久しぶりに痺れるぐらい釣りが上手いお客様が乗船してくれた。

その方は決してプロとかでは無く、趣味で釣りをされている一般的なアングラーだ。

 

ガイドは何時間も背後から人の釣りを、生で見続ける事が出来るレアな商売である。

人の釣りを背後から見ていて釣りが上手い人の特徴をあげると。

  1. キャストが正確である
  2. 水流と風を考慮して釣りをしている
  3. とにかく試す
  4. 考えながら釣りをしている
  5. 集中力を維持出来る
1.キャストが正確である
ここで間違えないで欲しいのは、
”キャストが上手い”事では無い。
 
確かに釣りが上達する早道はキャスト練習を繰り返し、
キャストが上手くなる事だ。
 
しかしキャストが上手いだけでは魚は釣れるようにならない。
どんなに飛距離が出せる様になっても、
ピンポイントに正確に投げれる様になっても、
一般的な人が投げれない様な所にキャストできる様になっても、
そこに魚がいなければ釣果は出せない。
 
釣りが上手い人はおしなべてキャストスキルは高い。
それは事実であるが、ただキャストが上手いだけでは無い。
それ以上に落とす場所が正確で無駄がないのだ。
 
⒉水流と風を考慮して釣りをしている
空中と水中では全く流れが異なっている。
 
空中から水中に糸を通して針を投げ込んでいるので、その両方を考慮しないと針先は魚の口元まで上手くたどり着けない。
 
上手い釣り人は水中で何が起こっているのか、
そこで自分の針を届かせるためにはどうすれば最適なのかを常に考えながら釣りをしている。

 

つまりラインコントロールを常に水流と風を読みながら行っている。

 

⒊とにかく試す

ここが難しいのだが、下手な釣り人もとにかく試す。

上手い人と下手な人の違いは、

”意味のある行動なのか、無意味な行動なのか”の違いである。

例えば上手い人は魚が釣れているタイミングで針の交換とかは必要最低限以外しないし、パターンを大きく外す事は意図がない限りはしない。

 

逆に下手な人は、必要な時に針の効果を行わずに釣れ出してから交換したり、

興味だけで大きくパターンを外した釣り方をしたりする。その間に地合いを外したり、釣れる魚も釣れずに終わってしまうパターンを良く目にする。

 

⒋考えながら釣りをしている

釣りは一見のんびりしている印象や一心不乱に行う趣味の様に思われがちだが、

決してそうではない。

 

常に回りや水中を感じながら、想像しながら行わないと魚は釣れる様にならない。

 

上手い釣り人を背後から見ていていつも感じる事は、行動に意味がある。

ただ漫然と投げて、落として、回収している人はいない。

 

⒌集中力を維持出来る

長い時間一緒に釣りをすると判る事があるが、

上手い人はここぞのタイミングを熟知しているので集中力を切らす事が無い。

 

その反面一般的なアングラーは余程釣り好きで長時間出来る人でも、集中するタイミングを外している事が多く、総合的に集中出来ている時間が短い傾向にある。

 

その他にも釣り運を持っているとか、素直であるとか、釣果を上げる釣り人の要因は様々あるのだが、そこは生まれ持った部分も大きいので考えてもどうしようもない。

 

しかし人為的に努力で作り上げれる部分は積極的に取り入れる事で釣果を伸ばせる要因になる事は確かだ。