DCTフルード交換-ボルボ V40(MB4164T)トルコン太郎での圧送交換+他 | フリークのブログ

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自動車の整備を、もっと身近に、もっと分かりやすく!!

「それって幾らになるの??」にも、明確にお答えします(^^)

ボルボに搭載されているゲトラグ製DCT、トラブル多いですよね。

 

中低速での違和感が多く、

ミッション自体が、何処にシフトを入れたらいいのか分からなくてギクシャクしている様な感じになります。

 

他にも、減速して行く中でのシフトダウン時や、停車状態からの発進の際に、「ドンッ!ドンッ!!」と結構強めのシフトショックが出ます。

 

 

同じミッションは他自動車メーカーにも採用されていますが、

いずれのメーカーでも同様にこれら症状が見受けられる様です。

 

 

大手中古車販売店さんより購入された方が、

「こんなギクシャクして乗り心地の悪い車乗れたもんじゃない!!ミッション壊れてるだろ!」

と言って突き返したとか、

 

大事な娘が初めて買った車なのに、ギクシャク&ドンドンで気持ちが悪くなるけど、購入した中古車屋さんに相談すると「ボルボはこんなものです!」と言われて泣き寝入りしている・・・

 

というのを聞いたりもしました。

 

 

 

確かに不具合の出易いミッションではありますが、

上記の様な症状に対しては、解消方法があります。

諦めたり、泣き寝入りしたりせず、ご相談下さい。

 

ピアノで言う「調律がとれていない」状態ですので、

きちんとした手順を踏んで、ちゃんと調律をしてあげる事で、

シフトはスパンッスパンッ変わって、とてもフィーリングの良いミッションへと生まれ変わります!

 

 

 

 

ボルボ V40です。

DCTフルードの圧送交換もご依頼頂きました。

 

 

 

古く汚れたフルードを排出。

 

 

 

 

弊社グループ企業でもある「株式会社フリークネット」で製造・販売している「F-PETシリーズ」のVOLVO-No3アタッチメントを装着。

 

そしてトルコン太郎と接続します。

 

 

 

今回使用するのはロイヤルパープルのシンクロマックスです。

他にもフリークでは、ニューテックやMOTULのオイルもお取り扱いがあります。

 

 

 

シンクロマックス専用のボトルに移し替えて使用します。

 

 

 

初期充填してから圧送交換を実施。

 

エンジンをかけながら、トランスミッション内のポンプも駆動しながら交換するこの方法は、内部に残留した劣化フルードも排出して来ます。

 

 

 

最後にフィルターを交換して、圧送交換作業完了です。

 

フルード交換が終わった後に、この手のトランスミッションではアダプション(キャリブレーション)を行うのが必須です。

 

 

 

診断機を接続して調整します。

 

やり方を間違うと車が動かなくなりますので注意が必要です。

正しいやり方で進めて行くと、きちんと調律が取れ、

凄くフィーリングの良いミッションに仕上がります。

 

 

 

株式会社フリークネットでは、

上記の様なアタッチメントを販売しているだけでなく、

全国の整備工場さんからのお問合せにもお答え出来る様に、

正しい情報を、出来るだけ分かり易く!を心掛けた自作の整備要領書を作成したり、作業を行った際にお客様に提示する「請求見本」を提供しています。

 

 

 

例えばこちらは湿式DSGの、

圧送交換からアダプションに至るまでの、

トータル31ページに渡る説明書です。

 

 

 

自作整備要領書の一部です。

 

フルード交換に関係無いものもありますが、

自作資料を少しずつ増やしながら、アタッチメント販売だけでは無く、

色んな作業に付いてのフォローが出来る様に。

アタッチメントの使用に際しても、

例えそれが初めての作業であっても、

出来るだけ「知識・情報を持った熟練さんの様に」作業が出来る様、

時には失敗しやすい例も、時には部品の品番・価格なども(パーツリストには出て来ないが部番指定すると部品手配出来る物など)掲載しております。

 

お車お預かり前の予習に、

作業中のフォローに、

そして作業後の復習にお使い頂く事で、

1回の作業で3回学ぶ事が出来ます。

 

今日現在、フリークネットとお取引をして頂いている全国の整備工場さんは220社を超えました。

 

これからも、

今まで出来なかった事が出来る様に、

そしてそれをもっと突き詰めて詳しく正確に、

顧客満足を高めるお手伝いを行っていきたいと思います。

 

 

 

 

ただ・・・

全くお付き合いも無い方から突然、

「自分のメールに自作のその資料、全部送って来て下さい」とか、

「○○の整備要領書作って下さい!」とか、

本当に連絡来たりします。

 

 

あと、要領書とは関係ないですが、

「○○というエラーが出ました。何を交換したら直りますか?」

「○○というエラーです。原因は何ですか?」

など、この手の問い合わせは本当に多くて、

コードリーダーで表示されたその画面を写真に撮って送って来て、

原因を教えろという整備士の方、非常に多いです。

すみませんが、それだけの情報しかない状態で、診てもいないお車の故障部位なんて分かる訳ありません。

 

エラーコードから、原因や不良部品が分かる訳が無いのに、

そんな事すら分かっていない方が多いのにびっくりします。

 

もし、出たエラーコードで原因が分かると思っているのなら、エラーコードをしっかりと読める診断機をお買い求め下さい。

 

 

 

資料は1部を除いて無償でお渡ししています。

ただし、「全部くれ!」と言われても、お渡しは出来ません。

こんなのでも一応、それなりの調査や繰り返しをして作り上げたものですし、一つ出来上がるのにメチャクチャ時間もかかります。

 

資料をお渡しする条件は、

・フリークネットよりお買い上げ頂いた部品に該当する場合

・お困りの際に、その症状に該当する場合

などはお渡しします。

 

そして、現段階まで何をどう調べて今に至っているのかを伺い、そこで、私の資料があれば少しはお役に立つかな?と私が判断した場合にのみお渡しさせて頂きます。

 

それに、過去に私の資料が、他の方の手からまた別の方に、私の知らない所で販売されていた事があります。

購入された方から更なる質問の電話があり発覚しました。

それもあって、不用意にバラまくつもりはありません。

 

 

以上、ご理解頂ける事を願います。

 



ご用命、ありがとうございました<(_ _)>

 
 <参考データ:車両走行距離  57,000km>






※同じ内容の故障事例でも、作業内容や手順、個体差や経年劣化、部品価格の変動等により必ずしも同一価格・同一修理とはなりません。上記価格や修理内容を他の整備工場さんに強要する様な行為はお控え下さい。

※弊社では時々整備ブログを書かせて頂いておりますが、ブログ掲載を行って欲しくないお客様は事前に申しつけ下さい。出来る限りこちらからも「掲載可否」を頂く様心掛けますが、折り悪くその接点を持てない事もあるかと思います。ご来店時アンケートにも、「掲載可否」の項目を追加させて頂きました。掲載内容・記述内容に付いて訂正・削除をご希望の方はご連絡下さい。出来る限り早急に対応させて頂きます。


 

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(1) フリークでは、密閉式ミッションの圧送交換が出来る様、様々なアタッチメントを製作・販売しております。商品一覧はこちらです → F-PETシリーズ

 

(2) 弊社より購入頂いたプロショップさんを地域別に掲載した一覧をインターネット上にアップしはじめました。これにより、ユーザー様がお近くのプロショップを検索できるようになります。サイトはこちら → F-PETプロショップ

 

(3) 弊社商品をお使いのプロショップさんの中で、弊社サイトへの掲載ご希望の方はこちらよりご連絡下さい。掲載店へはお客様から直接問い合わせ入ります。問い合わせ件数も増えている様で、掲載プロショップさんから感謝のメールを頂く事も多くなって来ました。他社との差別化を図れる情報発信のひとつとしてご登録下さい。

 

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愛媛新聞社の「マイベストプロ」に掲載されました