初秋からの句短歌が少し 溜まってきたので また 紹介します。 雨粒が 叩く窓辺に もたれつつ 嵐逃れて 香る珈琲 懐かしの 音色に心 奪われて 琴線響く 蒼き追憶 風揺らぎ なびく穂の身に 月影が 映す浮き世の 群像模様 琥珀色 グラス奏でる 鳴り氷 酒は語らず 我を慰め 濡れ髪を 照らす初秋の 月明かり 香る素肌に 心奪われ 長雨に 森も冷やされ 秋色に 染まる野山の 草萌ゆる風 雨足が 奏でる音は ブルースか 柳ジョージを 偲びて歌う