ペグが与える影響 | アフィシオナード!

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アフィシオナード・・・それはフラメンコ愛好家のことです。
基本マニアックですがフラメンコ以外のジャンルの音楽も含めて
感じたこと等 色々と見聞きした情報を備忘録代わりにして綴ってます。

一般的に ギターの消耗部品 となると



まぁ 弦 は当然ですね







その他には消耗度合いは 弦とは比べものになりませんが



ナット、 ブリッジ、 フレット、 そして ペグ



フレットが すり減ってきたら リペアに出すしかないですが


(素人がフレット交換をすると 間違いなく ネックは 反り返ります・・・)



それ以外の ナット、ブリッジ、ペグは 簡単に交換できますよね




その消耗部品の中でも ペグは 劣化すると 異常に固くなって




チューニングで疲れちゃうなんてことにも なりかねません。




そのようなときには 応急的に グリスの塗布でしのげますが




理想を言えば ペグの交換が望ましいのです。




また ペグを変えることで 音も変わるのです。




かく言う 私も  一応 準備しているのですが・・・・




なかなか出番がないペグがあります・・・・・





アーヴィング・スローン の エボニーつまみのペグです。


アマ -  フラメンコギタリストです

アマ -  フラメンコギタリストです


弦間 が 35㎜ の物なので 田村廣には使えません



(田村廣は基本39㎜です。一部35㎜もあります)




すると それ以外のギター用となりますが おしなべて




ペグが不調となるギターもないため 使わないままになってる・・・・




もったいないなぁ









さて、 ペグにも 色々なメーカーがあり 様々な特色があるようです。



中には ペグだけで 20万円越えの 超高級品もあるようで・・・


(誰が買うんだろう・・・)




クラシックギター、フラメンコギター では 唯一の機械的部分です。



そのため ペグを交換する事で 音も変わるのです。


(質量の変化により振動係数が変わるため弦振動を伝える波形も変わる)




ですから 同じメーカーの同じペグでも つまみ部分の材質が違うと音にも影響します。



つまみ部分がプラスチック、木材、象牙、など色々とありますが



ただ単なる 好み、ファッションだけじゃないんですねー



音にうるさい クラシックギタリストは 特に気にするようです。









ちなみに・・・ ペグの違い  これは エレキギターでも 顕著に現れます。



レス・ポールなら クルーソンタイプ、 グローバータイプ 共に質量に差があります。



これが音に影響するんです (ロック時代にさんざん経験済みです)



もちろん 使われている 材質による影響も関係してきます。








こうした マニアックな世界に ドップリ 浸かっている カラコレスです。




(*´Д`)=з