昨年3月に日本でこの世に生を受けた方は90,435人

あなたたちが成人を迎える頃、震災の事について何かを想い、語り、行動しているでしょうか。

あなたたちの価値観で新しいシステムを構築して行って下さい。

様々なことに感動できる心を持ち続けて下さい。

私にできることと言えば、現在携わっているデザインという領域でその足がかりを探って行く事。

20年後、真の意味で復興はとげているでしようか。

震災で破壊されてしまった土地に多くの人が集う街は再形成されているでしょうか。

悲しみは癒されているでしょうか。

明日は又来ます。全てのひとに。

黙祷。







人間は決して、

孤立して生きられるようには、

作られていない

司馬遼太郎



震災から約1年経ち以前ほどニュースで取り上げられなくなりつつある

震災に遭われた方々に自殺が増えているとのニュースを観て

軽いショックを憶えた


震災で被害に遭われたは私自身だと感じます

例えば、杖を突いて足を引きずりながらやっとのおもいで歩いている初老の方も

北極の流氷が溶け出し生活の場をもぎとられたシロクマ

全ては私自身の事である。



朝方、通勤する際に、体が不自由で左右に体を揺さぶりながら、そしてふらつきながら

ゆっくりと駅に歩いて行く少年を見かける

いつも一人だ

ただ彼はいつも笑顔のように見える

そう見えるだけなのかもしれないが、彼は圧倒的に強く美しい


良き人々とつながりを構築しているのか

何かしら希望を抱いているのか

私があのような状態になった時に、あの彼のように生きて行けるだろうか


被災地で自殺を考えている人たちに、せめて小さな希望を見いだして欲しい







今回の大震災について、作家、村上龍氏の寄稿文がNEW YORK TIMESに掲載されています。

[危機的状況の中の希望]がそれです。

敗戦後、日本は復興に向け、その後大きな希望を持ち高度成長期に突入して行きました。

時は流れ、バブル崩壊、金融危機、資本主義の終焉といわれています。

国民は次に何をすべきか、目標となる希望を失っています、

そのような時代に、言葉では言い表せないほどの大震災。

村上龍氏の寄稿文に、希望という言葉があり、非常に印象的に
心に入り込んできました。

希望があれば人は強く生きて行ける。そうありたいと願う。

この震災は現在進行形です。どのように関わるか全ての人のテーマでしょう。

私は必死に働き、そして何事があろうとも強く生き抜く。

シンプルな言葉の強さは素晴らしい。