シラスウナギの不漁で、
漁業資源保護の観点から、
一時は予約制にまでなっていたウナギだが、
そんなことはどこ吹く風と、
あちこちの店頭にウナギの蒲焼が溢れている。
資源が回復したと思っていたが、
シラスウナギは不漁気味で、
おいしさに気づいた中国の人たちと、
ウナギの取り合いになっているという。
それがウナギの価格自体を
押し上げている原因になっているという。
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ウナギの蒲焼にしろ、初詣にしろ、
伝統なんかではなく、
マーケティングの産物である。
土用の丑の日にウナギを食べるというのは、
平賀源内の発案だが、
糖尿病になるほど栄養が偏った現代人には、
いまや滋養は過分なものかもしれない。
とはいえ、ウナギは旨い。
誕生月に土用の丑の日があるので、
若年性認知症を発症する前の妻とは、
バースデーランチ代わりに、
ウナギを食べに行ったものだ。
ひとりで鰻屋に行く気にはなれないが、
蒲焼きになったものをスーパーなどで買い、
自宅で食べる場合、
日本酒などを用いちょい工夫すると、
専門店で食べる味に近づくという。
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入院中の妻の病院食に、
まさかウナギは登場しないだろうが、
“ウナギ獲り名人”の娘には、
せめてひと口だけでも、
食べさせてあげたらなぁ……。
ところで土用の丑の日に、
ウナギより気になるものを見つけてしまった。
こっちのほうが楽しみかな
▲カニかま程度のクオリティを期待したいが……
▲長いだけのエクレアだけどこっちも旨いはず
(過去のウナギの記事はこちらをクリック)
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