Body Voice 加藤です
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憧れて、何となく端切れを貯めてしまう😅


先日気付いたんだけど、真行寺君江さんのブログが終了していたよ。

ざんねーん。

 

手縫いでチクチク服を縫ってらっしゃる記事が好きで見ていたのです。

あんなにゴージャスな服を手縫いで、しかもリメイクを繰り返してらっしゃる。

室内の壁を貼り換えたり、石を買って庭作りしたり、なんかもー凄いの。

お金があるから買えるとか、そんなレベルではないの。

真行寺君枝さんの作る服も料理も都会的だけど、どっかチヒロさんと通じるものを感じてしまう。

豊かな暮らしだなーと思う(お金ではない)

 

私も引退たらチクチクリメイクとかしたいな。

靴下作りたーい。

なのでやたら服の断捨離とか出来まてんよ。

(化学繊維の服は逝って良し・・・え?)

 

ちゅーことで、

チヒロサトさんのFacebookより転載させていただきます。

いつもありがとうございます。

↓↓↓


【古い着物から新しい服】

 

ほけて破れてくるこの古着物、たもとのいいところを使って布靴下を作ってみたら、すばらしくお洒落なものができあがった。

それで今度は裾の方の布を使って、夏用のブラウスをこしらえてみた。絣の生地を横に使うと、面白い柄になる。直線裁ちのパターンをネットで見つけてきて、あとは縫いながら身体に合わせていった。これがまた、思いの外すてきな服に仕上がった。

 

 

この着物、数年前に熊野で陶芸製作していたときに、古民家のおばさんが処分するつもりでいた着物の山からもらい受けてきたものだった。大正モダン風の大胆な絣の柄が気に入って選んだのだけれど、もう布が弱くなっていて、着ようとしたらあちこち裂けてきた。それでも何だか捨てるに忍びなくてオーストリアまで持って帰ってしまった品物だった。

 

 

ところどころほけているとはいえ、布はしっかりしていて、仕立ててみるといい張りがあり光沢があるのがわかる。こういう張りは普通の洋服の生地にはないから、何だかハッとするものがある。どこでどんな風に織られた布なのか、どこで育った蚕なのか。昔はどこの農家でも機があって、布を織っていたのだということを思い出す。

 

布がいいと、こんなシンプルな服をこしらえてもいいものができるのだ。布を切って縫っていると、着物がどんな風に縫ってあるのかがよくわかる。着物は手縫いするものなのだ。私はミシンを使うのが嫌で、服でも何でも手縫いしているけれど、よほどの変わり者だと思われている。だけど、着物ではそれが当たり前なのだ。世界中どこだって、伝統の衣装は手縫いするものだ。そのことを思い出した。

 

 

この着物、おそらくは本職の和裁師さんが仕立てたものなのだろうが、洋服では絶対見たこともないような巧みな縫い方がしてある。背中の合わせ目のところは、生地の端が両方とも三つ折りにしてあって、その三折りのところを重ねるようにして、平縫いにしてある。一体どうやったらこんな器用なことができるのかわからない。だけどこうすれば、柔らかな絹の布でも、縫い目のところから裂けないで長持ちするのはわかる。こんな布をミシンで縫ったりしたら、しばらく着ているうちに縫い目から裂けてくるだろう。布に負担をかけない平縫いだからこそのこのしっかりとした仕立て上がりなのだ。

 

 

この縫い方を見ているうち、縫い物の概念がすっかり変わってしまったようだ。少し前までは、人は土地にできるもので糸を紡ぎ、布を織り、衣類を作っていたのだ。それがまったく当たり前の暮らしというものだった。糸を紡いだり織ったりということは、どこの家でも当たり前にするようなことだった。


今では手紡ぎの手織りの布なんていったら、いったいいくらするのかわからない。それどころか、お金があったからといって買えるかどうかもわからない。それが少し前には当たり前の日常としてあったのだ。貧しいと思われていたあの時代は、実はとても豊かな時代だったのじゃないかと思った。少なくとも、この絹の服は軽くて暖かくて、身をふわりと包むようで、こんなに豊かな感覚はどんな服にもなかったと思うのだ。

 




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