CAR STYLING公式ブログ -16ページ目
●Magna Steyr MILA AEROLIGHT
さまざまな自動車メーカーのための開発支援や受託生産を手がけているマグナ・シュタイヤーが提案したのは、Aセグメントの4人乗りコンパクトカー。天然ガスを燃料とする2気筒エンジンを搭載し、CO2排出量は1km/55g。ボディは樹脂や複合素材の使用、ハニカム構造の採用などで軽量化が徹底され、アウタースキンにはポリマー素材を採用。車体重量は700kgということです。
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鋼板を使用しないことで、どのようなスタイリングが可能になるか。この回答のひとつが、ミラ・エアロライトのエクステリアを特徴づけています。グレーの「素体」からフィン状のステーを介して赤色の「外皮」を支える構造で軽やかさを演出しつつ、前後フェンダー内に空気を流し、内部で空力効果を得ることも可能なデザイン。もちろんボンネットを樹脂化すれば、歩行者保護の面でも大きなメリットが得られます。

「薄いスキンで覆い、エクステリアを構成する」という発想は、造形テイストこそまったく異なるもののBMWのビジョン・コネクテッド・ドライブと同じ。どちらも新しい自動車のボディの概念を提示しています。iPhoneやタブレットPCにかぶせるような、機能を包み込むアウターケースとしての存在。あるいはオートバイのエンジンカウルのような、密閉感のないエクステリア。

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マグナ・シュタイヤーによれば、このミラ・エアロライトは「従来のスチールとアルミに加え、多様なボディの材料構造技術を実現する体制を整えている」ことを示すものだとか。近いうちにこの技術がどこかのメーカーのために活用されることもあるかもしれません。

ミラ・エアロライトの主要諸元は以下の通り。
縦:3586mm
幅:1720mm
高さ:1348
ホイールベース:2340mm
トラック:1492 / 1492 mm
クリアランスサークル:10.5 m
タンク容量:7.9 kg net
重量:700 kg
荷積みスペース:130 liter
航続距離:400 km

(文:古庄速人、写真:古庄速人/マグナ・シュタイヤー)
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公益財団法人・日本デザイン振興会(JDP)では、東京都より運営を受託した「東京デザインマーケット」へのデザイン提案の受付を7月1日より開始しました。

8回目となる今回の募集テーマは「いま、本当に必要なもの」
応募は8月31日まで、東京デザインマーケット公式ウェブサイトにて受付中。

「東京デザインマーケット」は、都内の中小企業の技術力とデザイナーの企画力や発想力をマッチングさせるための出会いと商談の場。デザイナーから商品化を望む提案を募り、審査を通過したものが会場に展示されます。

このイベントは10月26日から東京ビッグサイトで、産業交流展2011」と同時開催。デザイナーと中小企業双方にとって、新しいビジネスチャンスを見出す機会です。

応募概要やスケジュール、テーマ設定の意図など詳細は公式サイトをご覧ください。

東京デザインマーケット:http://www.tokyo-design-market.jp/

(カースタイリング編集部)
●Fiat 500 COUPE ZAGATO
500は発売以来好評を得ているものの、いささか女性ユーザーが多いというのがフィアットの贅沢な悩み。もう少し男性にもアピールするにはどうしたらいいか……ということで企画されたのがこのクーペ・ザガート。チェントロスティーレ・フィアットとザガートの共同開発という形で具現化されました。

500のホットモデルといえばアバルトがありますが、アバルトのハードウェア志向、ハードスタイルとは別の方向で男性の興味を引けるように企画されたもの。
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エクステリアで目立つのは、やはりなんといってもザガートの伝統スタイル、ダブルバブル・ルーフ。しかしこれをただレトロで伝統的な記号としてだけでなく、スタイリングのイメージ変革にしっかり活用しているあたりにセンスが窺えます。
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このクーペ・ザガートでは「乗員の頭部に干渉しない部分を下げる」ことによって「低さ」を強調するために採用しています。実際には、乗員部分の天井高がノーマルの500から下がっているわけではありません。なのにまるでチョップド・ルーフになったかのように感じるのは、窪んだルーフ中央部がクーペ本来のルーフ高だと錯覚してしまうため。

またこのルーフ形状のおかげで、サイドウィンドウ上辺をドライバー位置から後方にかけてスロープダウンさせることができ、クーペらしい「低く長い」印象を強めることになっているわけですね。Cピラーの中央をブラックアウトして上下に分断しているのも、サイドウィンドウで「閉じた」印象を薄め、線の前後方向の流れやその勢いを強調して、長さ感を強調することに貢献しています。

ところでこのCピラーのグラフィックス、どこかで見たことあるんだよなあと考えていたのですが、思い出しました。
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左の巨大な500型ドームのナンバープレート部分に注目。「500」の文字を真ん中で上下に分断したグラフィックスは、クーペ・ザガートのCピラーと同じ処理。わざと同じにしたわけではないのですが、さらに「00」の上半分がダブルバブル・ルーフをイメージさせて……なんて深読みしたくなってしまうような仕掛けを仕込むのも、デザイナーのセンスではないでしょうか。

現段階ではコンセプトカー扱いですが、ザガートでは「構造も形状も、最初から量産できるようにデザインしてある」ということですので、もしかしたら限定生産されるかもしれません。

(文:古庄速人、写真:古庄速人/ザガート)
量産予告コンセプトと目される2台。

●Toyota YARIS HSD CONCEPT

日本では新型ヴィッツがすでに発売されていますが、欧州ではモデルチェンジがまだ。というわけで、新型ヤリスを予告するものというわけなのですが……
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HSDというネーミングは「ハイブリッド・シナジー・ドライブ」の略だとか。しかし肝心のハイブリッド・システムについての説明は一切なく、どの程度のメカニズムなのかは不明。スタイリングも次期ヤリスをドレスアップしたものなのか、それともハイブリッドのラインナップとして意味を持たせたいのか不明。
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オーリス・ハイブリッドと見比べる限り、ハイブリッドのラインナップで共通性を持たせようとする意識は感じられません。
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バンパー両端の形状からは空力を意識したことが窺えますが、なんとなく「それっぽく装った」だけのような気も……機能やコンセプトの説明の少なさが、せっかくのスタイリングを空疎なものにし、次期ヤリスへの期待をも削いでしまっている印象です。


●Suzuki SWIFT S-CONCEPT

スイフト・スポーツの予告……と捉えればいいのでしょうか。やけに逞しく見えるのは、ホイールアーチが大きく張り出し、全幅が5ドアより55mm拡大されているため。一部に「次期スイフト・スポーツそのものではない」とする声もあるようですが、これはつまり実際にはフェンダーがノーマルのスイフトと共有されるとか、あるいはフェンダーの張り出しが小さくされているとか、そうした事情によるものなのでしょう。
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イメージ・イラストもワイド感を強調する絵柄。
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張り出したフェンダーとバンパーの装飾、それにインテリアの装飾を除けば、スイフト3ドアとスイフト・スポーツのイメージに重なるデザイン、なのでしょう。
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(文:古庄速人、写真:古庄速人/トヨタ/スズキ)
●Mitsubishi GLOBAL SMALL CONCEPT
タイで生産され、世界中で販売される世界戦略車の予告コンセプト。ボディにたいしてグリーンハウスが小さいために大柄に見えるのですが、排気量1~1.2リッターの直列3気筒を想定して全長3720mmという、Bセグメントでは小柄な寸法になっています。
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全長x全幅x全高は3740x1680x1490mm。インテリアもそれなりに作りこんであったようですが、ドアの開かないモックアップで公開されたのは外観のみ。2012年から生産開始ということは、もうすでに量産モデルのデザインも確定しているはずなのですが……

スケッチでもウィンドウ面積の小ささを強調。フェンダー面から一段盛り上がったボンネットが特徴。空力チューニングを念入りに行いつつ、三菱車に共通した「どこか勇ましい、力強い顔つき」を盛り込んだスタイリング。
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スタイリングは、コンセプトカーとして少しばかり誇張してあるとのこと。ただし「大人5人がしっかりと座れる」というパッケージレイアウトと、小さなエンジンルームがもたらすプロポーションは量産モデルそのまま。
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ちなみにこの新スモールカー、プラットフォームは当初からEVも展開できるよう設計されていて、派生車種としてコンバートではない純EVも投入される予定だとか。


しかし量産予告コンセプトとして考えれば、外観イメージの提示のみではいささか迫力不足。「コルトとはサイズも排気量も、キャラクターも違うので、コルト後継車というイメージで捉えてほしくない」とは関係者の弁。しかしそれならばなおのこと、現実感の少ないアドバンス提案でもいいから内装も見せて、コルトからイメージを一新するコンパクトカーを予感させてほしかった、というのが正直な感想です。

(文:古庄速人、写真:古庄速人/三菱自動車)
『次世代自動車産業展2011』
主催:日刊工業新聞社(共催:早稲田大学モビリティ研究会)
会期:6月15~17日
会場:東京ビッグサイト東2、3ホール

『スマートグリッド展2011』と併催された自動車関連イベントで、両イベントあわせて3日間の累計入場者数は44745人。中小企業やベンチャー企業が主役で、EVや電動モビリティに関する展示が多めでした。

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技術展示や実験車両の展示が主でしたが、中には学校の出展や輸入代理店が海外製品を展示するなどバラエティ豊か。ただし残念ながら、スマートグリッド展のほうは概念のパネル展示が多く、個々の企業が商品をアピールするほどには市場が形成されていないことを実感させました。

さてそれでは、次世代自動車産業展の展示をいくつか紹介しましょう。

電動車椅子のままで運転できるNV200は、東京農工大学とニッシン自動車工業が開発中のジョイスティック運転システムのテストカー。車椅子のままで運転できるマイクロカーは海外ですでに商品化されていますが、このNV200は日本企業としてはじめて陸運局の認可を取得したもの。
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日本EVクラブは、木製ボディを持つマイクロEV「ジャメ・コンタント・オマージュ」の分解/組立の工程を実演。モチーフとなったジャメ・コンタント号はやはりEVなのですが、エンジン車や蒸気自動車を差し置いて、自動車としてはじめて100km/hを突破した速度記録挑戦車でもあります。
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日本EVクラブでは、このマイクロEVの組立教室を8月末に開催予定。場所は八ヶ岳自然文化園だそうです。

山形県立米沢工業高校が出展したME-III。同校では以前からマイレッジマラソンやソーラーカーレースに参加していましたが、2年前に「こんどは公道を走れるクルマをつくりたい」という生徒の声を受けてプロジェクトを立案。有志の課外活動で作り上げたそうです。
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設計やフレーム溶接、ボディ製作など、ほとんどすべてを学生自身が担当。スタイリングも学生がCADで煮詰めたとのこと。もちろんナンバープレートも取得済み。

大手メーカーのデザイン開発を支援しているTakayanagiが製作したミルイラ。同社は木型製作業がルーツで、現在は木型のほかにクレイモデルやモックアップ、プロトタイプの製作、三次元測定、CAD設計などを手がけています。しかし業務実績は公開できないものばかりのため、自社スキルを示すショーケースとして企画されたのがこのマイクロEVということです。
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クラシカルな外観も個性的ですが、シンプルに洗練されたパイプフレームのデザインも印象的。

同じく木型業がルーツのフィアロコーポレーションは、2009年東京モーターショーに出展したP70Tコンチを展示。
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スタイリングの原案はTCAの学生。巻貝をモチーフにした奇想天外なアイデアを、実走プロトタイプとして具現化したものです。

最後に、ちょっと気になった商品を紹介。

セグウェイやべクトリックス社の電動スクーターなどをデザインしたアメリカのロブラディ・デザイン社と、台湾で自転車やフィットネス機器などを手がけるDKシティ社が共同開発した電動アシスト折り畳み自転車、db0-3.0。前後片持ち式の車体構成がスタイリッシュです。
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リチウムイオン電池は折り畳み回転軸の中に収納。電池だけ抜き出して家庭内で充電可能。三洋電機のエネループバイクと同様にアシストパワーを前輪に伝えるレイアウト。アルミキャストフレームは、欧州製スーパースポーツ・モーターサイクルのフレームも受託生産する台湾企業が製造を担当。
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日本ではブレイントレーディング株式会社が輸入販売を手がけ、このdb0-3.0は8月末には発売の予定。価格は「18万円前後になるだろう」とのことでした。

(文/写真:古庄速人)
●Infiniti ETHEREA
これまで大型の車種しかなかったインフィニティが、Cセグメントに参入することを予告するのがこのエセレア。「若い世代のドライバーに向けた、新しいラグジュアリーカー」として、これまでの高級車のイメージに囚われないデザインを提案する目的のコンセプトカーです。
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「クーペのエレガントさとセダンの快適性、ハッチバックの合理性」を併せ持つシルエットとキャラクターは、基本的にアウディのスポーツバックやマツダ・アテンザスポーツと同様のもの。ただしこれらとは明らかに小さい全長4.4mの寸法で、どう具現化するかが課題。
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メカニズムは2.5リッターの直4エンジンとモーターのハイブリッドということですが、それよりも次世代ラインナップを予告するスタイリングが注目点。2009年のエッセンスで見せていたディテールの延長線上にあるスタイリングですが「今後のインフィニティ・デザインの方向性を示唆するもの」だとか。
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内外装とも「日本の伝統的な美意識やクラフトマンシップをモダンに再構成して表現した」とのことです。古典的で典型的な記号をそのまま見せるのではなく、その精神性を再解釈して現代的にアレンジした、ということですね。
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欧米の既存高級車ブランドとは明らかに異なり、なおかつ韓国や中国とも異なる美意識に基づいた「日本流の高級」という価値の確立を目指すインフィニティの心意気を示すコンセプトカーです。

どちらかといえば「控えめで奥ゆかしい」ことを是とする日本の美意識を世界に知ってもらうには、時には鬱陶しいと感じるくらい強力に「控えめで奥ゆかしいんです!」とアピールする必要があるというジレンマをどうするか。日本人の目には少々アクが強いと映るスタイリングを持つエセレアは、そうした課題に対するひとつの回答といえるでしょう。

(文:古庄速人、写真:古庄速人/日産自動車)
リーフの発売でEVを強力にアピールする日産は、コンセプトカーでもEVの新しい姿を見せてくれました。
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●Nissan ESFLOW
エスフローは電動2座席クーペの提案ですが、そのシルエットはロングノーズ/ショートデッキの古典的なもの。後ろ下がりのウィンドウグラフィックから初代フェアレディZを連想する人も多いことでしょう。
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スポーツカーのロングノーズはこれまで、より大きなエンジンを搭載するという機能性のために採用されてきました。それがいつしかフロントエンジンのスポーツカーの記号となったわけですが、エンジンを持たないEVでそのシルエットにどのような意味を与えることができるのか?

ロールスロイス102EXでは巨大なエンジンルームをそのままバッテリー収納空間に活用することで、エンジン車と変わらぬキャビン空間を実現しました。いっぽうエスフローでは「リーフと同じラミネート型電池パックを分散配置し、重量配分を最適化した」ということですが、やはりボンネット内に多くの電池を搭載していると思われます。

つまりロングノーズはエンジンがなくとも必然性を失わず「低くスポーティなシルエットや運転姿勢」を実現するために有効な形状というわけですね。モーターもリーフ用、ただし2個搭載して左右後輪をそれぞれ駆動。
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ただし巨大なラジエーターが不要になったことで前端のマスを小さくすることができ、バンパーやフェンダーの造形自由度は向上。そこでエスフローでは、ボンネット中央をフェンダーより低くしてタイヤの踏ん張り感を強調。フェンダーとボンネットが分離していた時代のクラシックカーのような面構成となっています。

屈曲した前後ランプは現行フェアレディZはじめ、アルティマやマキシマなど北米日産の車種の特徴をさらに強調したもの。S30フェアレディZのノスタルジーと、最新日産車の先進イメージの融合。
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座席は固定されステアリングやメーターパネル、ペダルなど操作系を動かして運転ポジションを調整。どんな体格でも乗員の位置を固定することで無駄な空間を削り、パッケージレイアウトを最適化しつつエクステリアのシャープなシルエットに貢献。
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エスフローがこのまま発売されることはないでしょう。しかしスポーツカーの定番スタイルが、EVにおいても機能的必然性を保っていることを証明してみせた価値は大きいのではないでしょうか。ところでこのデザイン、次期フェアレディZのアイデアのひとつだったりするんでしょうか?

明日はインフィニティのコンセプトカーです。
(文:古庄速人、写真:古庄速人/日産自動車)
マツダ・ミナギのデザイン資料です。

猫科肉食獣のしなやかさや躍動感、そしてエネルギー。偶然なのでしょうが、ベルトーネ・ジャガーB99とまったく同じプロセスからデザインがスタートしています。
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疾走するチーターの姿を反映した面の流れ。
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ファイナル・レンダリング。
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インテリアでは、当初はコックピット感覚を訴求していたようですが、ここでも柱でメータークラスターを支えるというテーマを見て取れます。
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フルサイズ・モックアップとプロトタイプの制作風景。多くの画像にデザイナーが登場していますが、それだけデザイナーとモデラー、職人たちとのコミュニケーションが図られ、イメージ統一を図りながら作りこまれていった、ということなのでしょう。
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完成したプロトタイプと「チーム・ミナギ」の記念撮影。
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次回は日産自動車です。
(文:古庄速人、写真:マツダ)
『東京おもちゃショー2011』
主催:社団法人・日本玩具協会
会期:6月16~19日
会場:東京ビッグサイト西ホール

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毎年開催されるおもちゃショーは前半2日間が商談見本市、後半が入場無料の一般公開となっています。今年も例年通り、初日の商談見本市を取材してきました。

事前に噂で聞いていたとおり震災の影響で出展者が減少したようで、通路に余裕があったことからブースの数が減ったということは実感できました。しかし昼ごろになると、全国から集まったメーカー関係者やバイヤーたちで埋め尽くされることに。商談スペースもほとんどが埋まり、その熱気は例年と変わらない印象でした。

会期中の入場者数15万8654人。次回以降は出展者もふたたび増加し、入場者も増えることでしょう。

今回気になったのは、他業種製品や他の玩具と組み合わせること、あるいは接点のなかった人を玩具で繋ぎ、新しい価値を生み出そうとする動きがいくつか見られたこと。そうした事例をいくつか紹介したいと思います。

まずはガンダムAGEのガンプラを使った「ゲイジング・リンク」 ガンダムは有名すぎるコンテンツなので詳しくはホビー誌やアニメ誌を見ていただきたいと思いますが、簡単に言えばトレーディングカードを用いたアーケードゲームの延長線上にあるもの。そしてガンプラを組み合わせ自由な玩具として捉えたものです。
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部位ごとにICチップを内蔵したガンプラを自分好みに組み立て、玩具店の筐体に置いてチップの情報を読み出し、オンライン対戦することができます。従来は「買って作る」だけで完結するものだったガンプラに、新しい遊び方を加えたということですね。

タッチパネル状コントローラーで操作するRCカー、タカラトミーのトミカプリスクール・ゆびコンシリーズ。
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進む方向や曲がる向きなどを音声で知らせてから動くことで、見えなくても「どこにいるか」「どこにゆくか」を把握することができる、というもの。自動走行モードもあり、健常者と視覚障害者がいっしょに遊べるRCカーです。

同じくタカラトミーが11月に発売するプラレールの新シリーズ、プラレール・アドバンス。従来は単線だったプラレール用のレールを複線として使えるのがポイント。もちろん複数の車両を同時に走らせ、すれ違うことも可能。
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奥が従来のプラレール車両、手前がアドバンスの車両。スリムになったおかげでリアリティが増しています。
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1本のレール内で走路を切り替える分岐器も新たに設定。レールを大量に買い足すことなく、Nゲージ的な遊びかたができるようになるというわけです。プラレールの玩具的デフォルメに抵抗感のあったお父さんも、これなら不満はだいぶ少なくなるんじゃないでしょうか。

さてここからは、おもちゃの紹介ではないのですが……

日産はS-GTワークスマシン(2008年モデルでした)と、さまざまな玩具メーカーやモデルメーカーから発売されている日産車のミニカーやRCカーを展示。
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リカちゃんワールドにヤマハPASが登場。今年からはリカちゃんも電動アシスト自転車に乗っているんですね。
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三洋電機はエネループをブース展開。エネループ・プラスとエネループ・プロのほか、エネループ製品を展示。
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玩具に使う乾電池を充電式のものにしていれば、その子が成長したときには「乾電池は充電して繰り返し使うもの」という意識が当たり前のものになり、使い捨て電池に興味を示さなくなることでしょう。

日産もヤマハも三洋電機もおもちゃショーの主役でこそありませんが、玩具の世界にコミットすることをただのタイアップで終わらせず、未来の顧客を生み出し、育てようとする意識が感じられました。ブランドの未来を築くための地道な、しかし重要な活動ですね。

最後に紹介したいのが「おもちゃのまち」栃木県下都賀郡・壬生町のブース。町内にあるバンダイミュージアムから、エジソン関連の商品を展示していました。ここでは玩具関連の展示のほかに「エジソン・ミュージアム」があり、トーマス・エジソンの発明品やエジソン社の家電製品を3000点収蔵、展示しているのだそうです。

世界初の電球のレプリカ。もちろんフィラメントには竹を使用。つまりこれが世界初の「電気のあかり」そのもの。
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筒型レコードと蓄音機。
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電話機とミシン。
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家電製品がエレクトロニクスに支配される前の、機能がそのままスタイリングに結実する素朴なデザイン。旧き良き時代の遺物と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、懐古だけではない味わいがあると思いませんか?

次回もこうした、玩具の世界だけに留まらない展示を期待したいですね。他業種からの刺激が、業界の活性化にも繋がるはずでしょうから。
(文/写真:古庄速人)