弟嫁の実家が胡瓜農家さんなので、曲がり胡瓜間引き胡瓜をいただきます。
スーパーの大袋いっぱいいただきます。
めちゃ助かる、けど消費が追い付かん。
なので会社でお裾分けして喜ばれております。
以前は胡瓜を作っていたんだけど、さー収穫しようかな、って思っていたら胡瓜が届くので、
切ったヤツから食べんといかんよねーと畑の胡瓜の収穫が出来ず、やっと収穫出来たー
となった時に40センチとか50センチとかのお化け胡瓜になっていたよ。
茄子も向かいのおっちゃんから頂くことが多くて、畑の茄子を収穫出来なかったこともあった。
なので今年はもう作らんの(え?
ちゅーことで、
岡本よりともさんのFacebookより転載させていただきます。
いつもありがとうございます。
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「規格外の野菜」
僕らの様な自然農を推進し勤しむ中で、よく聞かれるのが、規格外の野菜のこと。
無肥料無農薬、固定種で作る自然農の野菜の多くは、一般の野菜の流通から見れば規格外の物が多いのだが、規格外の野菜が多くても、スーパーで買えるようになって欲しいと言う人がいる。
その気持ちは良く分かるのだが、本当にその必要があるだろうか。いや、やろうと思えばやれない事はないだろう。
しかし、スーパーと自然農農家のお互いの良い点を潰し合うことになるのではないかと危惧する。
自然農の胡瓜は曲がり、トマトの大きさはバラバラになる。もしこれを大規模に流通しようとなると、残念ながらその流通に関わる様々な費用は爆上がりする。
理由はたくさんある。
まず野菜が箱に上手く収まらない。大小あるため、一旦サイズ分けして納める。
そのサイズ分けだけでも相当な手間だ。
面倒だからと全て詰め込むと、箱の中で野菜が暴れて、棘の多い胡瓜は他を傷つけるし、トマトは潰れる。
売り場で、傷ついたものは腐敗しやすく、また傷ついた野菜のそばにある野菜も腐敗が早くなる。そのためやはり分別が必要になる。
大きさがバラバラだとパッキングに大きな手間がかかる。そのため、バラ売りにせざるを得ない。そうなれば大小の野菜の値段は同じにはできず、POSシステムでは扱いづらくなる。
廃棄分や増えた手間賃、流通費などを考慮すれば、当然、値段は高めの設定となる。
しかも、売れ残りの野菜が増える。これはマルシェなどで何度も経験したが、理解はしていても、傷ついた野菜は売れ残り、小さい野菜は売れ残るのだ。
それらは廃棄せざるを得なくなり、食品ロスが増えて、更に値段を高くすることになる。
結局、自然農の野菜は、スーパーで売ると価格は高くなり、食品ロスは増えていくのである。
だから、化学肥料や農薬を使用する慣行栽培の規格外の野菜の廃棄を、僕は悪いとは思っていない。
今のようなどんな季節でも夏野菜が売られ、しかも安く、天候不順でもある程度の野菜がスーパーに並ぶためにはやむ負えないだろう。
だからこそ、自然農の野菜をスーパーで売る必要などないと思う。遠くに運んでまで売るのは本末転倒である。
流通を通さなければ、経費は抑えられる。地元で採れた野菜は地元で売る。軽トラでサッと運んで、値段がバラバラでもいいから、POSシステムを通さずに売ればいい。
そうすれば規格など関係なくなる。
つまり、スーパーのシステムと自然農の野菜は親和性が無いのである。
それでいいではないか。何故そこを無理やり合わせる必要があるのだろうか。
確かにスーパーは便利なのだが、自然農の野菜を今の流通や小売の中で市民権を得させようとすればするほど、売れない野菜の印象を植え付けていくだけのように思うのである。
#被ってもいいやと諦める(笑)
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