私のバラ栽培は去年から始めたので まだまだ知らないことだらけです
でも今はYouTubeなどで いろいろ調べられるので便利ですね
昨日も 3月のお手入れについて調べていたら
たまたま「廃盤のイングリッシュ・ローズ・・・」についての話があって
私がいずれ欲しいと思っていた「レディ・エマ・ハミルトン(2005年作)」が
今年で廃盤ということが分かりました
(写真は篠宮バラ園HPより借用)
クラッシックな派手すぎない味のあるオレンジ色がとても素敵で
香りも良く、花付きもいいそうで 秋にもかなり楽しめる人気のバラだそうです
もちろんネルソン提督の愛人 エマ・ハミルトンが名前の由来ですが
私の持っているエマのイメージ通りのバラなので いずれ欲しいと思っていたのですが
今年 春の大苗を予約している篠宮バラ園では在庫がなかったので
今回は手に入れることを諦めていたバラでした
廃盤とはいえ 今ならまだ在庫のあるお店もあるのですが
今年はすでに複数の苗を予約しているので
きっとご縁がなかったのだ、と諦めることにしました
ちなみに こちらウィンダミア(2006年作)も廃盤
(写真は篠宮バラ園HPより借用)
湖水地方のウィンダミアの名前を冠している可憐なこのバラも
英国のデビッド・オースチン・ローゼズ社が発売している薔薇のブランド名だそうです
(写真は篠宮バラ園HPより借用)
2002年、故エリザベス女王のゴールデン・ジュビリーの記念に合わせて作られて品種です
私はゴールデン・ジュビリーの年にも訪英していて
当時の盛り上がりを思い出せるこのネーミングは非常に興味をそそられていて
今年手に入れるか悩んだ品種の一つだったので残念です
(写真は篠宮バラ園HPより借用)
陶器のワイルド・ストロベリーで有名なウェッジウッド社の
250周年記念に命名された可憐なバラです
ウェッジウッド・ピンクをイメージしているのかな
愛らしい色合いが可愛いですよね
そもそも バラ苗世界に「廃盤」というものがあることを今回初めて知りました
しかも 実は私もよく分かっていませんでしたが「イングリッシュ・ローズ」は
「イギリスの薔薇」という意味ではなく
英国のデビッド・オースチン・ローゼズ社が発売している薔薇のブランド名だそうです
なので「イングリッシュ・ローズ」という系統があるわけではなく、系統で分けるならばシュラブ系に分類されるようです
オールド・ローズとモダン・ローズのいいとこ取りのバラで
オールド・ローズのカップ咲き・ロゼット咲きの優雅な丸みを帯びた優雅な花形を持ち、
モダン・ローズの豊富な色と、繰り返し咲く強健な品種だそうです
調べていくうちにイングリッシュ・ローズの廃盤というのは時々あるらしく
しかも廃盤になるのは人気がある、なしではないんですね
実際 人気のエマ・ハミルトンが廃盤ということですから
育種界の事情もからみあっているのかもしれません
育種には多大な時間とお金をかけて 一つの品種を作り上げるそうなので
新しい品種を市場にデビューするほうに力を注ぎたい、などの思惑もあるのかな、
と個人的には思っています
今のところうちでは木立のハイブリッド・ティを育てているので
イングリッシュ・ローズとは縁がありませんが
いろいろな知識が増えると バラ園を訪れるときも ただ「きれい~」
なだけではなく 「あ、これは廃盤の貴重なバラだ~」なんて思いながら
楽しむこともできそうです
ところで 話は変わって・・・
我が家のバラですが まだ2月だというのに芽が出てきてしまっています
これを「芽が動き出した」と言うそうです
暖冬なら このようなことはよくあることのようで
芽が弱っていなければ このままで良いそうです
ただ、ゆとりがあれば芽かきをすると 花が大きく咲くようになるそうなので
様子を見ながら芽かきもしていこうと思います
ただ芽が動き出すと 必然的に虫も動き出すので
防虫処理や消毒などもそろろそ考えないといけません
今日は3月に入ったらすぐ処置できるよう 薬剤などの準備をしました
お天気だから 河原に河津桜を見に行きたかったんだけど
ミモザはドライにすると ポロポロ落ちるのがとてもイヤなのですが
ネットで「ヘアースプレーで固めると良い」と書いてあったので
今回 スプレーをしてみました
長持ちするかな~