例によって例のごとく寝る直前まで、また起きてからもスマホは手放せません。今日目が覚めて、横になって真っ先にやったことがスマホで Twitter チェックでした。Apple の Tim Cook の Tweet がたまたま一番上にあり、あのニュースを知りました。

 

今年43歳になる私は、中学生の時まさにマイケルジョーダン絶頂期。オリンピックのUSバスケ・ドリームチームも好きでした。エアジョーダンも、確かセブンを買ってもらいました。兄弟で回して履いて。ただ、明らかににわかファンだった私はその後すぐに熱が冷め、1996年にNBAデビューした Cobe Bryant のプレーは記憶の中では一度も見たことがありません。

 

ただ、朝はツイッターから目が離せず、特に LA Times の記事は事故から何時間後に書かれたものか知りませんが、「この記者は涙を流しながら書いてるんじゃないだろうか」と思わせるような記事でした。しかも長文、なぜこんな短時間にこの内容の記事が書けるのか、というほどの密度で。New Port Beach あたりに住んでいて、Fullerton のファーストフード店に自ら買いに来ることもあったとか。

 

でも、トランプやオバマさん、イバンカも Tim Cook も在日米国大使館も、もちろんシャキール・オニールも。いろんな人が恐らく本当に悲しみ、心からの哀悼の意を表しています。事件もあったようですが、なぜそこまで愛されているのでしょうか。深くは知りませんし、私がその理由を調べることはないと思います。ただ、私が想像する以上にスポーツが一般的というか、そこにあるのが当たり前というか。感覚が、短さが違うんでしょうね。本当に生活の一部というか。

 

それに対してこの国は、、、とは言いません。日本もいいところがあるし。ただ、アメリカは悲しみを外に向かって表現し、日本は内に秘めるという違いがあると思っています。どっちがいい悪いではなく、どっちもある。

 

でも、何となくアメリカはこういう時に団結力があるというか、一致する印象をうけますね。グラミー賞授賞式当日だったステープルズセンターでも、Kobe のジャージの展示方法を変えられた、とありました。アリアナグランデやそうそうたるメンバーがリハーサルをやる中でこのニュースが口々に伝えられ、みんな悲しんだと。Kobe の名前は日本の神戸市にちなんだ、とその記事にはありました。

 

取引先のアメリカ人で Terry という人がいます。ロスのオフィスに一度だけ行ったことがあるんですが、白髪の白人で部屋には Lakers の盾とか写真がいっぱいで、あまり話す人ではないんですが「この人すごい好きなんだろうな」というのが言わなくても分かる感じで。私なんかが軽々しく今日の事故に触れることができないくらい、悲しんでいる人が本当にたくさんいるんだと思います。