一般整備-ポルシェ ボクスター(986)エキマニとマフラーの交換他 | フリークのブログ

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自動車の整備を、もっと身近に、もっと分かりやすく!!

「それって幾らになるの??」にも、明確にお答えします(^^)

最初はエキマニの交換をご依頼頂きましたが、

追加でリアマフラーの交換もご依頼頂きました(^^)/

しかも、程度のいいサクラムを手に入れられたそうで!!

 

マフラー交換とは別作業で、左側ドライブシャフトインナー周辺の修理も行います。

 

 

 

リフトで上げて、エキマニの取り外しに取り掛かります。

 

 

 

どのボルトも錆付いているので、ラスペネをしっかり浸透。

 

 

 

 

エキマニ取付部もちょっと厳しそう(^^;)

 

 

 

 

 

 

ナットは錆びて丸くなっています(^^;

 

 

 

 

一部のナットは溶接されているけど、

外れそうな気がしない・・・(笑)

 

 

 

 

 

案の定・・・

一部は、ボルト頭なのかナットなのかも分からないレベル。

 

 

 

 

 

そして最悪な事に、エキマニのボルトが・・・

簡単に折れちゃいました(T_T)

 

 

 

 

折れたボルトを取り外せたので、取付面を綺麗に磨き上げ。

 

 

 

 

 

右バンクも磨き上げ。

 

 

 

 

 

 

エキマニを仮り合わせ。

でも、ここに来てまた問題が・・・

 

 

 

外側に大きく張り出すエキマニ形状の為、左バンクではホースに接触しています。

 

 

 

 

右バンクはもっと問題(-_-;)

エンジンの一部に干渉して、取り付けが上手く出来ません。

 

 

 

 

がっつり当たっていて、

この状態ではエンジンとエキマニの間にかなりの隙間が出来てしまいます。

 

 

 

 

オーナー様、結局このエキマニの取り付けを諦めるとの事。

売るにも売れないので、処分という結果になるという事でしたから、

ダメ元で任せて頂く事に。

 

緩衝する箇所をへこませて、エンジンの一部も、問題無い箇所を少しだけ削り、

ちょこちょこと加工を進めて行って、どうにか取付出来るようになりました(^^)

 

 

 

 

リアバンパーを取り外して、マフラーを取り外し。

 

 

 

 

左バンクのエキマニは取付ずみ。

ホース回避はのちほど。

 

 

 

 

左右バンク取付。

結構いい感じ(^^)

 

 

 

 

関節部も錆でなかなか動いてくれなかったけど、

どうにか緩める事が出来て、取り外し完了。

 

 

 

 

 

 

マフラーが外れたついでに、シフトロッド リンケージ部をグリスアップ。

 

 

 

 

触媒は装着しますので、

取り外したリアマフラーを更に分解。

 

 

 

 

ところが、今度は触媒との接続部。

ボルトナットがエンジンと干渉する・・・_| ̄|○

 

一度エキマニごと取り外して、触媒を先に取り付けてからエキマニを接続。

 

 

 

 

左右バンクのエキマニ、

そして触媒、ラムダセンサーも取付。

 

 

 

 

サクラムのマフラー、ようやく取付(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サクラムマフラーと触媒の接続部、

お持ち込み頂いた新品の継手は少し大きくて廃棄漏れを起こした為、

元の継手を使わせて貰いました。

 

内側にはスレッドコンパウンドを塗布。

今後の調整や脱着の際にスムーズに動く様に、焼き付きや錆防止を施しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例のホースはエキマニから少し距離を取れそう。

 

 

 

 

それでも結構な熱が加わる可能性が高い為、

遮熱シートを用意。

 

 

 

 

 

二重に巻いて、

 

 

 

 

出来るだけエキマニから離した状態で固定。

 

エンジン始動後、しばらく置いてから様子見。

その後試運転も行い、走行直後も確認しましたが、問題無さそう。

ただ、やっぱり気になるので、近くまで来られた際は寄ってみて下さい。

 

 

前後しますが、

最初に作業した左側ドライブシャフトインナー周りの作業を。

 

 

 

ミッションフランジを新品に交換。

国内在庫なしの上、見積もりは非常に高かったので、

イギリスから輸入。

 

 

 

 

動きの渋かったドライブシャフトインナージョイント。

先端のリッドを取り外すとこの状態になります。

 

 

 

 

ジョイントを取り外して、

 

 

 

 

シャフトは綺麗に掃除。

 

 

 

 

 

 

ジョイントも分解して綺麗に掃除。

傷が無いかなどをしっかりチェック。

 

 

 

 

そして組み付け。

 

 

 

 

 

ブーツを装着。

耐熱タイプの等速ジョイントグリースを充填。

 

 

 

そして新品のリッド裏にも充填。

 

 

 

 

そしてジョイントに組み付け。

 

 

 

 

 

ミッション本体に組み付け。

取付のボルトは全て新品に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の作業では、上記内容も含め以下の作業を行っております。


・社外エキマニ取付(加工含む)

・エキマニガスケット交換

・エキマニ⇔触媒間ガスケット交換

・エキマニ取付ボルト全数交換(ステンレスボルト)

・エキマニ⇔触媒取付ボルト全数交換(ステンレスボルト+ナット+プレーンワッシャーセット)

・ミッションフランジ交換

・ドライブシャフトインナージョイントリッド交換

・等速ジョイントグリース

 


ご用命、ありがとうございました<(_ _)>

 

 

 

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