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身近な方が亡くなられたら、残された遺族には膨大な手配、手続きを短い時間で次々とこなさなければならなくなります。
一般的には通夜は亡くなった日の翌日、葬儀・告別式は通夜の翌日に行うことが多く、亡くなられたその瞬間からこれらの手配に忙殺されることになります。

通夜、葬儀、告別式、納骨といった葬儀法要の手配は、多くは葬儀社に依頼することになるかと思います。

病院で亡くなられた場合、多くは病院から葬儀社を紹介されます。または自宅で亡くなられた場合でも死亡確認した医師を通じてやはり紹介はされることが多いでしょう。
前述のように遺族は短い時間の中で膨大な手配に追われることになるため、事前に話し合いなどして葬儀社を決めていなかったなら紹介された葬儀社に依頼されるパターンが多いと思います。

しかし遺族の方は短い時間の中で多くを判断しなければならないため、時には後にトラブルになるケースもあります。


葬儀社とのトラブル例
・強引な勧誘を断れなかった
・請求明細が不明瞭、いつのまにかオプションがついて追加の請求をされる
・高額請求
・説明された内容と実際の葬儀との相違 


上記のようなトラブルを避けるため、下記のような点に注意するとよいです。

トラブルを防ぐためのチェックポイント
・見積もり書を提示し、細かく説明してくれるか
・質問に対しちゃんと答えてくれるか
・強引に望まないオプションを勧めてこないか
・地元住民の評判が良いか
・小規模低予算の葬儀の希望に応えてくれるか


ただ、やはり時間のない中で様々な取り決めをしなければならないため、「そんなに細かいことバタバタした中で判断できないよ!」というのが実情だと思います。

そのため、やはり重要なのは生前に家族で葬儀社はどこにするか、葬儀の規模はどのくらいを希望するかなど話し合っておくこと、それをエンディングノートに残しておくことです。
エンディングノートについては後述します。