あり得ないような出来事が、

5/12の夜のニュースとして流れた。

 

同日の夕方5時ごろ、

JR山手線内回りの電車の8号車内に、

「ヘビのような生き物がいる」と連絡があり、

駒込駅で8号車は立ち入り禁止となった。

 

その後、大崎駅で乗客を降ろし、

車両センターで点検したところ、

2時間後にヘビが発見されたという。

幼いアオダイショウであるとか。

⇩  ⇩  ⇩

 

4/16日の午後5時台には、

東海道新幹線・こだま730号の6号車でも、

ヘビ1匹が発見され捕獲された。

体調40センチ近くあるヘビで、

日本のヘビではないようだったので、

ペットが逃げ出したのかもしれない。

ヘビは持ち込み禁止の生き物である。

 

ニュースに接したとき、

若年性認知症の妻が、

まだ電車に乗れたころに起こらなくて、

つくづく良かったと思った。

何故かといえば、

妻が大の苦手とする生き物だからである。

 

 

以前のブログでも書いたが、

最初の調薬入院から退院した翌日から、

妻は正体不明のヘビに怯えた。

部屋の中なのに「ヘビいる?」と訊かれた。

1度だけでなく、しばらく同じことを尋ねた。

 

絨毯の柄や、ソファーカバーのデザインが、

ニシキヘビのようなヘビの模様に見えたのか、

「怖い、怖ーい」と5歳児のように怯えた。

アルツハイマーの進行により、

視空間認識に問題が起きていたのだろう。

 

認知症の人は床面の模様などが、

段差や穴に見えることがある。

惣菜に振りかけた黒ゴマが、

たかったアリに見えることもあるらしい。

妻の場合には大嫌いなものに見えたのだろう。

下記のサイトをクリックして見ると、

イメージいやすいかもしれない。

⇩  ⇩  ⇩

 

何はともあれ、

電車にヘビは勘弁してもらいたい。

都会に住んでいると、

ヘビなんて5年、10年見かけることはないが、

そこを1周する電車に現れるとは、

あまりにアンビリーバブルな出来事である。

 

映画『耳をすませば』みたいに、

猫が乗り込んでくるのはウエルカムだが……。

 

 

のち白ワインワイン!

 

2021 Vin D’Alsace Cuvée Anne-Laure Pinot-Gris [フランス/アルザス]

 

1500円台で買える中辛口のかなり美味しい白ワインが、このキュヴェ・アン・ロールのピノ・グリ。酸、果実味とも高く、トロリとした印象がする甘酸っぱい味わいのワインで、アプリコットや桃の香りがし、余韻は長め。オススメの1本です!

 

 

九州の田舎育ちの妻にとって、ヘビは見慣れたものだが、カエルの生まれ変わりと思うほど、怖がっていた。都市近郊の商業地区に暮らしている限りは、10年に1度見るか見ないかの生き物だが、一昨年は4回も目の前を横切られた。アオダイショウが3回、ヤマカガシが1回。毒があるやつは勘弁だが、それよりも僕にとっては怖いのは、暑くなると元気になる、動きが早い黒っぽい昆虫である。

ひとりだと「キャー」と叫んでも、自分で闘うしかない。二人のときは妻が撃退担当だった。網戸をしていても、夜窓を開けていると、ほんのちょっとの隙間から入ってくるので厄介だ。

昨夜、零時半を過ぎ休もうとしたら、その厄介な奴に忍び込まれた。まだ5月なので油断をしてしまい、窓が3cmほど開いていた。退治はできたが、蔓延した殺虫剤臭で体調を乱し、しばらく眠れなかった。

 

※土曜は休載日ですが、5/18は更新し、翌5/19は休載とさせていただきます。

 

(以前書いた関連する内容のブログです)