昨日であのアメリカ同時多発テロから15年が経ちました。

 

 

15年前のあの日、私は新卒で入社した会社から帰って東京のアパートでテレビを見ていたと思います。8月までの新人研修を終えて9月から現場配属されたすぐ後のことでした。ニューヨークという街に行ったことがあった訳でもなく、「アメリカに住みたいなー」と強烈に意識しはじめたくらいの頃のことでしたが、特別感傷的になることはありませんでした。

 

 

ただ、NHKで繰り返し流された映像をみながらすごいことになったな、、、と思ったのはよく覚えています。あれから15年、あの日より前に比べて「テロ」という言葉は確実に私にとっては身近になりました。第三次世界大戦とも言われている、というように世界中いろんなところで無差別に子供や力の弱い人も含めその対象とされています。

 

 

詳しいことはあまり分かりませんが、アメリカの大統領候補を筆頭に反グローバル化の波が押し寄せていて各国が保護主義に走るとどうなるか、という記事が昨日の新聞にも大きく取り扱われていました。中国の南沙諸島、北の核などこれだけ騒がれていても私の中でも「で、普段の生活にどう影響するの?」とどこかしら他人事の部分が正直ありますが、もっと主体者意識をもって情報を取りにいかないといけないと思います。

 

 

10日2歳になった甥っ子を見ていて、この子が安心して暮らせる世の中になってほしいなぁ、こういう子たちが何かの犠牲になるってどういう気持ちなんだろう、というのをリアルに想像できるようになりました。子供たちが安心して育てる環境を大人たちがつくっていくことは本当に大切ですね。

 

 

ある書類のために2012年7月からの海外渡航記録を昨日まとめたのですが、アメリカだけで過去4年間に24回行っているようです。実に2カ月に1度の頻度かと思うと、結構なもんですね。。その前には7年間住んでいました。これほどまでアメリカが身近になる人生を歩むとは思っていなかったけど、そういうところが面白いですね。

 

 

明後日からはドイツに行きます。朝晩は8度程と冷え込むようなので、準備を怠らずいい出張にしてきます。我々が今仕事で取り組んでいること、周りの関係者の方にできることは非常に限られた小さいことですが、自分たちに何ができるかを常に意識しながら毎日を精一杯生きていきたいと思います。