トラブル修理-ポルシェ カイエンS(958)助手席足元がビショビショに濡れる | フリークのブログ

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先日と同じカイエンですが、

これからの時期多くなるエアコントラブルの為、

検索しやすい様にブログ記事を分けました。

 

ネット上では間違った情報や、肝心な場所が載っていないものばかりでしたので、場所や状態を載せておきます。

 

 

 

 

助手席側足元上にあるカバーを取り外します。

キャビンフィルターが装着されている場所です。

 

続いて足元マットを取り外し。

更にカーペットを少しめくると、ドレンホースらしきものが見えます。

 

 

 

 

 

エアコンドレンホースの接続を確認。

ドレンホースが抜けている場合は、助手席足元が濡れた原因はそれですが、きちんと取り付けられている様でしたら、原因はドレンホースの詰まりです。

 

ホースの接続は問題ありませんでした。

 

受け皿を用意した状態でドレンホースを抜き取ります。

水がジャバジャバ出て来ました。

 

 

 

 

暫くポタポタ落ちますので吸水マットを敷いておき、

車内側から外に向かってエアブローします。

 

 

 

 

車体外側のドレンホース出口は、

助手席側フロントタイヤを取り外し、フェンダーライナーも取り外し。

そこから覗き込んだ奥に、エアコンドレンホースの先端があります。

 

車内からエアブローをしたので蓋は少し開いていますが、

元々ここが塞がっていた事が原因で水が車内に溢れ返った事は間違いなさそうです。

 

夏の間に水分と共に排出されて来た汚れが蓋の周辺にひっつき、冬を迎えその間にカチカチに乾燥して蓋を固着させ、開く事を妨げたのでしょう。

 

 

 

 

蓋の動きは動画にした方が分かりやすいので撮影してみました。

 

蓋の周辺に付いた汚れを綺麗に掃除して作業終了です。

今年の夏はもう大丈夫だと思いますが、

また冬をまたぐと、再び固着してしまうかも・・・

 

毎年夏前の清掃が必要かも知れません。

 

 

 

合わせて、手前になったドレンも取り外して清掃。

トラブルの多いサンルーフ周辺の水抜き通路も清掃しておきました。

 

 


ご用命、ありがとうございました<(_ _)>




※同じ内容の故障事例でも、作業内容や手順、個体差や経年劣化、部品価格の変動等により必ずしも同一価格・同一修理とはなりません。上記価格や修理内容を他の整備工場さんに強要する様な行為はお控え下さい。

 

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