私のお気に入りのフラメンコギタリストで
パコ・ペーニャ という 方がいます。
現在も活躍されているベテランフラメンコ
ギタリストです。
パコ・ペーニャ は 頑なまでに 伝統的な
フラメンコギタースタイルを 貫いている方です。
今では希有な存在である ギター1本で
聴かせられる実力を持ち ライブ一発録音では
ノーミス!(フラメンコの連続する複雑な技巧演奏の
中で これはもの凄いことです) で観客を魅了させる事ができる
現代のフラメンコギタリストでは 一番だと思います。
曲調は伝統的な 曲種の常套句を使った
ファルセータが多いのですが パコ・ペーニャは
伝統を守りながらも 新たな展開にもっていく
スタイルを継続している人で さしずめ
頑固な職人 を 思わせる方です。
もちろん 実力は折り紙付き!
ほぼギター1本でコンサートを出来る人は
パコ・ペーニャの他に 数人しかいないと
認識しております。
付加されるとしても カホン(箱型の打楽器)かパルマ(手拍子)
サパテアード(靴鳴らし音) と すべてリズム系です。
つまり 手抜きができない状態で
コンサートをやる人は 現代では 希有!
それが どれくらいに 凄いことか
理解できますか?