CAR STYLING公式ブログ -18ページ目
●Rolls-Royce 102EX
ファントムをベースにした電動実験車が102EX。世界中でテスト走行や試乗会をおこない、技術データを収集・検証し、ユーザーの意見を集めることになっています。
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「102EXは、空間や素材の使い方を探求するという、エクスペリメンタル・モデルの本質を体現した優れたコンセプトカーだ」とはチーフデザイナーのイアン・キャメロン。

駆動メカニズムはロータス・エンジニアリングが担当。バッテリーを床下に敷き詰める必要がなかったのは、このボディサイズだからこそ可能になったレイアウト。2つのモーターは左右それぞれの後輪を駆動。プラグイン充電のほかに非接触充電も可能。
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シャシーはアルミのスペースフレームですが、バッテリー重量は640kgにもなり車体総重量は3トンをオーバー。

透明で内部から光る樹脂製スピリット・オブ・エクスタシーがクリーンさを表現。またLEDで演出される充電口など、エレクトロニクスを強調しつつ洗練された高級感を漂わせる表現を模索。LEDは充電可能な状態は青、充電中は青の点滅、充電完了時には緑、緊急時には赤色に点灯します。なおエクステリアの塗装は16層にもなり、そのうち4層に「アトランティック・クロム」を用いているとのこと。
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インテリアのレザー表皮は、クロムではなく植物由来の素材でなめすコリノバという手法で作られたもの。この工法で作られたインテリアの変化や耐久性も試乗ツアーでチェックされる予定。
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102EXの主要諸元は以下の通り
ドア/ 席数:4/5(オプションとして4)
全長:5840 mm
全幅:1990 mm
全高(空車時):1638 mm
ホイールベース:3570 mm
回転直径:13.8 m
トレッド(前):1687 mm
トレッド(後):1671 mm
肩位置での車幅(前):1509 mm
肩位置での車幅(後):1431 mm
レッグルーム(前):1028 mm
レッグルーム(後):1109 mm
ヘッドルーム(前):1051 mm
ヘッドルーム(後):979 mm
トランク容量(DIN規格):460 ltr
空車時重量(DIN規格):2720 kg
車両総重量:3030 kg
最大積載量 :300 kg
最大軸重(前):1473 kg
最大軸重(後):1548 kg
モーター
最高出力:290 kW
トルク:800 Nm
バッテリー
構成:NCM (リチウム・ニッケル・コバルト・マンガン酸化物)リチウムイオン
セル数:96 (パウチ形状)
容量:71kWh
バッテリーパック重量:640 kg
ピーク電流:850アンペア時に330 kW
公称電力:388V DC
充電時間(推定):単相20 時間 / 3相8 時間
トランスミッション:シングルスピード6:5:1(インテルグラル・ディファレンシャル付)
ステアリング・タイプ:EHPSラック・アンド・ピニオン、速度感応式伝達ギア比可変機構付き電動パワーステアリング
フロントブレーキ:ベンチレーテッド・ディスク/ 374 mm / 14.7 in
リアブレーキ:ベンチレーテッド・ディスク / 370 mm / 14.6 in
空気抵抗係数:0.37
空気抵抗係数x投影面積:1.041㎡
最高速度:160 kph (制御)
加速 (0-60 mph):8 秒以内
CO2 排出量:なし
タイヤ(前): グッドイヤー EMT 255/50 R21 106W
タイヤ(後): グッドイヤー EMT 285/45 R21 109W
ホイールサイズ(前): 8インチx21インチ
ホイールサイズ(後): 9.5 インチx21インチ
12ボルトバッテリー容量/搭載場所:90+70Ah /トランク内

(文:古庄速人、写真:古庄速人/ロールスロイス)
●MINI ROCKETMAN
このところクラブマンやクロスオーバーなど、ベーシックなハッチバックに比べて大型の車種追加が続いていましたが、こんどは「ミニサイズ」のコンセプトが登場。

ロケットマンは日本の軽自動車よりも短い3419mmという全長で、3+1の座席レイアウトを実現するマイクロカサイズのシティカー。全幅は「サイドミラーを含めて1907mm」という表現。

「ミニの新しいフォーマットのショーケースであり、またミニの血統に忠実であることを示すスタディ」だということです。
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スケッチ段階では既存ラインナップのスタイリングを踏襲しながら、マイクロサイズに最適化しつつ新しい表現を模索。
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すべてのピラーをブラックアウトすることでグリーンハウスを広く見せ、ボディの視覚重心も下げる処理は従来のミニ各車と同様。
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ドアはダブルヒンジの新解釈。通常の乗用車のようにヒンジを隠すのではなく、その機能を視覚的にも強調しつつ、Aピラーの延長線上にあるシンプルなグラフィックスとして洗練させたスタイリング。
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リアのコンビランプをボディから突き出させたのはショー向けの演出ですが、視認性を高めつつスタイリングのアクセントに利用。ボディが小さいので、他者が存在を認識しやすいデザインにすることは事故防止に大きく貢献します。
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インパネの量感は大幅に減らされ、センタークラスターのスイッチも最小限。基本的にステアリング・スポークにあるトラックボールを親指で操作する前提のレイアウト。情報は円形のセンターメーター兼ディスプレイに表示。

居住空間の最大化が追求され、後席乗車時には助手席が運転席よりも前の位置になります。この点はトヨタiQと同じですね。またドライバー後方は補助席なみの広さで、あくまで緊急用と割り切るのもiQと同様。
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屋根のフレームはユニオンジャックを描いています。LEDの室内照明は3色に点灯してポップ感を演出。なにごとも「控え目」をよしとする日本人には、エクステリアのディテール造形も含めて多少やりすぎな印象も。しかしそれだけ強く打ち出さなければ、メッセージを観衆に印象づけられないということの裏返しでもあるのではないでしょうか。
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(文:古庄速人、写真:古庄速人/BMW)
BMWビジョン・コネクテッドドライブのデザイン開発資料です。

まずはエクステリアのスケッチから。初期はビジョン・エフィシエントダイナミクスと同じ方向性のアプローチもあったようです。
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次いでインテリアのスケッチ。初期案に太極図のようなグラフィックスはなく、煮詰めてゆく段階で生まれたアイデアのようです。
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メータークラスターやヘッドアップ・ディスプレイに表示される情報を検討。
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そしてここからはフルサイズ・モックアップとプロトタイプ制作風景。
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次回からはイギリスのブランドです。まずはBMWグループのミニから。
(文:古庄速人、写真:BMW)
●BMW VISION CONNECTED DRIVE
2座席の小型ロードスターというキャラクターやスライド開閉するドアなどがかつてのZ1を思い起こさせます。こうした車種を投入する計画があるのかと思わせ、実際にその予定もあるのでしょうがそれはさておき。

ヴィジョン・コネクテッドドライヴのコンセプトは"From the inside to the outside"というもの。直訳すると「内側から外側まで」ということになりますが、これは「インフォテイメント」の技術革新を示すショーケース、という説明で理解することができます。

助手席前方に大きな液晶パネルがあることからもわかるとおり、車外から得られるインフォメーションやエンターテインメントのデジタルデータと繋がることが大きな主題。乗員が外気と一体化するロードスタという車型が、情報で車外の世界と一体化するという提案を補強していると言えるでしょう。
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そういうわけで、エクステリアとインテリアの境界も従来のクルマとは異なったものに。ボンネットは大きく切り欠かれ、ダッシュボード面がパワーユニットが置かれているであろう位置まで延長され、そこに薄い外皮のようなボディを重ねることで、これまで厳然と存在していた車外とボディ内側、それに乗員とクルマの間の障壁をなだらかなものにしています。
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メーターパネルの情報はボンネットに食い込んだ位置の、真っ黒に見える部分にあるヘッドアップ・ディスプレイで上方に3D表示。前方視界とメーターの視認性を両立させる提案。本来のメーターパネルの位置には、メーターだけでなくさまざまな情報を表示できる多機能ディスプレイが。
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白い運転席と黒い助手席がS字あるいは「己」字のような線で分割された様子は太極図を思い起こさせます。一見するとドライバーとパッセンジャーが分断されているように感じられますが、いったん車外の世界を経由して繋がっているという関係性、と捉えることもできるのではないでしょうか。車内の乗員だけで閉じた世界を作るのではなく、このクルマは走行中でも乗員それぞれが世界と繋がっているのです。
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プロトタイプに背景を合成したイメージ画像。ヴィジョン・エフィシエントダイナミクスと同様のテーマながら、薄い衣が重なり合ったような意匠で表現されていた軽快さは控え目にされ、重厚感を増したスタイリング。ボディ側面のキャラクターラインとの連続性を意識したフロントバンパーのインテークやリアコンビランプなどで、短いオーバーハングながら流麗さを見せています。
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LEDの装飾ランプは3色。赤はセーフティ、緑はコンビニエンス、青はインフォテイメントを表現。それぞれ点灯する範囲が異なっていることに注意。
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次回はこのビジョン・コネクテッドドライブのスケッチやプロトタイプ制作風景など、デザイン関連資料を公開します。

(文:古庄速人、写真:古庄速人/BMW)
●Audi A3 CONCEPT
これも前回のザフィーラと同様に、次期量産モデルをドレスアップした予告コンセプトカー。これまでハッチバックしか存在しなかったA3にもセダンがラインナップされますよー、というわけですね。

これまでノッチバックセダンの最小モデルだったA4がどんどん大きくなってしまっていますが、新興国市場ではコンパクトクラスでもノッチバックの需要が多いため、新たにA4の弟分を設定する必要が出てきたということですね。ちなみにA3コンセプトの全長は4400mmですが、これはアウディ80から生まれ変わった初代A4の全長4448mmとほぼ同じ。

そういうわけで基本的なデザインは量産モデルそのもの。ただしランプ類やドアノブなどの艤装品、それにインテリアなどは将来のデザインを探るスタディとなっています。
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インテリアも、インパネ形状や全体のレイアウトは量産モデルそのままのはず。少し前までのアウディ各車のインパネは、一部車種を除いてドライバーを囲い込むような造形でした。しかしA7など新世代では助手席側にも伸びる横方向のラインを多用して、ワイド感や広がり感を表現したスタイルに路線変更しています。

真面目ですが、面白味にやや欠けるエクステリアのスケッチ。量産モデルからイメージが乖離するのを避けたかったのかもしれません。
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ウィンカー内蔵ミラーのスケッチ。金属調の大きな「留め具」の中にミラー本体を収めるイメージ。ひとつの大きな塊ではなくすことでボリューム感を減らす意図が窺えます。また留め具と本体の境界にウィンカーをレイアウトすることで、点灯しないときは存在を感じさせないというミニマルさが実現。
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バケットタイプの座席はスポーティ仕様向けのアイデア展開。座面と背もたれを支えるようなラインがぐるりと回りこみ、「乗員を支える」ことを強調するグラフィックス。
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こちらはエンジンカバーのスケッチ。すべて直列5気筒を想定し、こちらもスポーティさを追求。4座席のインテリアとともにRS3のアイデア展開なのでしょう。
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プロトタイプ画像からは、ランプの点灯状態もデザイナーがアピールしたいポイント、ということが伝わります。
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ところでアウディでは早くも、量産A3のスケッチも公開しています。セダンに加えて、従来通りのハッチバックもラインナップすることを予告する意図。ハッチバックのほうがややラフなイメージスケッチなのは、ハッチバックでも量産モデルのデビュー前にコンセプトカーを公開するつもりがあるからだろうと思われます。

フォーマル需要に応えるのはノッチバックに任せ、ハッチバックはスペシャリティ感を強調する方向性となることが予想できます。
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なおA3コンセプトの主要諸元は以下の通り
Dimensions
Lenght: 4440mm
Width: 1840mm
Height: 1390mm
Weight: 1540kg
Engine
Type: inline-5 turbo
Displacement: 2.5liter
Max power: 300kW/5250rpm
Max torque: 500Nm/1600-5300rpm
Transmission: 7-DCT

次回はBMWのコンセプトです。
(文:古庄速人、写真:古庄速人/アウディ)
●Opel ZAFIRA TOURER CONCEPT
コンセプトと名乗ってはいるものの次期ザフィーラを予告するコンセプトカーで、そのデザインもほぼ量産モデルそのもの。ツアラーと名づけられているのは、GTワゴン的キャラクターをMPVの付加価値としてアピールするためなのでしょうね。

オペルが現在掲げているデザイン・フィロソフィ"sculptural artistry meets German precision"に従い、"lounge on wheels"をテーマにデザインされています。
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というわけで、内外装ともにデザイン担当VPを務めるマーク・アダムスのディレクションに従った、現行ラインナップに共通したテイスト。特にフロントエンドはアンペラと同様に、ヘッドライトとバンパー下部の補助ランプを繋いだブーメラン状の意匠が個性的。

長距離移動に焦点を当てたということで、エクステリアは「高速列車」のイメージを力強く彫刻的なフォルムに込めたということです。Aピラーを前後2本にしたことで、ICEのように鋭く傾斜したフロントウィンドウと短いボンネットのシルエットを実現しています。

インテリアは従来から採用してきた7人乗りシートアレンジ「フレックス7」をさらに進化させ、3列目座席は電動で折りたたみ可能。

全体的にはラウンジ感覚が訴求され、「(シートアレンジの)柔軟性のトレンドセッターであるザフィーラは、ラグジュアリーで健康的なオアシスだ」とアピールしています。
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2列目中央の背もたれは縦に3分割され、前方に倒したときは両端が回転してアームレストになる構造。また左右席のヘッドレストも90度回転させて使用するアイデア。着座しないときは縦に収納され、ドライバーの後方視界を拡大します。
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スケッチ。特にインテリアは水彩画のような淡いタッチで、柔らかさを表現しているのが印象的です。
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ラウンジ感覚を強調するイメージカット。VWブリーと同様に室内にクルマがあります。ただしクリーンさを表現したブリーの画像とは異なり、こちらで重要なのはターゲットユーザーのイメージ。なんとも優雅でスタイリッシュな暮らしぶりですが、生活感が希薄すぎていささか空々しい気が……というのは低所得者のヒガミでしょうか?
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ルーフには特殊な樹脂ガラスを採用。内部に細かな金属片を配合してあり、周囲のフレーム部に仕込んだLEDを点灯させると全面が発光してキャビン全体を柔らかく照らすというもの。室内灯を部分照明ではなく全体照明にするアイデアです。次期ザフィーラに採用される可能性は低いでしょうが、いずれ実用化されることでしょう。

「(クルマとしての)強度を保ちながら温かみのある光でアットホームなインテリアを実現し、さらに車の内側と外側を調和させるもの」とオペルでは説明しています。この車内と車外の調和あるいは融合、一体化というのは、ルノーのカプテュールやRスペース、スマート・フォースピードなどにも見られるように、各社のデザイナーが取り組んでいる旬のテーマ。
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このザフィーラ、コンセプトカーとしての寸法や諸元は公開されていないのですが、エンジンだけはターボつき1.4リッターと公表されています。

次回はBMWで、こちらもエクステリアとインテリア、車内と車外の境界を跨ぎ超えようとするコンセプトカーです。
(文:古庄速人、写真:オペル)
●Smart FORSPEED
次期スマートのデザインを予告するロードスター。現行スマートは初代よりもボディサイズが拡大された影響で、ディテールもやや大人っぽい、落ち着いたものにされています。しかし次世代ではふたたび、ポップで玩具的な可愛らしさを訴求し、躍動感のあるスタイリングを目指していることが窺えます。
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さすがに円周だけが光るランプは採用されないでしょうが、エクステリアに関しては全体のシルエットや各部の形状が量産モデルでもほぼ踏襲されることになるでしょう。
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車名は"forspeED"と書かれ、「スピード」と「ED」(エレクトリック・ドライブ)というキャラクターを表現。

キャビンにはインパネと呼べるほどのものはなく、乗員前方に円形のクラスターパネルとそれを覆うフードがあるだけ。「クラシカルな航空機と同じ構成」ということですが、1954年製シボレー・コルベットのものに構成も形状もそっくり。そういえばこのころのアメリカ車も、航空機をモチーフにしたディテールを積極的に採用していました。
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円形のフードは前後ランプや充電口の造形の反復でもあります。もちろんドライバー側のものはメーターパネルですが、助手席前方のフード内にはよく見るとスマートフォンが。
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座席やインテリアトリムには撥水性や耐候性に優れた素材を採用。屋根もサイドウィンドウもなくエクステリアとインテリアの境界が存在しないということで、ドアのアウターパネルとインナーパネルを一体化させ、1枚の樹脂パネルから成型。車内外が連続した空間であることを示しています。
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プロトタイプに背景を合成したイメージCG。背景ではシティカーであることを強調。前後ランプや充電口はジェットエンジンのタービンブレードを思わせるグラフィックス。インテリアの「クラシカルな航空機」という言葉とはやや矛盾しているようにも感じられますが……
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ちなみにリアエンジンで後輪駆動というレイアウトは変わらず。フォースピードでもリアアクスル上にモーターを搭載。リチウムイオン電池は床下にレイアウト。電池容量は16.5kWhで航続距離は最大135kmということです。

(文:古庄速人、写真:古庄速人/ダイムラー)
今回からドイツ勢の紹介です。

まずはVWから。イタルデザインの2台とは別に、独自のコンセプトカー・ブリーを公開。

●VW BULLI
「ブリー」とはブルドッグを指す愛称で、かつてドイツではVWのタイプ2がこの名で呼ばれ、親しまれていたそうです。つまりタイプ2の思想を現代に蘇らせたらどうなるか、というコンセプトカーなわけですね。

日本人に言わせれば「でっかいトヨタbBか日産キューブか」ということになるのですが、以前にも書いたとおり欧米では「ハイト系ワゴン」というカテゴリー自体がまだもの珍しさを持っているのです。

エクステリアはUP!シリーズに共通したテイストの造形やグラフィックスに、タイプ2らしいツートーンカラーを加えたもの。フロント部のV字の塗り分けは凹字になりましたが、グリルレスのノーズと巨大なエンブレムが、たしかにタイプ2を思い起こさせます。
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インテリアはレトロでもレトロモダンでもないのですが、徹底して要素を減らすことで、結果的にシンプルなインパネだった昔をしのばせるものとなっています。センタークラスターさえ廃止し、左右両端では空調吹出口も兼ねるスリットにiPadを載せる台を装着。iPadはメディアセンターとして機能し、ブルートゥースを使った電話やカーナビの操作も可能。
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ちなみに運転席のメーターパネルにあるディスプレイもiPadと連携していて、システム音はフェンダー社が担当したとか。ジミ・ヘンドリクスやウッドストックなどヒッピー文化を連想させる、と言う点ではブリーのコンセプトに合っているのですが、日本人オタクとしてはフェンダーと聞くと「けいおん!」のキャラが先に思い浮かんでしまって困ります。でもまあ有名声優さんが音声案内してくれるカーナビもあることですし…

座席は前後ともベンチシートで、3人ずつ座れることで6人乗車を実現。MPV的な使い方も可能。
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タイプ2はキャンパーとしても重宝されたということで、ブリーでも車中泊が可能。座席を倒せばフルフラットに……というアピールは、「RVブーム」に沸いていた当時の日本では競って各メーカーが採用していましたね。実際にその機能を活用していたユーザーがどれだけ存在したかはわかりませんが。
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ブリーは床下にリチウムイオン電池をレイアウトし、ボンネット下のモーターで前輪を駆動するEV。航続距離300kmも可能だと説明しています。またボンネット下の空間にはかなり余裕がありそうなので、エンジン仕様やハイブリッド仕様の設定も比較的容易なのではないでしょうか。
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電池容量は40kWh。VWのシステムに最適化した急速充電器ならば1時間もかからず満充電にできるということで、その充電器のモックアップも展示されました。ただし具体的なシステムの提示ではなく、ブリーの「どことなく懐かしい感じ」を補強する目的だったようです。
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イメージCGでは上海の高級アパート室内とアメリカのビーチが合成されています。EVのクリーンさとMPVやレジャーヴィークルとしての機能をアピール。
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ブリーの寸法は全長3990mm、全幅1750mm、全高1700mm。ホイールベースは2620mmで重量は1450kg。プレスリリースには「1~1.4リッターエンジンを搭載しても、燃費は非常によい」と書かれていますので、もしかすると本気で発売するつもりなのかもしれません。

次回は同じくEVを提案したスマートです。

(文:古庄速人、写真:古庄速人/VW)
2010年末より刊行を開始しました『The Century of the Car Design』シリーズ。おかげさまで大きな反響をいただいておりますが、書名のワード検索で当ブログにいらっしゃる方も多いということで、ここで改めて告知させていただきます。

どちらも全国書店でお求めいただけますが、メール等での購入受付もしております。
メール等でご注文いただく場合や購入方法などの問い合わせ先などについては、カースタイリング公式サイト(http://carstyling.co.jp/)の「ご注文について」をご参照ください。

また公式サイトでは各書の目次など、詳しい内容についても紹介していますので、ぜひご覧ください。
詳細はこちら:http://carstyling.co.jp/?author=1

The Century of the Car Design 1
カースタイリング・スペシャルエディション
『ドイツ車のデザイン』

2010年12月15日発売
定価:1680円 (本体1600円+税)

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The Century of the Car Design 2
カースタイリング・スペシャルエディション
『イタリア車のデザイン 量産車メーカー編』

2011年5月27日発売
定価:1890円 (本体1800円+税)
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『イタリア車のデザイン』には「量産車メーカー編」とありますが、これは「カロッツェリア編」を次回刊行予定としているため。こちらも現在すでに作業に取り掛かっておりますので、詳細が決まり次第、当ブログでも紹介してゆきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

(カースタイリング編集部)
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2011年7月3日(日)に大阪市中央公会堂で大阪芸術大学の主催による
『OSAKA DESIGN FORUM movement 2011』が開催されます。

OSAKA DESIGN FORUMは「デザインで大阪を盛り上げたい」という大阪芸術大学デザイン学科の学生たちの想いからスタートし、今年で4回目の開催。毎年、第一線で活躍されているデザイナーを迎え、講演や本学デザイン学科の教授たちとトークセッション、そして学生の作品展示を行なっています。

今回のコンセプトとして「大阪×学生×進化」を掲げ、大阪市役所や大阪芸術大学ほたるまちキャンパスでも学生たちの作品展を同時開催するなど、昨年以上に充実したイベントとなっています。

入場は無料ですが、事前申し込みが必要なので、下記URLへアクセスして参加をお申し込みください。応募期間は7月2日(土)までですが、定員に達し次第受付を終了するとのことなので、参加されたい方はお早めに。
http://www.oua-designforum.com/reservation



ちなみに下の写真は大阪芸術大学より提供していただいた昨年のフォーラムの様子です。

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公会堂の様子

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公会堂の展示会

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ほたるまちキャンパスの展示会



公式HPにはゲストやイベントスケジュールなども掲載されています。詳しくは下記URLをご参照ください。

OSAKA DESIGN FORUM movement 2011:
http://www.oua-designforum.com/

(文:高田仁志、写真:大阪芸術大学)