香川県にお住いの方からお問い合わせ。
自分の車は「P」レンジに入れると自動でパーキングブレーキ(EPB)がかかってしまうのだけど、この、自動でパーキングブレーキがかかってしまうのを解除したいとのご依頼です。
自動車を駐車した際、どうしてもパーキングブレーキが効かない方が都合が良い事があるという事で、かけるorかけないをご自身の手で行いたいという事でした。
私の様なコーディング学び中レベルでは、そんなコーディングなんてした事が無いのはもちろんなので・・・、ここはコーディングの師匠Y氏に聞くも、Y氏すら行った事が無いらしい。
でも、「この辺りじゃね!?」って資料を送ってくれました。
ご来店頂いてまずは診断。
まずはトータル診断を行ってから、該当ユニットを選別して入って行きます。
最終辿り着いたユニットから入った最深項目はY氏の資料通り!!さすが!!
結果、「P」レンジに入れてドアを開けると勝手にパーキングブレーキがかかってしまうという関連性は切ることが出来ました。
エンジンOFFにしても、ドアロック&アンロックしたり、ドアの開け閉めとか様々な事を試してみても、パーキングブレーキは自動では作動しなくなってくれました。
そして、パーキングブレーキがかかった状態で「D」レンジに入れた際は、自動でパーキングブレーキが解除されるのでこれも安心!
最後に、別の紐付きが解除されていないかどうかをしっかり確認してコーディング完了です。
今回ご来店の際、たまたまのこのタイミングでエンジンチェックランプが点灯したそうですが・・・、
今回こちらの点検も同時に行い、無事お返しする事が出来ました。
12月は始まったばっかりですが、昨今の部品不足・流通異常・価格の驚く程の高騰などもあり、原因も分かっているトラブルの修理がなかなか進みません・・・どころか、
部品の価格まで「現時点未定」という恐ろしい表現まで現れだして。
日本国内に無くて、本国にはあったりする部品でも、輸送費の超高騰や円安の影響などで仕入れのタイミングを伺っていたり見送っていたりがあり、それが日本国内に入って来た時いったい幾らに設定するのかが読み切れずに「未定」という表現になるそうです。
見積もりも出来ないじゃないですか・・・
余りに酷い場合は見積もりを一度出させて頂いて、ざっくり10%程度の誤差はご理解頂くという形で提案して行く事に今日からしましょう!と、事務方と話し合いを進めています。
ちなみに、上に出て来たY氏、そして今回は出て来なかったけど青森のS氏(私の事を「愛媛の使い魔」などと呼ぶ不届き者)など、コーディングやプログラミングの世界ではすっげー人達が居て、情報交換させて貰っています。
逆に私がNOxトラブルを制御したり、AdBlueを撤廃したりという事で行った作業や事前の儀式的なものの内容も含め、数ヶ月に渡り行っている実験の結果なども共有させて貰っています。
何故このような事を書かせて貰っているかと言いますと、
この業界、残念な事に、「くれ!くれ!」が非常に多いんです。
お互いにWin&Winだからこそ成り立っている関係性があるのに、そこは無視して「情報だけくれ!」が本当に多い。
私のブログでAdBlue撤廃やNOx対策を行ったのを紹介した日から数日間は、毎日2~3件の電話が入りました。
電話口では「自分の車です」とは言いますが、明らかにその後ろでささやいている「同業者かな?」と思われる人が居て、「あれ聞け!これ聞け!」って聞こえてきます。
スマホの集音性能の良さに逆にびっくりです。
他にも、時折口をついて出てくる専門用語や、一人称で話しされている筈なのに、途中で何故か三人称になってみたり、慌てて一人称に戻ったりなど・・・
人が苦労して手にした情報は、騙してでも嘘をついてでもタダで手に入れたいが、自分の持っている情報は絶対出さない、もしくはお金を取る。
海外の整備事情に詳しい方と話していると、日本の整備情報・技術情報がいかに閉鎖的で遅れているのかがヒシヒシ伝わって来て悔しくなります。
フリークは工場見学などいつでもOK。
あの診断機を見てみたい、とか、実際の使い方を知りたい、とか、そういうのにも出来る限りの対応をしています。
その為、チームビューアも年間15万円近く払って契約もしています。
こちらの準備は整えています。
嘘や騙し無しで、お互いもっと歩み寄って話してみませんか!?
※同じ内容の故障事例でも、必ずしも原因は同じとは限りません。同じDTCでも原因が多岐にわたる事もあります。修理の基本である、しっかりとした問診と診断手順で原因究明して下さい。「同じ部品を交換したけど直らなかったけど、どうして?」という意味不明の連絡が同業者様から寄せられています。基本の順守をお願いします。ユーザー様も、症状が同じだからといってお付き合いのある整備工場さんに「この部品を変えて下さい」といった指示はお控え下さい。
※弊社では時々整備ブログを書かせて頂いておりますが、ブログ掲載を行って欲しくないお客様は事前に申しつけ下さい。出来る限りこちらからも「掲載可否」を頂く様心掛けますが、折り悪くその接点を持てない事もあるかと思います。ご来店時アンケートにも、「掲載可否」の項目を追加させて頂きました。掲載内容・記述内容に付いて訂正・削除をご希望の方はご連絡下さい。出来る限り早急に対応させて頂きます。
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(1) フリークでは、密閉式ミッションの圧送交換が出来る様、様々なアタッチメントを製作・販売しております。メーカーから提供されていないストレーナーや、長期欠品しているストレーナーの在庫も出来る限り取り揃えています。商品一覧はこちらです → F-PETシリーズ
(2) フリークは、AUTELの代理店でもあります。AUTEL製品のご購入を検討されている方は、連絡頂けましたらお見積もりさせて頂きますAUTEL インテリジェント テクノロジー
(3) 弊社への連絡は、LINEかメールをご利用下さい。連続したお問い合わせの中で失念してしまうのを防ぐ為です。ご協力下さい。LINE-ID 「freakltd」 メールアドレスは 「 info@c-frk.jp 」 です。
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愛媛新聞社の「マイベストプロ」に掲載されました
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