コレステロールは健康の大敵、なんていうことを無意識に思っている方も多いのではないでしょうか。実際に、コレステロールをカットした食品なんかもありますよね。でも、コレステロールってどういう働きをしているのか、そもそもどういったものなのか、いまいちよく分からない、ということはありませんか?>>続きを読む
先日、がんの予防8か条、というトピックをお伝えしました。その中のひとつに、8. 肝炎ウイルス感染の有無を知り、その治療(感染者)や予防(未感染者)の措置をとる。というものがありましたね。肝炎、というと、B型やC型、といった名前を聞くことがあるかと思います。>>続きを読む
病院、と一口に行っても、実はさまざまな種類があります。一番わかりやすい例は、診療所と病院の違いでしょうか。この2つは、実は大きな違いがあるんですよ。それは、入院するためのベッド数の違いです。診療所の場合、0から19床までで、20床以上になると病院になります。>>続きを読む
喫煙と過度の飲酒はがんに悪影響、というニュースを以前紹介しました。喫煙と飲みすぎはよくない、とはいえ、もちろんそれに気をつけているだけではがんは予防できないのもまた事実です。がんに限りませんが、病気はなるべくなら予防しておきたいものです。>>続きを読む
病気の名前というのはなかなか難しいもので、病気の名前を見てすぐに内容が分かるものもあれば、病気の名前を見ても何の病気なのかサッパリ分からないものまであります。人の名前がついているような病気だと、確かにそこからどんな病気なのかを連想することは難しいですよね。

ただ、病気の名前から連想される病気のイメージが、本当にその病気を正しくイメージできているかどうかということは、なかなか難しいものがあります。

それでは、自閉症、というとどのようなイメージをもたれるでしょうか。
というのも、自閉症に対して誤解している人が少なくないようなのです。

自閉症の意味に関してはこちら

自閉症の理解に関する調査が行われ、3割の人が誤解して病気を理解しているという調査が得られました。
「親の育て方が原因」とか、「心の病」というように理解されている方が多いようです。

最近は、ニートという言葉もありますし、それとの比較もなかなか難しく思っている方もいらっしゃるかもしれません。もちろん自閉症とニートは全く違います。

また、少し前話題になったゲームと脳に関する本の著者の方も、どうも自閉症に関して誤解をされているような記述や発現も見られました。専門家(といってよいのか分かりませんが)ですら理解があやふやなのですから、一般の方が理解を間違えていても、むしろ仕方のないことかもしれません。

こういったことは自閉症に限らず病気に関してはよくある話で、イメージを払拭するために病気の名前自体を新しいものにするということもたまに行われます。近い例で言うと、「認知症」(旧痴呆症)や、「生活習慣病」(旧成人病)などもそれにあたります。

病気の名前ですから、良いイメージはもたれないと思うのですが、それでも、できるだけ正しいイメージを持つことで、その病気に対する偏見などは少なくなるはずです。
病院ランキングなど、病院に関する本やムックなどが花盛りです。病院に関する記事なども含めれば、新聞や雑誌、各種メディアで取り上げられていて、世間の関心も大変高いといえるのではないでしょうか。

ただ、ひとつ思うのは、いい病院、という言葉で、どこもランキングや紹介文などを書いているのですが、いい病院、というのはどういうところがよければいい病院となるのでしょうか?

よくあるのは、数値を明示することと口コミ情報です。

数値とは、手術件数や、医療事故の件数、などといったもののことです。心臓弁膜症の手術を、年間何十件やってます、といったようなことが雑誌などに載ってますよね。それに加え、術後5年生存率を出したりすることは、がんなどではよくあります。
これはどのようにみたらよいのかというと、まず、手術件数の数値を出せるということは、その手術が出来る、という大変基本的なことから、医療事故などの数値とあわせてみて、その手術に対してどれだけ知識を蓄えたり、技術を磨いているか、ということを見る指標になります。ただ、これには問題点もあって、小さな病院を見る指標にはなりにくい、ということがあります。小さな病院ではもちろん手術は大きな病院ほどはしていないので、基本的に手術件数などは少なくなりますし、大体外科でなければ手術をしないところもよくありますからね。

口コミとは、ここの病院の先生はどういう風によかった、といった、患者の立場での評価を、数値じゃなくて言葉や文章で表したものです。この場合、手術件数の多さといったものよりは、人当たりのよさや、待ち時間の短さなどといった、数値には表せないことが話題の中心になりやすいでしょう。
ここでの問題点は、他人の見方というものは自分の見方と一緒とは限らない、ということでしょうか。人からよいと薦められたことが、自分には大してよくなかった、ということは、誰しも経験がありますよね。

このように、どの指標にもよい点と悪い点があるので、結局はご自身が一度経験されて判断する、ということになってしまうのでしょうか。
インターネットにも、病院に関する情報はあふれていますよね。病院にかかる前に、検索してから、という方は、最近かなり多くなってきています。そのときに、まずどの情報を判断して病院の良し悪しを決めていますか?
病気のもととなるウイルスと細菌。その違いってご存知でしたか?

細菌をわかりやすくイメージしてもらうとすると、昔(いまでもあるのかな)CMで、むし歯菌が歯に悪さをするところをアニメで表現してましたよね。
あのとき、むし歯菌は悪魔みたいな生物のように表現されてませんでしたか?黒くって、槍みたいなものを持っているというような。
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妊娠中にタバコを吸うことが危険というのは、ある種常識ですよね。
どの程度前から常識とされているのか、ということは正確には分からないのですが、妊娠とタバコの関連を調べた研究は昔から盛んにされていて、古いところだと、1957年にカリフォルニアで大規模な臨床試験が行われ、タバコと胎児に関しての明確な因果関係が報告されています。たぶんこれが最初ではないでしょうか。

で、です。これらの話を踏まえて、このニュースを解説します。

妊娠中の酒・たばこは危険…赤ちゃん体重減に

 妊娠中に母親がたばこをすったり、酒を飲んだりすると、赤ちゃんの出生体重が減少してしまうことが、国立健康・栄養研究所の滝本秀美・主任研究員らの分析で明らかになった。

 出生体重が少ないと、乳児期の死亡率が高まるほか、成人後も生活習慣病になる危険が高まるとされており、研究者は「妊娠中の喫煙、飲酒は控えるべきだ」と訴えている。この成果は4月4日、京都市で開かれる日本産科婦人科学会で発表される。

 研究チームは2000年に実施された国の乳幼児発育調査データをもとに、単胎(胎児1人)で順調に生まれた赤ちゃん9120人について調べた。

 その結果、妊娠中の母親の喫煙率は10・0%、妊娠中に週3回以上酒を飲む習慣のある母親の割合は1・4%で、生まれた赤ちゃんの体重と対比させると、たばこが1日1本増えるごとに9・4グラム、飲酒習慣がある場合は70・5グラム減少する計算になった。
(読売新聞) - 3月26日15時9分更新

記事は適宜省略しています。

さて、この話の何が新しいのかというと、日本人に関して、やはりタバコは胎児によくないという結果が得られた、ということです。…でもそんなの何も新しくないですよね。

胎児にとってタバコが危険、とされているのは、1957年にすでに明らかなのですが、これは白人に関しての話です。医療において、人種間の違いというのは、結構大きいんです。この研究は、対象が日本人で、しかも9000人以上を対象とした検証をしているので、この結果はかなり信頼がおけるものだと思います。

当たり前とされていることを、本当に当たり前なのか検証する、ということは重要で、しかもかなり大変なんですよね。
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頭が痛い…。お腹が痛くて、熱もある…。といったとき、その症状でどのような病気が考えられるのか、ということが分かれば、そのためにどうしたらよいか、ということにつなげられますね。
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使い方はいたって簡単です。

例えば、頭が痛い、というときには、CAREWAVE病状検索 の「病名や症状」に、「頭痛」、もしくは「頭が痛い」などと入力します。
そして、「性別」「年齢」を入れ、「この条件で検索する」を押してください。可能性のある病名、症状名が表示されます!

また、病名などの説明とともに、その病気の場合、どこの診療科にかかればよいか、といったことも示されます。そこをクリックすることで、病院検索を行うこともできます!

また、お腹が痛くて熱がある、といったときは、CAREWAVE病状検索 の「病名や症状」に、「腹痛 発熱」(間にはスペースを入れてください)などと入力することで、この2つの症状が現れる病名などが表示されます!

【検索のコツ】
病気は、一つではなく、一度に複数の病気を同時に併発することがよくあります。その際に、複数の病気の症状を一度に「病名や症状」欄に入力し、検索することは、うまく検索結果に反映されないことがあります。
まずは、一番気になっている症状から順に検索を行うことで、正しい検索結果につなげることができます。

実際に病気の名前が分かっているときには、CAREWAVE病状検索 の「病名や症状」に、その病気の名前を入力することで、医学辞書のようにも使うことができます。

その際、例えば「麻疹(はしか)」といったように、正確な漢字がわからなければ、「はしか」とひらがなで検索することも可能です。

この検索は、病名、症状名はもちろん、それ以外にも、医療用語、栄養素の名前なども検索できます。
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【ご注意】このサービスは、医療行為ではありません。ご自身の責任の下、ぜひ有益にご利用ください。
意味がないこと、というものには、もちろん意味はないんですが、それでもその意味のないことが必要なときもある、ということがここ最近いくつかニュースで取り上げられました。
…なんか、この文章哲学的ですか?って、そんなこともないですかね。

さて、そのニュースですが、代表例は「BSE全頭検査緩和を容認」というものです。BSEとは、牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病のことです。

このニュースは、BSEを人に感染させないために、出荷予定の全部の牛の検査をすることが現在日本では求められていますが、それを、生後20カ月以下の牛に限って検査をしなくても良い方向にする、ということを調査検討している委員会が打ち出した、というものです。

このニュースのどこに意味がないのかというと、生後20カ月以下の牛に対するBSE検査、ということに現状さほど意味がないんですよね。というのも、BSEが発症する牛は生後20ヶ月以上たっている牛しか現在のところ確認されておらず、それ以前はもしBSEに感染していたとしても、潜伏期間なのです。BSE検査の第一段階は、見た目におかしくないか、というものなのです(BSEを発症していると見た目に分かるんです)。また、その後の生体検査においても、20ヶ月以下の牛では異常を発見できる程度の異常プリオンの量が蓄積されていることはかなりまれ(現状ほぼありえない)なのです。ということで、20カ月以下の牛には、現状のBSE検査は無意味に限りなく近いんです。

意味がないならやめればいいじゃないか、と思うのは、ごく普通だと思います。でも、「BSEの全頭検査を緩和しよう」というタイトルだけがメディアのトップに出てしまったら、そのニュースを見る側からしたら、安全性が心配、と思うのもまたごく普通の反応だと思うのです。

本当なら、現状のBSE検査の内容をきちんと説明した上で、その無意味さをしっかりと問う形にするのが理想なのでしょう。でも、ここまでBSEに関する報道が進められてしまった現状からスタートして、それをすることでのコストと、風説の流布(BSEに対する恐怖がうわさとしてどんどん広まってしまうこと)がされてしまうことをデメリットとして考えるならば、無意味でも現状の体制を続けていくことも、またひとつの手段として考えられるのです。

もちろん、このニュースに関しては内容を知っていれば、なーんだ、という程度で終わってしまうことなんですけどね。皆さんも、ぜひニュースの裏側の文脈に、ちょっと眼を向けてみましょう。面白いことがいろいろとありますよ。

【閑話休題】
「20カ月以下の牛の検査が無意味」というのは、「検査では分からないから未検査で出荷しちゃえ」ということではなく、「20カ月以下の牛には元来危険性がほぼないと考えられている」からこその無意味、ということなんですよ。念のため。もちろん、今後この内容は見直されるかもしれませんね。