keroぴょんは特定の政党を支持していない。
2大政党を望む声があるが、
政党政治そのものが、
時代にそぐわないという意見もある。
議員個人がなるほどという主張をしても、
いざというときに党議党則で、
有権者のニーズと異なる行動をされると、
代議員制とは何かと思うときがある。
以前にも書いたが、代の字を略すから、
みんなが勘違いをしてしまうのかもしれない。
略さない場合には、
士業になってしまうのもどうかと思う。
4/23の衆議院農林水産委員会で、
日本共産党の田村貴昭議員が、
国民の健康に関して、
とても有益な質疑を行った。
(代)議員が追究したのは人工甘味料である。
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アスパルテーム、スクラロース、
アセスルファムカリウムなどの人工甘味料は、
砂糖よりも数百倍も甘く、
飲料や菓子類など、
幅広く食品全般に使用されている。
だが長期的に摂取した場合には、
様々な病気を引き起こすリスクが、
欧米の疫学研究により明らかになっている。
昨年5月、WHOは非糖質甘味料を
体重管理には使用しないよう勧告をした。
成人の 2 型糖尿病、心血管疾患、
死亡率の増加など、長期使用による
望ましくない影響が示唆されている。
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ちなみに甘味料には、
糖質系と非糖質系があり、
砂糖や澱粉由来の糖、乳糖などは糖質系で、
非糖質系には、
天然甘味料と人工(合成)甘味料がある。
2017年7月19日の日本経済新聞サイトに、
「ダイエット系炭酸飲料 飲み過ぎで
脳卒中や認知症に?」という記事が載った。
この記事によれば、
サッカリン、アセスルファムカリウム、
アスパルテームが添加された
炭酸飲料を毎日摂取しているグループと、
まったく飲まないグループを比べた場合、
脳卒中や認知症のリスクが2~3倍高まると、
アメリカの疫学研究で示されたという。
もう少し具体的に見ると、
まったく飲まないグループと比べ、
「最近の摂取頻度」が1日1回以上の場合、
認知症のリスクは2.20倍、
うちアルツハイマー型のリスクは2.53倍。
「長期的摂取頻度」が1日1回以上の場合、
認知症のリスクは2.47倍、
うちアルツハイマー型のリスクは2.89倍とか。
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質疑の中で議員は専門家の声を借り、
「甘い食べ物全般を減らす食生活が重要」と、
述べているが、砂糖のリスクについては、
以前このブログで書いた。
また、どんな糖が認知症を招くかも書いたので、
そちらと合わせてお読みいただきたい。
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