趣味とまでは言えませんが、本はなるだけ読むようにしていてどこかに出かける時も必ず持って行くようにしています。

 

文学部英文学科というところに入ったのですが、単に英語が好きだっただけでまさか文学部が英語という語学よりも本を読むことに主眼をおいているとは入学してもしばらく気がつきませんでした、、、

 

というわけで、もともと本が好きだったわけではなく大学生の時だったでしょうか、宇宙飛行士向井千秋さんの旦那さんが書かれた本が一つのきっかけになったというあいまいな記憶がありますが、そこから少しずつ読書を始めたと思います。

 

まぁ、非常に読みやすいビジネス本や新聞広告に出ている著名人の本の類が多く、もっと違った、カッコいい本が読みたい!と思っている自分もいて私が好きなマネックスの松本さんや、一橋の楠木さんや、その他有名な人が愛読書としている本も新聞の書評に載っている本とか何度かチャレンジしましたが、不思議とそういう本はほとんど例外なく読み終えることができていません。挫折と積読の連続です。

 

元伊藤忠の丹羽さんが愛読書はない、特に気にせず好きな本を読めばいい、とおっしゃっていてそうするようにしました。本屋さんだと、なんか1冊だと悪いような気がして自分が「興味がありそうな本」も数冊合わせ買いしますが、その手の本もまず駄目ですね。ページをめくりながら他のことを考えていたり、字面を追っているだけで内容が全く頭に入らない。

 

新聞社に勤める友達からもう10年以上前に城山三郎を勧めてもらったんですが、あの人の作品は好きです。そこから派生して、城山さんと同年代の方が書かれた本を今読んでいます。なんで好きなんだろうなと自問自答しますが理由はよく分かりません。

 

ただ、理由なんてなくても「好き」というだけで十分な気もします。なべて仕事も好きなことの方が結果も出やすいんではないでしょうか。

 

明日は早朝から京都。一つの区切りなのでゆるくではありますが、しっかりと務めたいと思います。