10年間不在だった最高峰クラスに、
予定を1年前倒して復帰を決断したアプリリアが、2015年プロジェクトを発表。
開発を担う2人のファクトリーライダー、
バウティスタとメランドリがプロトタイプマシンを公開
アプリリアは2004年10月の最終戦バレンシアGP以来となる最高峰クラス復帰に向けて、
ファクトリーチームとして参戦する2015年プロジェクトを発表。
昨年9月にグレシーニ・レーシングとの間で2015年から4年間の協力関係を締結。
アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニとなり、
#19アルバロ・バウティスタと#33マルコ・メランドリを起用。
「既に最初のテストを実施しましたが、
今日我々の新たな冒険が正式にスタートします。
チャンピオンシップへの参戦時期を前倒ししました。
この行為は大変なリスクを背負うことになりますが、
一刻も早く戦闘的になる可能性をもたらします。
来年からの参戦という重圧を回避することができましたが、
アプリリアはそのことを望みませんでした。」
「開発に関しては、スーパーバイク世界選手権における勝利経験と
MotoGPクラスにおける正真正銘のポテンシャルを発揮したのCRTマシン、
ARTのプロジェクトを加えた強固な基盤からスタートしました。
我々にとって、今年は開発とテストの1年となり、
正真正銘のプロトタイプママシンを投入する2016年を目指して、
犠牲の1年となるでしょう」
と、1年後を目指して実践で開発作業に着手することを説明。
昨年9月に2年契約を結び、フル参戦13年目、
MotoGPクラス6年目を迎えるバウティスタは、
MotoGPクラス6年目を迎えるバウティスタは、
「刺激的な新たな挑戦が気に入っている。
開発を前進させるシーズンが控え、
やるべき仕事が沢山あることを覚悟しているから、
目標は設定しない。1戦1戦懸命に仕事に取り組むだけ。
2度目のテストに満足。
改善に向けて、全員が懸命に働いてくれ、
提案を聞いてくれることは最高。我々の技術陣はトップレベルだ」
と、最善の環境(初のワークス待遇ですから)の下で、
開発作業に専念することを強調。
昨年11月に3年間参戦したスーパーバイク世界選手権からの復帰を決断した
「野心的な復帰に賭けるアプリリアからの継続参戦は、
勇敢な選択だった。モチベーションが高い。
困難な状況に立ち向かうことを回避できないけど、
レース部門の能力を理解している。
要求するバイクを開発できることも事実。
キャリアで経験したことがないことだ。
進むべき道のりは長いけど、
後半戦にはグッドなレベルに到達すると思う」
と、新たな挑戦に決意を固めた。