荘でやったオフ会に、8時間くらいかけて車で出かけて、みんなでアンサンブルをやったことが、今のことのように思い出されます。
いただいた楽譜や、演奏の録音が、思い出の品になってしまうとは・・・。
まだ亡くなるような年ではないだけに、本当に残念です。
人の命は、こんなにあっけなく終わってしまうものだと、改めて感じました。
今、生きているのが、当たり前だと、ついつい思ってしまいますが、いつどうなるか、わかりません。
自分も、いつどうなるかわからないから、今出来ることを、せいいっぱい取り組んで、後悔のない人生を、送りたいと、強く思いました。
奥田さんのご冥福を、お祈りします。