海のフライロッドはとにかく高い。大体10万円は覚悟が必要なのだが、最初に始めるのに10万円は高すぎる。かと言って適当に安いフライロッドはとにかく使い辛い。

ベストはカスタムフライロッドなのだが、そんな面倒くさい事する人は少ないと思うし、やってくれるショップも少ない。

新製品が出る度に試投したり、購入してきたりしたが、大体どの商品も“コレ良いな”と思う竿はハイエンドクラスの竿ばかり。特にソルト用のフライロッドはどれも値が張るものばかりであった。

しかし一本だけずっと使い続けているミッドクラスのフライロッドが有る。

それが
Scott Tidal “7番”である。

8番では無く7番である。
勿論8番も持っているが、あまり使わない。

全てにおいて良い部分しか無いので、先に唯一の欠点だけを上げておく。
その欠点とはシンクレートの高いラインは使用し辛い。しかしその点はどの竿も同じである。唯一フローティングラインもシンクレートの高いシンキングラインも同様に扱える竿はGLoomisのCross Currentぐらいである。

とにかくこの竿軽くて強い。
振り抜けも良く“パリ”としたファーストテーパーなのでラインコントロールがしやすいのだ。なので海に付き物の風にも負けない。

それに少々雑に扱っても全然問題ない。海のフライロッドで雑に使っても大丈夫な事は最も重要な要素だと私は思っている。

因みに今使用している私のTidalは、4年前に使用し適当に水で流してケースに仕舞い込んで船の中に放置しておいたものである。にも関わらずガイドに錆びもついていないし、竿が反り返ったりもしていなく普通に使用出来る。まるで何処かの竿とは違うのである。

それよりも値段が安くて使いやすい物となるとそこはもうカスタムフライロッドしかない。実際シーバス、クロダイ用に一本ロッドをビルディングしている途中なのだが、出来上がる迄私はScottのTidal #7を使用する。