夏休みになりました。
忙しかった反動で,ここ二日何もしないでいます。
でも,世の中ではいろんなことが起こっていて。
毎朝起きて新聞やらニュースやらを見てたまげる訳です。

今日,私の地元の県で,一番長く野球を続けていたチームにも
とうとう夏の終わりが訪れました。
岡山県代表の関西高校が,2回戦で京都の京都外大西高校に12-10で負けました。
2回から登板した2年生ピッチャーは,9回で逆転されて号泣していた。
挨拶した後,崩れ落ちそうな彼をチームメイトが抱えるようにしてベンチまで連れて行った。

98年のある試合を思い出した。
宇部商(山口)-豊田大谷(東愛知)の試合。

私にとって,甲子園で最も忘れられない試合。
15回裏,無死2,3塁から満塁策。
直後の211球目はボークだった。
2年生エースだった藤田投手は,泣き崩れた。
「来年,必ず戻ってきます」
そう言った藤田投手が,次の年甲子園のマウンドに立つことはなかった。

私はこのとき,多分中学生だった。
高校生になってマネージャーになってからは,甲子園は悔しくて見られなかったから。

家で試合を見ていた記憶から,きっとまだ自分でトーナメント表とかを作っていた頃だろう。


甲子園は華やかな場所だけど,決してそれだけじゃないと思った記憶がある。
思ったとおり,7年も経った今検索をかけても藤田投手は「ボーク」という字を伴ってヒットする。

彼は今,何をしているんだろう。
野球を続けていて欲しいと切に思った。