アルツハイマーの症状が進行し、

入院中の妻の病院では、

世間の動きとは裏腹に、

新型コロナが5類に引き下げられて以降、

15分間の面会が中止となってしまった。

 

おそらく原因は人の動きの活発化で、

それに伴いクラスターが発生してしまい、

いまだに収まらないからなのだが、

2類下でも感染者を出していなかった

妻の病棟にも先週末、

ついにウイルスが侵入してきた。

 

いまのところ妻は大丈夫なのだが、

そもそも妻が再入院に至ったのは、

オミクロン株に感染し、

1週間ほどで体調が回復して以降、

週替わりで中核症状・BPSDの症状が、

激化したことがきっかけとなっている。

 

新型コロナウイルスは、

アルツハイマーを進行させるのだろうか?

当時の妻の主治医曰く、

患者を診てきた実感で相関性があるらしい。

 

 

11/5付のTHE EPOCH TIMESという、

ニューヨークに本部を置くメディアに、

アルツハイマー病新型コロナウイルス

感染症およびその他の一般的なウイルス

感染症と関連している」という記事が載った。

 

この記事によると、

アルツハイマー病と新型コロナウイルスは、

連携して脳にダメージを与えているという。

そして新型コロナウイルスに限らず、

過去の研究ではウイルス感染と脳変性疾患が、

関連づけられていると書かれている。

 

ケースウェスタンリザーブ大学の特別教授、

パメラ・デイビス博士は記事の中で、

「重要であると考えられている2つの要素は、

過去の感染症、特にウイルス感染症と炎症」と

述べているのが興味深い。

 

つまり炎症に、

新型コロナウイルスが関与するだけでなく、

ほかのウイルスも同様な働きをしているのだ。

 

このブログでも過去に何度か、

2冊の本を紹介するかたちで、

アルツハイマー病の大きな要因は、

“炎症”であると書いてきた。

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では、Covid-19以外にどんなウイルスが、

アルツハイマー病と関係があるのだろうか?

長くなったので、次回にしたい。

 

(つづく)