さすがに今では街を歩いていてルーフラックをつけている車が通れば目がいき、ベースラックをつけてるだけでもどのメーカーのものかが非常に気になり、ヒッチメンバーを付けている車を見つければそれだけでテンションがあがります。

 

正直、もともとはそこまで車に興味もありませんでしたが。大学生の時、兄の影響で中型免許を取ってカワサキのバルカンクラシックというバイクにしばらく乗っていましたが、車の運転は都内ではほぼなく、田舎に帰った時に少しする程度でした。

 

車が好きで趣味が高じて仕事になった、というわけでは決してありません。仕事というからには、対象であるお客様がいてそちらに対し何らかの価値を提供してお金をいただけるものでなくてはならない。私の仕事に含まれるものは日々の業務で言えば電話、メール、FAX でのお問い合わせへの返信、コンテナが入った時の荷下ろし(これもごく少し、フォークリフトに乗るくらいです)、梱包・発送作業はさすがにほとんどやることはありません。事務所を離れるとお客様先訪問、イベント出展。あとは海外のイベント視察とメーカーとの打ち合わせ等々。

 

この中で、趣味的要素が最も強いのは海外のイベント視察です。正直、これで失敗をしたな!と自身痛感したことが最近ありました。無理矢理仕事とくっつけようとした、という点が原因なのですが、それは二度としまいと決めました。ただ、当たり前ですがわざわざ飛行機に乗って時間をかけてどこかに行くなら、それを成果として出さないといけません。遊びじゃないから。自分のお金で行ってるわけじゃないから。

 

来週もアメリカに行きます。これだって、空振りすれば本当ただ行って見てきただけになるんです。それっぽく話せば仕事をしてる風に社員には言えますが、そんなのみんな気づくでしょう。「あー、またか」と。「その間私たちは地味な仕事をしてたんですよ」と。逆の立場なら思いますよね。

 

だから、出張の時はいつも以上に気を張ってというか、そりゃON/OFFあって当たり前ですが集中するところは相当集中してすぐに結果が出ないようなことでも、(少し長めの計画、日々の業務に追われる環境ではゆっくり考えられないこと)意識して取り組まないといけない、そういう時間の使い方をして、内容ある成果物を出せれば出張の意味はあるかも知れません。

 

 

明るく笑い飛ばして、常に笑顔を絶やさない。そんな楽観的?社長がいることが会社にとって非常に大切、という文章をよく目にします。私は、明らかに、100%そのタイプではないと自覚しています。ただそれでも、お客さんの役にたって、社員ともしっかり仕事ができるとは思っています。

 

ま、あまり難しいことを考えず今日は一人で飲みにでも行こうかと思いますー