JRPGを作っている | 切れ端

JRPGを作っている

ゲーム作ってるよ!開発中情報も少しずつ公開していくよ。

いまだにRPGツクールVX Aceという昔のソフトで作っているゲームが完成していなかったり、かなりマイペースではあるけど、そういう風に好きなようにできているということに安心したりもしている。


最近はツクールで作られたフリーゲームもプラグインとか有料の素材が使えることもあって、クオリティの高い見た目の作品をよく見かける。

そんな中で久しぶりにRPGを作ってみて、自分の作るゲームは見た目どうこう以上に中身の質が安定したものを作れていると感じた。面白いかどうかは別にして、今までゲームを作ってきた経験がちゃんとあるのでとにかく普通に安定して作れているなあと思う。テストプレイしていてなんか安心するんだよね……

そのぶんシナリオとかはいつもながら癖があるというか個性があって、自分としては好きだなあという感じになってるので、一貫性もあって良いんじゃないかな!


あとはとにかく、いわゆる普通のJRPGという題材の中で何がやりたいのか考えて作るのが楽しい。

オープンワールド的な方向性の、プレイヤーが好きなように冒険できる形のものも憧れるのだけど、シナリオ主導型の内容のものも結局好きなんだなあと思う。

むしろ主人公が積極的に冒険に出るようなシナリオよりも、状況に巻き込まれていくような内容が好きなのかもしれない、、、

ファイナルファンタジーシリーズの序盤の流れとか妙に好きなんだよね。主人公が大国と敵対したり裏切られたりして、他にどうしようもない状況でどんどん戦いに巻き込まれたり、ダンジョンも自発的に挑戦するわけじゃくて国外に逃亡するために向かわなきゃいけなかったり……冒険に行くぞ!みたいなのじゃなく、シナリオ、つまり物語に流されていく体験、それを体験することに対する快感がどこかにある気がする。

プレイしている時はシナリオに流されて、後からシナリオを振り返った時に、世界を見せつつゲームらしくバトルシーンがあったり、っていう自然な流れが良くできてるなあと思えるのがまた良い。今までいろいろ作ったり遊んできた経験を活かしてそういうのが作りたい。

そもそもテーブルトークRPGって物語を体験することを楽しむものなわけで、物語に流されることが楽しい、という部分は元々RPGの中にあるんじゃないかなあ。もちろん自由度の部分が楽しい、という部分もあるだろうけど。自分にとっての原点を思い出しつつ作っていきたい。