妻の入院中の病棟で、
新型コロナ感染者が発生したことを契機に、
アルツハイマー病と新型コロナウイルスとの
相関性について前半では書いた。
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11/5付のTHE EPOCH TIMESにより、
“炎症”がキーとなっていることが解った。
そしてCovid-19ウイルスだけではなく、
以前から存在するほかのウイルスとも、
相関性があるというところで、
前回は話を終えたのだが、
同メディアによる記事の続きを見ていこう。
今年2月14日に発表された
米国国立衛生研究所(NIH)の研究結果では、
肺炎を伴うほどの重篤な
インフルエンザウイルスによる入院が、
診断15年後のアルツハイマー病、
血管性認知症、パーキンソン病、
筋萎縮性側索硬化症(ALS)を含む
いくつかの神経変性疾患のリスク増加と
関連していたことが判明したという。
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また最近の別の研究で、
単純ヘルペスウイルス1型が、
アルツハイマー病のリスクを高める
可能性があることを発見した。
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単純ヘルペスウイルスについては、
こちらが参照となるだろう。
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神経内に潜伏していることが多く、
ストレスによって再活性化することがある。
研究者らは帯状疱疹がウイルスを再活性化し、
アミロイドの蓄積を引き起こす
可能性があることも発見したという。
これを読んで思い出したことがある。
アルツハイマー型若年性認知症の妻は、
まだ認知症を発症する前のことだが、
仕事のストレスで悩まされているとき、
手に帯状疱疹が現れたことがあった。
アルツハイマー病を含む神経変性疾患と、
ウイルス感染症との関連性があるのは、
上記を読んでいただいて判ったと思うが、
正確なメカニズムは明らかではないという。
だが炎症に関与していることは、
間違いがなさそうである……。
英文の元記事を読みたい方は、
下記をクリックしてお読みください。
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(「アルツハイマーと新型コロナ等のウイルスとの関係」終わり)
のちワイン!
2012 I.G.P. Pays de L’Hérault Le Mourvèdre de la Chapelle [Domaine de Saint Dominique]
(フランス/ラングドック・ルーション)
南仏のバックヴィンテージのもので、ブドウはムールヴェードル100%の熟成赤ワイン。10年経っているが、紫みをしっかり残した色合い。黒い色系のドライフルーツやプルーンの香りがし、柔らかい口当たりの1本だった。
ウイルス感染症により炎症が起こることが、引き金になっているのであれば、重症化を避けるために思い浮かぶのが、ワクチン接種だろう。NIHのサイトには「ワクチン接種は、彼らが調べた症状のリスクの一部を軽減する可能性がある」と書かれている。だが、それはあくまでの可能性でしかない。
10/8放送の読売テレビで、京都大学医生物学研究所附属感染症モデル研究センター准教授を務める宮沢孝幸博士の仙台駅での憂国演説が放送された。ウイルス研究の第一人者である同博士は、新型コロナウイルスとワクチンの関係を解析し、興味深い発言をされた。真実ならば、NIHのサイトに助言は、一考の余地がありそうだ。宮沢博士の発言内容を知りたい方は、下記をクリックしてほしい。
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https://twitter.com/JINKOUZOUKA_jp/status/1711176896854241503
※明日のブログは、通常通り更新をします。
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