ミニをお買い上げ頂き、ありがとうございました。
お買い上げ頂きましたミニの納車整備です。
お買い上げ頂いたお客さまに、どの様な整備を行っているのか、
その内容を少しでもお伝え出来ればと考え、作業風景を撮影しております。
◆◆お願い◆◆
本文中に専門用語なども出てまいります。
理解しにくい内容になってしまうかも知れませんが、
解説付きのだらだらと長い文章になる事を避ける為、
専門用語の使用についてはご理解下さい。
なるべく解りやすくお伝え出来る様、努めてまいります<(_ _)>
◆◆◆◆◆◆◆
それではご説明に移らせて頂きます。
まずはリフトで上げて各所点検を行います。
アンダーガードやグリルを取り外し、エンジンオイルとオイルエレメントの交換を行います。
基本設計の古いエンジンですので、オイル滲みは付き物です。
現在の高性能エンジンオイルを入れると粒子が細かい為更に滲みやすくなりますし(^^;)
その為、新しく入れたエンジンオイルには、
ガスケットなどに作用して各所ガスケットの弾力を回復してくれる添加剤を入れております。
狭いエンジンルームの左側(助手席側)にあるのはラジエータです。
月一程度で構いませんので、エンジンがしっかりと冷えている時に
ラジエータキャップを開けて冷却水量を点検してあげて下さい。
走行中に熱くなって膨張し溢れた冷却水は車外に排出されてしまいますので、
どうしても量が減ってしまいます。
現時点で濃度は高めに調整していますので、補充は水道水で大丈夫です。
元々しっかりと手の入れられていたミニでしたので、作業は定期交換部品にとどまりました。
ミニのエンジンオイルは、エンジンオイルがATフルードの役割も併せ持っています。
その為、3000km毎には交換を行ってあげて下さい。
次回交換の走行距離は、運転席ドアを開けた所に貼っております。
参考にして下さい。
ここからは、ミニの各スイッチの使い方を説明させて頂きます。
まずはオーディオ。
アルパインのCDデッキを装着しております。
オーディオパネルにある蓋を取り外しますとUSBポートがあります。
USBメモリーなどにMP3でオーディオを入れておくと、このデッキで再生する事が出来ます。
アップル社製品(i-podやi-phoneなど)をお持ちの場合は、
このケーブルを差し込むと音楽の再生が出来ます。
このレバーはライトスイッチです。
下に下げると、スモールライト → ヘッドライト と点灯します。
このスイッチはハザードスイッチです。
このスイッチを押すと、リアガラスの曇りを取る事が出来ます。
時計回りに回すほど、風は強くなります。
左横のレバーは、暖房の吹き出し口の調整レバーです。
夏になるとエアコンの出番がやってきます。
このミニには吊り下げ式クーラーが装着されています。
このダイヤルを下に回すと風が出ます。
MAXまで回すと結構強く風が出ます。
このレバーを黄色い矢印の方向(根元に向かって)に押すと、ぷっぷ~とホーンが鳴ります。
ハンドルの真ん中をどんなに押そうとも、ホーンは鳴りません(^^)
続いて鍵の説明です。
3本あります。
一番大きな、取っ手が黒い鍵はエンジンを掛ける鍵です。
小さい鍵の内、両方がギザギザになっているのが、燃料キャップの鍵です。
真っ直ぐ差し込んで、反時計回りに回しますとロックが解除され・・・、
燃料はハイオクガソリンです。
満タンまで入れすぎるとこぼれたりしますので、少し少なめに入れてあげて下さい。
この鍵で、運転席・助手席・トランクのロックが出来ます。
だいたいはこんな感じですが、あとは実際に乗って触って頂くのが一番かと思います(^^)
もし解らない事がありましたら、いつでもお問い合わせ下さい。
上記交換部品も含め、今回の納車点検整備では、
・エンジンオイル交換
・オイルシールコート剤添加
・オイルドレンパッキン交換
・オイルフィルター交換
・冷却水交換
・ブレーキフルード交換
・バッテリー交換
・ワイパーラバー左右交換
以上を作業しております。
交換を必要としなかった部品につきましても、
各所点検・調整・清掃・グリースアップなど行っております。
あと、運転席ドアの凹みの修理や、
運転席・助手席ドアに開いていたミラー等の取り付け穴、
フェンダーに開けていたミラーの取付穴など、
余分な穴などは全て綺麗に埋めてスムージングしておきました。
納車までお待たせ致しました。
ありがとうございました<(_ _)>
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