アメリカから自動車のパーツを輸入して国内で卸、小売りをしています。パーツと言うと範囲が広いんですが、いわゆるエンジンとかトランスミッションとかではなく、今で言えばギア、キャンプ・アウトドアに車で出かける時に使う商品やアメリカでしか販売されていない純正アクセサリーなどなど。

 

自動車大国と言われるだけあって、アメリカは社外品パーツ(車のメーカーではない会社がつくる自動車用パーツ、対義語は純正パーツ)のマーケットも大きいです。詳しくは端折りますが、今年の5月に Truck Hero が Lund International を買収しました。裏では TA Associates というプライベートエクイティが動いていて、Truck Hero は2015年になくなくあきらめた悲願の IPO のための最後の一手に近い動きなのでは、と踏んでいます。

 

2大巨頭が片方に飲み込まれる、とは予想もしておらずびっくりですがこういう寡占化は今後も進むんでしょうか。variation とか choise という意味において、消費者にもメリットのある動きなのでしょうか。古参の bestop もPEを入れ、小粒ではありますが M&A をこれまでに何回か実施しています。

 

トランプさんが来年の選挙に向けて何を切り札にしてくるかわかりませんが、自動車産業ってやっぱり大きい産業で従事している人の数も桁が違うので何らかの動きはありそうです。

 

興味ない人には全く何の話か意味不明だと思うので、今日はこの辺で。芝大神宮のお祭りで、昨日からにぎやかです。