これまでの経過:診断編です。
私の母方の家系が癌が多いこと、勤務先から補助も出ることから、数年前より人間ドックを受けるようにしていました。
今思えばこれがターニングポイントだったと思います。
そんな中2016年5月の人間ドックの超音波検査(US)で膵臓にのう胞らしきものが見えるので、精密検査を受けてくださいとのありがたい?お達しをいただき、地元の市立病院でMRI検査をしました。
その結果、今後定期的に膵のう胞が大きくならないか年1回MRI検査を受けることになりました。
2018年に入り年1のMRI検査で、膵のう胞とは別に何かが写っているということで、ここから雲行きが怪しくなってきました。
CT,超音波内視鏡(EUS)を行った結果、初めて神経内分泌腫瘍の疑いがあるとの話がありました。
超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)で組織を取って検査をすれば白黒はっきりするということだったので、実施することにしました。
EUS-FNAは1泊入院が必要とのことで、理由は内緒で仕事を休みました。
前のEUSの時、麻酔?鎮静?が浅く、検査中の先生方のトークが全てばっちり聞こえてしまいました。
そのことを先生に話をしたら、次のEUS-FNAは少し鎮静剤を多めでやるということでした。。。が、やっぱりちょっと浅かったのか、「NET?」と話す声や、針を刺す度に体が動いてしまったことを覚えています。
あくまで私の場合ですので、これからEUS-FNAを行う方は怖がる必要は無いと思います。念のため。。。
退院後、次の外来で病理検査の結果の説明があり、膵神経内分泌腫瘍G2の診断がされました。2018年6月のことでした。
神経内分泌腫瘍の疑いの時点から、「なんじゃそりゃ?」と思い、色々自分でも調べました。
もし、そうだったら手術だろうと考えていて、だとしたら胆肝膵外科として全国有数のハイボリュームセンターである地元のがんセンターでやろうと決めてました。
だから、先生にはがんセンターに紹介をお願いし、先生も良い選択だと言って下さりました。
「見つけてくださってありがとうございます」と先生にお礼をさせていただき、がんセンターに転院とあいなりました。
以降はがんセンター編へ続く