一般整備-マツダ アテンザ(GJ5FP) トルコン太郎を使ってのATF圧送交換 | フリークのブログ

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「それって幾らになるの??」にも、明確にお答えします(^^)

マツダ アテンザ(GJ5FP)の、ATF圧送交換です。

年式は平成25年。

近年のマツダ車は、CX-3や5をはじめとし、

ATFの圧送交換は出来ない構造となっています。

 

そうは言われても、どうにかしてしっかりとATFを交換したい!!

とお考えのお客様に朗報。

フリークでは専用アタッチメントを開発し、

もちろん自社でも使用しておりますが、

プロショップさんへの販売もさせて貰っています。

 

愛媛県はちょっと遠いな・・・と思われた方、

お近くのプロショップさんにお問い合わせ下さい(^^)/

 

現在販売中のアタッチメントとその周辺部品は こちら です。

 

 

 

平成25年式のアテンザです。

現在の走行距離はまだ25,000km程度。

ATFストレーナーの交換もご依頼頂きました。

さて、この走行距離で、ATFは一体どの位汚れているのでしょうか!?

 

 

 

 

 

まずはアンダーカバーを取り外し。

ATオイルパンが見えます。

 

 

 

 

このミッションにATFクーラーホースは存在しませんので、

ホースに接続してのATF圧送交換は出来ない仕組みになっています。

 

写真中央に写っている丸い部品がATFクーラーです。

ここに2本、冷却水の行きと帰りのホースが刺さっているだけです。

 

 

 

 

ATオイルパンを取り外します。

 

 

 

 

 

ATオイルパンの底に付けられている鉄粉吸着用磁石には、

たった25,000kmしか走っていないのに、

こんなにも鉄粉が吸着されています。

 

 

 

 

磁石がまだ頑張ってくれているからでしょう。

オイルパンの底には、さほど鉄粉が溜まっているといった事はありません。

ただ、鉄粉吸着は飽和状態を迎えつつありましたので、

これ以上発生してくる鉄粉は、オイルパンの底やバルブボディ、

各ソレノイドバルブ周辺などにどんどん溜まって行き、

結果、様々な不具合を引き起こしていくのでしょう・・・

 

 

 

 

ATFストレーナーを、

 

 

 

 

取り外して、バルブボディ底面を綺麗に掃除します。

オイルパンとの当たり面に付いていた古い液状ガスケットの残骸も綺麗に取り除いておきます。

 

 

 

 

取り外したATFストレーナーです。

フィルター部分は少し黒ずみつつあります。

 

 

 

 

こちらは新品のフィルター部分です。

 

 

 

 

 

古い液状ガスケットの残骸をオイルパンを綺麗に掃除。

磁石に引っ付いていた大量の鉄粉も綺麗に除去しました。

 

 

 

 

新しいATFストレーナーを装着し、

 

 

 

 

液状ガスケットを塗布したオイルパンを装着。

 

 

 

 

圧送交換をする為に、ATFクーラーを取り外します。

 

 

 

 

そして、当社で作成していATF圧送交換用アタッチメントを取付。

 

 

 

 

今回使用するATFは、WAKO'SのATF プレミアムスペックです。

 

 

 

 

アテンザのATFは、新油が緑色ですから、

WAKO'SのATFプレミアムスペックですと、

色身を変えてしまう事がありませんね。

 

最初にオイルパンから抜けたATF量、4リットルを補充してから

エンジンスタート。

 

比較用の瓶に採取している真っ黒いATFが、最初オイルパンから抜いたものです。

エンジンをかけた時点で既に中には4リットルのATFが混ざっているにも関わらず、

真ん中のモニターに流れ込んでくるATFは、まだまだ真っ黒ですね!

 

 

 

 

 

 

どんどん圧送交換を進めて行きます。

 

 

 

 

 

早めにATF交換を実施されたおかげで、

交換に使ったATF量は比較的少なくて済みました。

 

最初に抜けた分の補充で4リットル充填しましたが、

そのあとは5リットルの圧送交換を2回。

そして、最後の油量調整で0,5リットルを補充。

 

いつもなら、20リットル使ってもまだ綺麗にならない事も多いのを考えると、

やはり早めのATF交換は大切だと実感しました。

鉄粉があちこちにこびりついてしまう前に、

早めのATF交換を行ってあげて下さい。

(もちろん、交換効率も高く負担も低い「圧送交換」で!!)

 

 

 

 

ATF油温50℃で、レベルゲージの真ん中の膨らみ部分に位置する様、

ATF量を調整して完了です。

 

 

 

 

写真左から、

 

・新品のWAKO'S ATFプレミアムスペック。

・最初にATオイルパンから抜き取ったATF。

・トルコン太郎の接続を解除する際に流れて出て来た、現在アテンザの中に流れているATF。

 

です。

最初は透明度も全く無く、真っ黒に汚れていたATFでしたが、

合計14.5リットルのATF使用量で、ここまで綺麗になりました。

 

プレミアムスペックは100%化学合成の高性能ATFです。

特筆点はあまりに多く、

それなのにWAKO'Sのメーカーサイトでの紹介があまりに簡潔です(笑)

一応参考までに → WAKO'S プレミアムスペック

 

 

 

 

 

 

 

この3連休、初日は友人の結婚式に参列。

幸せをたくさん分けて貰ったその夜に、娘と二人で大阪へ。

 

 

 

翌日、シュテルン近鉄の本社にて、会社面接です。

責任者面接 → 役員面接 → 適性検査 を行いましたが、

付いて行った私までもがハラハラドキドキ(笑)

工場見学では娘を差し置いて私の方が、目がキラキラ(笑)

 

面接の結果は約1週間後、正式に学校を通じて連絡が入ります。

希望勤務地は奈良県にある、シュテルン奈良学園前店。

今年11月に新社屋完成だそうで・・・

なんともうらやましい(笑)

 

 

ついこの前まで、

出勤前の私の足にしがみついて来て泣きわめき、

夜は一緒に寝るんだと目を真っ赤にして起きて待ってくれていた娘が、

気が付けばもう18歳。

私の後を追って整備士になると言ってくれた時には、

複雑ではありましたが嬉しかったのを覚えています。

 

先日行われた3級の整備士資格にも無事合格

(間違いない!と娘が言うものですから・・・。まだ正式発表前ですが)

 

 

初日に参列した友人の結婚式でも思いました。

あんなに泣いていた娘に、いつか泣かされる日が来るのだろうなと。

(来なければ来ないで、それは困りますが)

 

 

さっ、休み明けからもしっかり頑張らなくっちゃ!!

お父さん、まだまだ娘には負けてられません!!

 

 

 

 

 

今回のATF圧送交換では、

上記内容も含め以下の作業を行っております。


 ・ATオイルパン脱着清掃

 ・ATFストレーナー交換

 ・ATF(WAKO'S ATF プレミアムスペック)交換


ご用命、ありがとうございました<(_ _)>


 

 


ご用命、ありがとうございました<(_ _)>

 

 

 

 

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