こんにちは!タコリーナです!タコ
 
 
フィレンツェのあちこちに、、
 
食べかけのケーキ(やり残し)があるタコリーナですが。。。
 
前回からフィレンツェの隣町、プラートに来ています。。
 
あ、、
 
妄想ですよ!!
 
実際は千葉から妄想しています。。(笑)
 
 

妄想旅中。。。
 
 
 
そして前回は、、、
 
プラートの銘菓ビスコッティは、、、キョロキョロ
 
カントゥッチとも呼ばれていてややこしや。。チュー
 
と思って調べてスッキリするも、、、
 
結局ややこしかった。。爆  笑
 
と言ったお話をいたしました。。
 
 
 
さてさて、、、、タコあせる
 
ビスコッティを楽しく頂いた後は、街歩きを楽しみたいですよね♪ウインク
 
プラートといえばフィリッポ・リッピ。。ウインク
 
フィリッポ・リッピは尻軽でしたが、芸術の才能に長けていたので、メディチ家の庇護を受け続けることが出来ました。。
 
プラートの大聖堂にはそんなフィリッポ・リッピの大作『聖ステファノと洗礼者ヨハネの生涯』(壁画)があります。。
 
完成には十数年間を要し、フィリッポはその間、工房をプラートに移していたそうです。ニコニコ
 
弟子のボッティチェッリも移り住み、壁画制作を手伝ったそうな、、、キョロキョロ
 
 
さて、その壁画の一つ『ヘロデの宴』には、あのサロメの物語が描かれていています。。
 
洗礼者ヨハネの殉教の場面ですね。。。
 
  *************
 
ヘロデ王アンティパス(ヘロデ大王の後継ぎ)は異母兄弟の妻へロディアと不倫の末、略奪婚をした。。
洗礼者ヨハネはそれを“禁じられた近親婚”と非難、アンティパスはヨハネを尊敬していたが、その発言の人々への影響を恐れてヨハネを捕え、投獄してしまう。。
一方、妻へロディアはヨハネを強く憎んでいた、、、
 
そんなへロディアには若く美しい連れ子(娘)がいた。サロメである。。
 
ある日、アンティパスの祝宴の席でサロメは見事な踊りを披露する。
アンティパスはいたく喜んで『褒美に何でも好きな物をあげよう』と約束する。
サロメが母へロディアに相談すると、母はこう所望させた。。。
 
『盆に乗せたヨハネの首が欲しい・・』と。。。
 
ヘロデ王はさすがにためらうも、約束した手前、後にも引けず刑史にヨハネの斬首を命じた。そして、、
刑史は斬首したその首を、盆に乗せて持って来た。。。
 
サロメはその(首の乗った)盆を受け取り、母親に差し出した、、、
 
  *************
 
といったところが一番有名な部分でしょうか、、、キョロキョロ
 
そして、この最後のシーンはイタリア内外の多くの巨匠たちもこぞって描きました。。
 
しかし、大体は物語そのままには描きません。。
 
聖書の物語ではサロメは、さして重要な位置付けはなく、、、
 
単に母親に操られているに過ぎない平凡な娘。。。
 
しかし、それでは面白くありません、、、えー
 
と言う事で、、、
 
サロメは悪女として描かれるようになっていったようです。。
 
例えば。。。
 
話では、ヨハネの首は盆に乗せられた状態で持ってこられる、、
 
はずが、、、キョロキョロ
 
描かれている多くの絵の構図は、、、
 
刑史がヨハネの首を持ち、サロメの持つ盆の上に、まさに乗せようとするころ。。。
 
だったりします。。。
 
だって、、、えー
 
若く美しい悪女サロメが盆を持ち、その生々しいヨハネの首を受け取る…
 
この方が絶対的にインパクトありますものね、、、爆  笑
 
こんな場面がバーンと大きく描かれているものだから。。。
 
閲覧注意なものも多々ですが、、、、(笑)
 
サロメの表情や描かれ方も作者によって様々で興味深いです。。。
 
勿論、物語に忠実に描かれているものもあるのでしょうが、、、
 
こうなる風潮は、、
 
いつの世も同じな気がいたします。。(笑)爆笑
 
 
 
さて、話をプラートの大聖堂に戻しましょう。。。
 
そんな生々しく描かれる事の多いサロメですが、、キョロキョロ汗
 
ここの壁画にか描かれている『ヘロデの宴』では、一つの絵に3つの時間が流れていて、、
 
盆&首の構図(首受け取り、首差し出し)は両端に描かれ、、
 
メインとなる中央の絵には、、、
 
宴の席で妖艶かつ、しなやかに踊る美しいサロメの姿が描かれていて、妖しい魅力を放っているそうです。。
 
これは観たい!!爆笑
 
 
 
そんなこんなで、、、
 
ビスコッティ。。フィリッポ・リッピの大作と、、、
 
期待感いっぱいのプラートですが。。。口笛
 
一方で、こんな問題も抱えているようです、、、キョロキョロ汗
 
プラートは古くから繊維業で栄えた街でもあり、多くの移民も受け入れました。
 
特に中国からの移民が多く、20世紀後半以降、工場等で働いていた中国人移民が、今度は経営者となってプラートに工場や会社を設立し、欧州最大とも言われる中国人コミュニティを作っています。。
 
それはギブアンドテイクの良い関係を超え、様々な問題を生み出しているようです。。
 
 
『お菓子の街』という、可愛らしい異名をもち、、
 
芸術のかほりも放ちつつ。。。
 
深刻な問題も抱えるプラート。。。
 
どんな街なのか、、、
 
行ってそのお顔を確かめたいところでございます、、ニヤリ
 
。。。。。。。。。。。
 
さぁ、、、
 
フィレンツェに帰りましょうか。。。おねがい
 
 
と行きたいところですが、、、キョロキョロ
 
 
キリがありませんね。。(笑)爆  笑
 
 
また改めて来ることに致しましょう。。ウインク
 
 
そして、、、
 
 
今度はフィレンツェの美味しいものでも食べたいですね!!
 
 
食べかけのケーキも置いてきましたし。。。(笑)爆  笑あせる
 
 
ではではまた!
後程ーポ!!
 
 
ミニトマト(アイコ)。。
 
二週間ぶりに畑に行ったら。。
 
雑草はボーボー、トマトは真っ赤っか、、
 
今週はトマトウィークで御座います。。
 
 
 
 
食べるぞー!!(笑)
 
 
 
ブログランキング(IN)

にほんブログ村 旅行ブログ イタリア旅行へ
 

ブログランキング(OUT)

にほんブログ村 旅行ブログ イタリア旅行へ