購入したその日に使いたかったのだが、天候がすこぶる悪く、

三日間釣りに出ることが出来なかった。

 

ようやく風も雨も止み、近くの釣り場に出てきてみた。

このポイントは岸からパイクを狙える貴重な近場ポイントだが、

住宅街に面したエリアだけあり超ハイプレッシャー。

そして魚も滅多に現れない場所なのだが、岸からパイクが簡単に狙える場所は、

この街にはほとんど無くごくごく僅かにあるスポットでの釣りを強いられる。

 

とりあえず今日も目的はこのルアーのチェックである。

しかしどっからみてもふざけたルアーである。

 

先ずは一頭目、、、

 

かなり浮力のあるルアーなようで、沈下速度がかなり遅い。

だが巻くと直ぐに浮き上がってくる。

 

つまりレンジ調整が行いやすい事が伺える。

これはベジテーションエリアで使うには持ってこいだし、

常に上を意識しているプレデターには有効だと言うことが直ぐに分かる。

 

そして反応は直ぐに現れた。

残念ながらバレてしまったが、全く今まで反応が無かったエリアだけに、

かなり期待を持つことが出来た。

 

このルアーから分かったことは、

パイクはかなり水面を意識している事が分かったが、

水面を意識していると言ってもトップまで出てくる程アグレッシブではない。

水面から50cmぐらいのレンジを如何に綺麗に引くことが出来るかと、

水を動かす力と、巨体を動かすに値するだけのボリュームがある事が非常に重要だと言うことが分かった。

 

何故なら同じ場所で小さなジグヘッドを投げていたルアーフィッシャーマンは、

全く同じ場所でしばらく投げていたが何の反応もないままさっさと立ち去ってしまった。

 

その後に入った直後にバイトしてきたと言うことは、

その場所または付近に確実にパイクは存在していた訳だ。

 

この釣行で何となく有効なパイクフライを思いついた。

 

マスキーフライBufordとコノシロパターンのビッグフライに続く....